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クラブチーム受験前に集めた情報は何?先輩保護者に聞いた中学からのチームの選び方 準備編Vol.1

今まで頑張ってきた大好きなサッカーをもっともっと頑張りたい!まだまだ上手くなりたいから中学からはクラブチームでサッカーしたい!というお子さん達は中学からのサッカー進路を考えていることと思います。

大切なジュニアユースの3年間をどんなチームで過ごすのか?これはお子さんだけでなく、保護者の方にとっても重要な問題です。自分に合ったチームを見つけて3年間やり抜いて欲しい。親であれば誰もが願うことですよね。そこで今回、ジュニアサッカーNEWSでは先輩保護者の方々にアンケートを実施。憧れのあのチームや居住する地域の気になるあのチーム、実際はどんなところなの?我が子に合っているだろうか?入る前にどんなことを知っておくべきなのか、先輩保護者達にお話を伺いました。項目別にまとめましたので、チーム選びの準備にお役立てください。

CONTENTS
ポイント1. チームの雰囲気や評判を知りたい!口コミやチームブログは要チェック
ポイント2. 家からの通い方、所要時間はどのくらい?
ポイント3. チームの所属リーグは?戦績は?
ポイント4. 概算をチェック!費用に関すること

ポイント1 チームの雰囲気や評判を知りたい!口コミやチームブログは要チェック

街クラブ お子さん中1
体験会はチームの良い所が分かるけれど沢山行き過ぎると子供が混乱して決められなくなると思ったのでチームブログを読んだり先輩保護者の方からチームの雰囲気や評判を聞き、「ここなら!」というチームに絞りました。

街クラブ お子さん中1
子供が中学入学と同時に県外への引っ越しが決まったのでブログやHPでチームの活動の様子や指導方針を見たり引っ越し先の知人から練習や試合の時の話を聞きました。子供にもブログやHPを更新される度に見せてイメージを持たせました。

街クラブ お子さん中2
知人にチーム関係者がいて指導方針や育成計画などの話を聞けました。チームの雰囲気の良さが決め手になりました。

街クラブ お子さん中2
トレセンやフットサルなど、所属チーム以外での活動で知り合った違うチームの先輩保護者の方々から色々なクラブの情報をもらいました。仲間との間で県内では「ここかここ」という空気があり、評判の良さがよく分かりました。

街クラブ お子さん中3
知り合いの先輩が現在の子供の所属先であるクラブチームにジュニアからジュニアユースまで在籍しており、先輩本人や保護者から評判もたくさん聞いていました。同世代となる同クラブのジュニアチームのレベルが高かったので本人に憧れもあったと思います。

街クラブ お子さん中1
サッカーイベントで知り合った方から、家から比較的通いやすい場所にチームが新設される話を聞きました。勝利至上主義でなく、育成に力を入れ一人ひとりよく見てもらえると聞き、是非体験に行かせたいと思い詳細を教えてもらいました。

口コミ、ブログはチーム情報の宝庫!是非チェックを

選手と保護者がまず気になるのはやはりチームの雰囲気や評判のようです。体験に行くにしても事前にチームの雰囲気や指導方針などを聞いておけば安心ですよね。候補を絞りたい時にも指導者の姿勢や選手間の関係などが参考になります。その情報源のほとんどが口コミやチームブログによるものでした。必ずチェックしておきたいですね。

◆県内のチームブログを一括でチェック!
チームの想いが溢れる!サッカーブログがアツい!全国のチームブログ掲示板

ポイント2 家からの通い方、所要時間はどのくらい?

街クラブ お子さん中2
エリアリーグ所属のクラブが居住区の近くにあったのはやはり魅力でした。

街クラブ お子さん中1
中学からは自立の意味で基本全て子供だけで通えるようになって欲しい。しかし、子供が通いたいチームでもあまり家から遠すぎたら通うだけで一苦労です。現実的に通えるのかどうか、所要時間と交通手段はもちろんチェックしました。出来るだけ電車一本で行けるところを探しました。

街クラブ お子さん中1
家から近いので中学生の忙しい生活の中で時間が有効活用(勉強との両立など)出来るのはとても良かったです。チームメイトも近くの子が多いので練習の行き帰りやオフの日も楽しいようです。

街クラブ お子さん高1
クラブチームは夜に練習するのでどうしても食事の時間は遅くなりますし、試験前の勉強の時間も変わってきます。冬の練習開始後に雨が降ってきたりするとずぶぬれになって帰ってきて風邪を引かないかという心配もありましたので一番遠くても自宅から自転車で15分というのはメリットでした。

街クラブ お子さん中1
多少時間がかかっても自転車で行けるなど、自分で通えるチームという家庭内の条件を満たしている所を選びました。

「通いたい」と「通える」を熟慮して新生活に備える

チームへの通い方と所要時間は多くの先輩保護者が事前に調べたいことのひとつとしてあげていました。安全面、勉強との両立、体調管理においても近いに越したことはありません。とはいえ近くにチームが無い場合もあるので多少遠くても希望するところに行きたいということも出てくるようです。距離が遠いと中学生活が始まるまでは生活のペースが分からないことや、クラブチームによっては保護者の送迎を認めていないことがあるのでお子さんにとって負担になってしまうことも。それでも行きたい!という状況になった時、具体的にどう生活を回していくのかシミュレーションしておくことも必要ですね。 

ポイント3 チームの所属リーグは?戦績は?

街クラブ お子さん高1
中学生リーグはチームによって所属が変わります。対戦できる相手のレベルが変わってきますので、入る前に知っておいた方が良いと思いました。

J下部 お子さん中1
1年目からエリアのトップクラスのチームと真剣勝負が出来るのは子供にとって大きな経験になりました。

入る前に知っておきたい!クラブチームの加盟リーグ

お子さんの実力に合ったチームを選ぶ上で、チームのレベルを知っておくことも重要ですね。チームが加盟するリーグと戦績は常に見ておきたいところのようです。また、クラブによってはリーグに加盟していないところもあり、リーグに加盟しているところとは公式戦の数が違いますのでそこも調べておくと良いでしょう。

◆お役立ち記事をチェック!
高円宮杯サッカーリーグ(U-15)のしくみ完全理解!あなたのチームは今どこにいますか?

ポイント4 概算をチェック!費用に関すること

街クラブ お子さん高1
入会金や月謝以外にユニフォームやリュック等結構揃える物があるので事前に知っておく方が良いと思います。

街クラブ お子さん中1
デザイン変更などで購入備品の内容が毎年変わっているようで金額にも幅がありました。我が子の年代は昨年の学年に比べて1万円以上変わりましたね。

街クラブ お子さん中2
エリアリーグに所属しているクラブなのですがグランドを所有していないので相手チームのところまで毎回行くことになり毎週のように高速代がかかりました。

J下部 お子さん中2
年に何度か他府県への遠征が入ったり、年に一、二度海外遠征があります。

街クラブ お子さん中3
クラブがグラウンドとバスを所有しているので思ったより出費が抑えられました。

具体的にいくらかかるの?概算をまとめてみましょう

練習場所や試合会場への交通費に加えて遠征時にかかる高速代など思った以上に交通費はかかるようですね。その反対にクラブがグラウンドやバスを所有していると思いの他出費が少なくて済んだということも。これは事前に知っておきたいことですね。
また、入会時には入会金や年間登録料、ユニフォーム他一式揃えるのでまとまった金額が必要になります。具体的な内訳や金額、ユニフォームやリュックなどの備品はどこまで必須購入かなども調べておく必要がありますね。

以下の項目を事前にチェックしておくと良いでしょう。
【費用項目一覧】
・入会金
・年間登録料
・保険料
・月謝
・合宿の費用と回数(1回当たりの概算)
・家から平日練習場まで交通費
・土日の試合会場への交通費
・遠征費
・ユニフォーム上下(ホーム、アウェー)
・プラクティスシャツ、パンツ
・アンダーウェア、パンツ
・ストッキング
・ジャージやピステ
・ベンチコート
・リュック
◆上記、PDFファイルをご用意しました。メモとしてご活用ください。

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中学からは部活?クラブ?そのもやもやを吹き飛ばす説明会に行ってきました
親子で必見!真剣に考えるジュニアサッカー選手の将来の選択肢
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最後に

次回は「入ってから「しまった!」と思ったことは?こんなことも知っておきたい中学からのチームの選び方 準備編Vol.2」をお送りします。先輩保護者たちの貴重な体験談、お役立ち情報満載です! 

寄稿者プロフィール

JUNIOR SOCCER NEWSテクニカルマイスターWriterCrane
滋賀県在住ライターのCraneと申します。
2022年8月にライター歴5年目に突入、サッカー娘の母歴は丸12年になりました。

どんな試合でも、その一戦を迎えるまでにどれほどの努力があったのか。そしてそこに、どれほどの方の支えがあったのか。

頑張っている選手達、それを支える保護者、指導者の皆様が持つ数多のドラマに想像を張り巡らせてはリスペクトが泉のように湧き上がる日々。
涙腺も年々緩くなり、留まることを知りません。

8チームから12チームくらいの規模の大会、16チーム以上の大きな大会ともに情報は常に募集しています。
大会結果画像、弾けるような笑顔のお写真、選手達のご活躍の様子をぜひお寄せ下さい。いつでもお待ちしています!

コメント欄

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  1. 現役少年指導者です。
    この時期になるとよく目にする記事。確かにJ下部をはじめクラブチームもセレクション制を用いているところはU12(6年生)を対象に宣伝活動が活発になる時期。ますま保護者がソワソワし始め情報収集。子供達にあれやこれやの情報提供。また大人の主観で偏った情報。結果、U12の選手として絶賛シーズン中の子供達がソワソワしだす。これが現状です。なぜそんなに急がないといけないか。J下部は別としてクラブチームは少しでも多くの選手を囲いたいから。クラブチームの運営を考えると死活問題なので気持ちはわかりますが。未来に想いを馳せるのもいいでしょう。しかし目の前のやるべき事をやらずに明るい未来はあるのでしょうか。
    親として良い環境を与えたいのは私もサッカーをする子を持つ親の1人なので良くわかります。ただ環境ありきな昨今の保護者の傾向に危惧しております。特にJrユースの世代は難しい年代です。選手を「買って」くれるチームより選手を「わかって」くれるチームがベターと考えます。強豪・有名・戦績・所属選手の多さ・Jリーガー輩出と言う煌びやかな言葉ばかりが目立ち実状にそぐわない情報も多数。もちろんそのチームに携わる大人(指導者・スタッフ)も考えないといけません。SNSやHPで着飾る事はたやすい事です。また手軽です。サッカーを続けていこうと、プロサッカー選手になろうと、サッカーを辞めようと、これからの未来を担う子供達の育成年代に携わっている責任を現場の指導者・スタッフ、情報を発信するメディアと共にもう一度考え直す時期に立っているのではないでしょうか。
    昨今、子供達のスポーツを取り巻く環境が劇的に変化しております。また子供達が得る情報量も劇的に変化しております。心身共にまだ発展途上にあり未成熟な部分も多い中、そろそろその情報を発信するメディアに携わる方々も熟考が必要な時ではないでしょうか。サイト、ライターさんとしてはPVを稼がないといけないのは承知しておりますが発信者としての影響力もお考えいただけると幸いです。

  2. 現役少年指導者です。
    この時期になるとよく目にする記事。確かにJ下部をはじめクラブチームもセレクション制を用いているところはU12(6年生)を対象に宣伝活動が活発になる時期。ますま保護者がソワソワし始め情報収集。子供達にあれやこれやの情報提供。また大人の主観で偏った情報。結果、U12の選手として絶賛シーズン中の子供達がソワソワしだす。これが現状です。なぜそんなに急がないといけないか。J下部は別としてクラブチームは少しでも多くの選手を囲いたいから。クラブチームの運営を考えると死活問題なので気持ちはわかりますが。未来に想いを馳せるのもいいでしょう。しかし目の前のやるべき事をやらずに明るい未来はあるのでしょうか。
    親として良い環境を与えたいのは私もサッカーをする子を持つ親の1人なので良くわかります。ただ環境ありきな昨今の保護者の傾向に危惧しております。特にJrユースの世代は難しい年代です。選手を「買って」くれるチームより選手を「わかって」くれるチームがベターと考えます。強豪・有名・戦績・所属選手の多さ・Jリーガー輩出と言う煌びやかな言葉ばかりが目立ち実状にそぐわない情報も多数。もちろんそのチームに携わる大人(指導者・スタッフ)も考えないといけません。SNSやHPで着飾る事はたやすい事です。また手軽です。サッカーを続けていこうと、プロサッカー選手なろうと、サッカーを辞めようと、これからの未来を担う子供達の育成年代に携わっている責任を現場の指導者・スタッフ、情報を発信するメディアと共にもう一度考え直す時期に立っているのではないでしょうか。
    昨今、子供達のスポーツを取り巻く環境が劇的に変化しております。また子供達が得る情報量も劇的に変化しております。心身共にまだ発展途上にあり未成熟な部分も多い中、そろそろその情報を発信するメディアに携わる方々も熟考が必要な時ではないでしょうか。サイト、ライターさんとしてはPVを稼がないといけないのは承知しておりますが発信者としての影響力もお考えいただけると幸いです。

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