セレクション受験っていったいどういうもの?
中学からのチーム選び。
中にはセレクションに合格しないと入団出来ないクラブもあります。
「子供は受けたいと言っているけど落ちたらどうしよう・・・?」
心配になる保護者の方も少なくないでしょう。
その他にも
「J下部や地元の強豪クラブはみんな受けるのかな・・・?」
「実力に合ったところに絞るべき・・・?」
など、セレクションに関しては気になることがたくさん。
そこで今回は、先輩保護者達にお子さんのセレクション受験についてうかがってみました。
貴重な体験談がお子さんの背中を押すヒントになれば幸いです。
CONTENTS
◆先輩保護者に聞きました!セレクションQ&A
◆チャレンジしてみよう!
先輩保護者に聞きました!セレクションQ&A
セレクションに挑戦する前に知っておきたいあんなことやこんなこと。
特に気になることを先輩保護者達に質問してみました。
Q2.どんな選手が受けに来ていましたか?
Q3.セレクションならではのエピソードを教えてください
Q4.セレクションでのお子さんの様子はどうでしたか?
Q5.緊張もあったと思います。これをしておいてよかった!ということはありますか?
Q1.セレクションを受けようと思ったのはどうしてですか?
お子さん中学生 J下部受験
意識が高く、上手い選手の中でサッカーに真剣に向き合いたいという息子の強い希望でセレクションを受けさせることにしました。
お子さん中学生 J下部受験
所属チームを通してクラブから声を掛けて頂きました。一定期間、複数回行われる練習会形式のセレクションに参加しました。
お子さん中1 JFL下部受験
今しか経験出来ないと思い、地元の強豪チームにチャレンジさせました。自分のレベルや、同年代に上手い選手がどれだけいるのかなどを知りたいと思ったようです。
Q2.どんな選手が受けに来ていましたか?
お子さん中学生 J下部受験
県内の強豪チームに所属している選手やトレセンの選手もいましたが、選抜歴のない上手い選手もたくさん受けに来ていました。
自分の力を試したい、合否に関係なく挑戦したい、という選手もいたと思います。
お子さん中2 強豪クラブ受験
クラブから声が掛かった選手、J下部には落ちてしまったけど、かなりレベルの高い選手や他県のトレセンの選手も来ていました。
そのチームに入りたくて、チームが主催するスクールに通っていた選手もいました。
Q3.セレクションならではのエピソードを教えてください
お子さん高校生 J下部受験
一次試験に入る段階で、すでにトレセン選抜歴のあるなしでチームが分かれていたことですね。
トレセンの選手達のパスはスピードも速くて正確。ゲーム形式になると彼らのチームが勝つので、よりうまく見えました。レベルの高さに感心しました。
お子さん中学生 J下部受験
クラブ主催のジュニアスクールの選抜クラス生や、クラブから指名された県トレセンの選手は一次試験が免除されます。
一次試験を突破した選手の中には、チーム活動の日程との兼ね合いで、選抜クラスのセレクションを受けなかった上手い選手達や、県外のトレセン選手もいるので二次試験からのレベルは更に上がります。
お子さん中2 J下部受験
毎週開催される練習会で一回ごとに選考され、どんどん人数が絞られていきました。最終選考まで行けても落ちてしまうこともあります。
全日程終了を待たずに合格が出された選手もいました。
Q4.セレクションでのお子さんの様子はどうでしたか?
お子さん中2 強豪クラブ受験
知り合いの子を見つけて話しかけたり、初めて会う子でも「どこのチーム?」と話しかけたりしてよくコミュニケーションを取っていました。知っている子がいると心強い、ということはあると思います。
お子さん中1 強豪クラブ受験
最初は緊張していたうちの子も、セレクションの真剣な空気に触れてどんどん力が引き出されていきました。
チームの試合とはまた別の、がむしゃらに食らいつく姿が見られました。
Q5.緊張もあったと思います。これをしておいてよかった!ということはありますか?
お子さん中1 強豪クラブ受験
トレセンやジュニアのスクールのセレクションを受けた経験があるのでそこまでの緊張はなかったようです。
事前にセレクションの流れや、準備することをネットで調べたり、先輩保護者の方に教えてもらったことも役立ったと思います。
お子さん中1 J下部受験
セレクションという場では「場慣れ」しておくことが非常に強みになると思いました。
所属チームのトレーニングだけでなく、意識の高い選手が集まるサッカースクールに通ったり、フットサルスクールにも所属して試合に出た経験は技術向上だけでなく、メンタル面でも助けになりました。
チャレンジしてみよう!
セレクションを受ける前、受けたあとでどう変わった?
セレクションを受ける前と受けたあとはお子さんの意識が大きく変わったという声を多く耳にします。
「良い刺激を受けた」
「自分に足りないものが分かった」
「サッカーに対する取り組み方がより真剣になった」
セレクションは「個」の戦いの場。
真剣なサッカーの場に身をおき、意識の高い同い年の選手としのぎを削る経験はお子さんに多くのものをもたらします。そして、そんな経験ができる機会はとても限られています。
お子さんに挑戦したい気持ちがあったら、ぜひ背中を押してあげてください。
受けるチームはお子さんの希望最優先で
今の実力に合ったチームに絞るということも、もちろん大切なことです。
ですが、合否だけに囚われ過ぎないよう、受検するチームはお子さんの希望を一番に優先して決めることをお勧めします。
全てではありませんが、合格したら必ず入団することを受験資格としているクラブもあります。
体験練習に参加したり、日程が合えば試合を見学しに行くなどして、お子さんが行きたいと思えるチームを受験すると良いでしょう。
知りたい!セレクションのこと 中学からのチームの選び方【後編】はこちら!
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◆【募集開始時期、到来!】セレクションに受かりたい!中級者向け、セレクションで見られている6つのこと
最後に
セレクションについて、先輩保護者の方々から参考になるお話がたくさん聞けました。
緊張感溢れる戦いの場は、お子さんにとって大きな成長をもたらせてくれそうです。
後編ではセレクションに落ちてしまった先輩達のお話をご紹介します。
先輩達が経験したのは「挫折」だったのか?それとも・・・!?
ぜひ、合わせてご覧ください。
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