トレセンとは
目的
日本サッカーの強化・発展のため、
優秀な選手の発掘・育成
選手・指導者のレベルアップ
選手・指導者の交流
トレセン(トレーニングセンター)制度の充実・発展 を図ることとする。
具体的にどんな制度?
U-12、U-14、U-16(女子はU-12、U-15、U-18)を対象とした日本型発掘育成システムです。地区→都道府県→地域→全国にいたるシステムを形成しています。
チーム強化ではなく「個の育成」を目標とし、能力の高い個に対し良い環境と指導を与え、天井効果を排除します。
発掘・選考ばかりでなく双方向の流れを持ち、トレセンシステムを介して全国にビジョンや情報を伝える機能も持っています。
サッカークラブの練習と何が違うの?
トレセンでは、チーム強化ではなく、あくまでも「個」を高めることが目標です。
世界で闘うためには、やはり「個」をもっともっと高めていかなくてはなりません。
レベルの高い「個」が自分のチームで楽にプレーができてしまって、ぬるま湯のような環境の中で刺激なく悪い習慣をつけてしまうことを避けるために、レベルの高い「個」同士を集めて、良い環境、良い指導を与えること、レベルの高い者同士が互いに刺激となる状況をつくることがトレセンの目的です。
テクニックやフィジカルの面から、その「個」のレベルに合ったトレーニング環境を提供することは、育成年代において非常に重要な考え方です。
★例えば所属しているチームが強豪チームのような強いチームでなくても「ナショナルトレセンメンバー」に選ばれれば、その才能をさらに伸ばす機会が与えられ全国レベルで注目されることも増えるかもしれません。
指導者も一緒にレベルアップ
1996年度より情報発信・共有化の機能を高めるために大会形式から研修会形式に変更し、「世界」を基準に抽出された「日本サッカーの課題」から各年代に応じたテーマを設定し、その課題を克服するためのトレーニングやレクチャーを行っています。
また、各地域トレセン指導スタッフや、並行開催される指導者講習会に参加する指導者の方々へ、テーマ・トレーニングキーファクターを明確に示すことにより、各地域・各都道府県トレセンの選手たち、グラスルーツのチームの選手たちにも情報・知識が伝達されていきます。
「ナショナルトレセン」を発信源として、強化・育成のベースが構築されているのです。
ナショナルトレセンコーチ紹介
ユース育成としては「ユース育成ダイレクター」「地域ユースダイレクター」「ナショナルトレセンコーチ[女子担当]」と3種類のコーチがいて、指導者養成としては「指導者養成ダイレクター」「JFAインストラクター」の2種類のコーチがいます。
日本サッカー協会HPで写真付きで紹介されています。
例えばこちらの「地域ユースダイレクター」東北地域統括YDの手倉森 浩(テグラモリ ヒロシ)さん、元U-23日本代表の手倉森誠(テグラモリ マコト)監督とは双子の兄弟だそうです。
photo:日本サッカー協会
地域別の担当コーチはナショトレまとめ記事で紹介しています。
ナショトレ、関トレ…?県トレ…?支部トレ…?トレセンの種類ってどうなってるの?
ナショナルトレセンU-12
北海道、東北、北信越、関東、東海、関西、中国、四国、九州の9地域ごとに行われるトレセン、通称ナショトレ。各地域で年間1回開催され、開催時期は10月頃~2月頃とされています。地域によっては前期と後期にわかれて年2回開催されます。地域トレセンで選抜されたメンバーが主に参加します。例外的に監督からの推薦、公式戦でのスカウトなどからも選ばれて途中参加する場合もあると言われています。※地域や年代によって異なります。
地域トレセン
北海道、東北、北信越、関東、東海、関西、中国、四国、九州の9地域ごとにナショトレ以外にも同じ規模のトレセンを開催しています。関東なら通称関東トレセン(通称関トレ)、九州では九州地域トレセン(通称九トレ)などがあります。東北の東北トレセンマッチデーなどもこれに該当します。回数や時期は地域により異なります。同地域内の都道府県トレセンで選抜されたメンバーが主に参加します。例外的に監督からの推薦、公式戦でのスカウトなどからも選ばれて途中参加する場合もあると言われています。※地域や年代によって異なります。
都道府県トレセン
都道府県ごとの規模で開催されるトレセン。(通称都トレ、道トレ、府トレ、県トレ。)U-12の場合、前期と後期がありそれぞれ選考会を行いメンバーを選出するという流れが一般的です。例外的に監督からの推薦、公式戦でのスカウトなどからも選出され途中参加という場合もあります。※地域や年代によって異なります。
地区トレセン
支部、ブロック、地区、市、区などの規模で行われるトレセン。地域により仕組みが異なります。
兵庫、東京、福岡の例を挙げてみます。
足が遅くても「初速」の速さを追求すればスピードを克服できる―岡崎選手に学ぶ鈍足の努力―
U-12のトレセンの流れ~兵庫県の例~
13地域(神戸・西宮・北摂・尼崎・芦屋・明石・姫路・北播・西播磨・東播・丹有・但馬・淡路)
↓
7月か8月 兵庫都市交流試合 (13地域交流試合)
↓
ブロックトレセン64人(U11)
↓
翌2月 兵庫県都市対抗試合(13地域交流試合)
↓
セントラルトレセン32人(U12)
↓
同7月 後期追加選考 13地域から約3人ずつと現県トレメンバーで試合をして、もう一度32人選考
↓
JFAフットボールフューチャープログラム(全国)2015年度より導入!兵庫からは1チーム(16名)が参加
↓
関西ナショナルトレセンメンバー 7月と12月に選考
U-12のトレセンの流れ~東京都の例~
市区町村トレセン
↓
ブロックトレセン
(16ブロック)
↓
地域トレセン
(7地域)
↓
東京トレセン
↓ ↓
↓ JFAフットボールフューチャープログラム(全国)2015年度より導入!東京からは2チーム(32名)が参加
↓
関東トレセン
↓
ナショナルトレセン関東
↓
ナショナルトレセン
地域や年度によってはこれ以外のくくりでトレセンを行っている場合もあります。
こちらのサイトを参考にさせていただきました。(TOKYO JUNIOR SOCCER SQUARE)
U-12のトレセンの流れ~福岡県の例~
地区トレセン
(市区町村)
↓
支部トレセン
(5支部:福岡・北九州・筑前・筑後・筑豊)
↓
福岡県トレセン
↓ ↓
↓ JFAフットボールフューチャープログラム(全国)2015年度より導入!福岡からは1チーム(16名)が参加
↓
ナショナルトレセン九州
トレセンにはそれぞれ選考会があり、そこで合格した選手がトレセンメンバーとしてトレーニングに参加できます。
選考会だけではなく、大会視察によるスカウトや監督推薦などでトレセンメンバーに選ばれる場合もあります。
※地区・年度によって異なります
他の地域のトレセンの流れについてご存知の方はお問合せフォームより情報提供お願いいたします。
愛知県トレセンの流れ
【愛知県の目指す選手像】(2018年度)
- ハイプレッシャーの中でパーフェクトスキルを発揮できる選手
- プライオリティを正確に速く判断できる選手
- たくましい選手(フィジカル・メンタル)
- 自己管理(自立)のできる選手
このような選手たちの発掘・育成のために、愛知県トレセンは構成されています。
続きはこちら! → 愛知県のトレセンって、実際はどうなっているの?
2017年度開始の新制度!「JFA認定トレセン」
2017年度4月1日からJFAの新しい試みとして「トレセン認定制度」の運用が開始されました。JFAトレセン認定事業の現場で関わるスタッフは、ステージごとに決められたライセンス対象基準を満たすライセンスを保有することが条件となっています。
認定トレセンの目的
トレセン活動の更なる質の向上を目指す。
管轄するサッカー協会による選手の発掘・育成に漏れをなくす。
認定された指導者を通じて、レベルの底上げを行い、JFAの方向性・指針の発信、プレー環境の安全性を高める。
トレセン拠点認定基準
①上位トレセン(ブロック/地区<都道府県<地域<ナショナル)へ選手が選考される仕組みがあること。
②認定された指導者(チーフコーチ及びコーチ・GKコーチ)が選手選考に関わり、直接指導していること。
③指導するスタッフがJFAの定めるステージ毎の「指導者ライセンス対象基準」を満たしていること。
④選手数と指導者数が適性であること。
・U-12:選手10名に対し、指導者1名以上配置。
※追加でGKコーチがつくことが望ましい
・U-14:選手16名に対し、指導者1名以上、GKコーチ1名が必須。
・U-16/U-17:選手22名に対し、指導者1名以上、GKコーチ1名が必須。
⑤活動における「安全・安心対策」が施されていること。
詳細はこちら
2017年度開始の新制度!全国で58の「JFA認定トレセン」が誕生!
次のページではトレセンメンバーを紹介します。
U-12のトレセンの流れ~福岡県の例~ について
実際は下記です。
(支部と地区の言い方が違います)
支部トレセン
(市区町村)
↓
地区トレセン
(5支部:福岡・北九州・筑前・筑後・筑豊)
↓
福岡県トレセン
The above mentioned information is very informative. Now download bollywood movies in hd for free.
Superdry males’s Germany Trophy Sequence t-shirt.