(この記事は再掲です。)
高校サッカー小説『レッドスワンシリーズ』の著者、綾崎 隼氏が贈る、新時代の青春群像劇『セレストブルーの誓約 市条高校サッカー部』。
待望の文庫化が決定し、2021年7月21日に発売されました。
『青の誓約』から改題され、番外編と後日談を収録。
文庫化を記念して「カクヨム」にて、本文の一部が公開されています。
サッカー強豪校「入れたらそれでOK」という人に読んで欲しい
本文の一部を『カクヨム』で公開!
「セレストブルー」と称された、青森市条高校サッカー部に在籍した4人の部員の独白で綴られる青春群像劇。
綾崎 隼 著『セレストブルーの誓約 市条高校サッカー部』が待望の文庫化!
2021年7月21日にメディアワークス文庫(※1)にて発売されました。
これを記念して、KADOKAWAが運営する『カクヨム』(※2)では、本文の一部を公開。
待望の文庫版には、本編に加え、番外編と後日談が収録されます。
衝撃の序盤から、まさかの展開を迎える第1話…「その手があったか!」と引き込まれ、あっという間に一気読み。
残酷な現実、切ない恋で紡がれる物語に、圧倒的なサッカー愛がほとばしる!
サッカーの魅力に取りつかれた人なら、誰もが経験する「あの感覚」
驚異的な才能に思い知らされる焦燥感、ヒリつくような痛み。
そこかしこに散りばめられたパワーフレーズは、前を向こうとする心にザクザクと刺さります。
「サッカー強豪校に入れたらそれでOK!」という人にはぜひ読んで欲しい。
「それでもサッカーを好きでいていいのだ」
現実の厳しさを説きながらも、包み込むような優しさを感じさせる。
サッカー少年少女にはもちろん、彼らを支え、見守る保護者の皆さんにもぜひ読んで欲しい一冊です。
気になる本編は『カクヨム』で!
※1 メディアワークス文庫
KADOKAWAが発行するライト文芸レーベル。
※2 カクヨム
KADOKAWAが提供する小説投稿サイト。システム開発ははてなが担当している。
7/21待望の文庫化!
『セレストブルーの誓約 市条高校サッカー部』
【作品紹介】
頭脳明晰な名将に導かれ、高校サッカー最高峰の舞台、冬の選手権初出場、初優勝の奇跡を巻き起こした青森市条高校サッカー部。
部員の誰もが一度は恋焦がれたマネージャー、綿貫真樹那。チームを栄光に導いた絶対的エース、篠宮貴希。かつての部員達には、この二人の存在が、青く、鮮明に残っている。
真樹那の心がどうしようもなく貴希に向いていることは、部員の誰もが知っていた。
それが、彼らと同じ「届かぬ思い」だということも。
サッカーがただただ楽しかったあの頃から、変わってしまったのはいつからだろうか。
迫りくる期限と圧倒的な才能を前に、栄光が挫折に変わって行く。
「好き」という思いと、ヒリつくような痛みとの行き来を繰り返し、やがて人は前を向く。
ただひとつの恋と、誰しもの「終わりなきサッカー」にエールを送ってくれているような、切なくも優しい物語。
著者紹介
綾崎 隼(あやさき しゅん )
1981年生まれ。新潟県新潟市出身・在住。
2009年『夏恋時雨』で第16回電撃小説大賞選考委員奨励賞を受賞。
2010年『蒼空時雨』に改題し、メディアワークス文庫よりデビュー。
趣味はサッカー。
作中で、登場人物の趣味とされることも多い。
代表作に、花鳥風月シリーズ、ノーブルチルドレンシリーズ、高校サッカー部を舞台に描く大人気シリーズ、レッドスワンシリーズがある。
気になる本編は『カクヨム』で!最後に
「おお!ここにこの話を持ってくるのか!」
著者の綾崎先生の圧倒的なサッカー愛に、唸りながらの一気読み。
胸を締め付けられるような切なさもはらんでおり、気付いたら涙がこぼれていました。
大好きな競技であっても、アスリートである以上、やがて限界を感じてしまう日が来るのかもしれません。
しかし「好き」という思いまでは止めなくていい。
「ああ、サッカーを好きでいて良いんだな。」
そんな風に思わせてくれる優しさを感じました。
サッカー少年少女はもちろん、保護者の方にもお勧めの一冊です。
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