アイキャッチのデザインにも使用した柊…。
高円宮杯といったいどんな関係があるかご存じでしょうか?
なぜ、サッカーの大会に「高円宮」が冠されているのかと併せてご紹介したいと思います。
柊の謎!?
もしかすると、『柊』は高円宮殿下と何か関係があるのでは?と気づいた方もいらっしゃるかもしれませんね。
実は『柊』は高円宮殿下のお印になります。お印(おしるし)とは、皇族の方々の家紋のようなもの。ひとりひとり違い、女性は花、男性は樹木のことが多いようです。
柊の花言葉には、「先見の明」、「保護」などがあるそうです。
マイナースポーツであるころから日本サッカーを応援してくださっていた高円宮殿下にピッタリですね。
寒くなってきて高円宮杯が盛り上がる頃になったら、ぜひ高円宮殿下に思いを馳せていただければと思います。
△ザンビア公式ご訪問の際、カシシ孤児院を訪問された高円宮同妃両殿下
(写真:在ザンビア日本大使館)
参照:宮内庁HP(高円宮家のご略歴)
参照:朝日新聞 HP(皇室の系図)
参照:花言葉-由来 HP
サッカーと高円宮殿下の出会い
小さいころはもっぱらテレビでね。そのころ岡野俊一郎さんが解説をしていた「三菱ダイアモンドサッカー」という番組があって、毎週楽しみに見てました。サッカーは小学校の時分からやってましたが、それほど本気ではなかったですね。中学の時には、毎日学校で必ず1時間はサッカーをやって、試験期間中もみんなで集まってやっていたぐらいだから、かなり好きだったんですね。高校時代は、これも韓国が強いスポーツの1つですけど、陸上ホッケー部にいました。大学時代はスキー部。練習としてもサッカーはしょっちゅうやっていて、付かず離れずみたいな形ですね。
(引用:東洋経済日報「W杯特別インタビュー 高円宮憲仁親王殿下」)
サッカーの振興・発展に尽力し、日本サッカー協会の名誉総裁を務められた高円宮殿下は小学生の頃からサッカー少年だったのですね。2002 FIFAワールドカップ日韓大会の開催の際は、開会式にも出席した上、日本のサッカー関係者の誰よりも多い19試合を観戦されたそうです。
ご遺志を継がれた妃殿下は、現在は日本サッカー協会の名誉総裁として日本サッカーの振興のため活動してくださっています。2018 FIFAワールドカップロシア開催中も試合を観戦したり、チーム練習に激励に訪れてくださったそうです。
参照:宮内庁HP(高円宮家のご活動)
参照:ジェレミー・ウォーカーの A View From a Brit 「高円宮さまの急逝:日本にとって大きな損失」
参照:JFA NEWS「SAMURAI BLUE、非公開練習でU-19日本代表と紅白戦」
サッカー以外にもある高円宮杯
平成14年11月21日に御年47歳をもって薨去されました高円宮憲仁親王殿下は、ご関心の深かった分野において活発な支援活動を行われていらっしゃいました。
高円宮杯といえばサッカーに結び付けられる方が多いかと思いますが、実は様々な高円宮杯があるのをご存知でしょうか?
- 高円宮杯全日本中学校英語弁論大会
- 高円宮杯全日本ユースサッカー選手権大会
・高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ
・高円宮杯 JFA 全日本U-15サッカー選手権大会 - Jリーグアウォーズ フェアプレー賞(高円宮杯)
- 高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会
- 高円宮牌ホッケー日本リーグ
- 高円宮牌フェンシングワールドカップ
- 高円宮牌グラススキージャパンオープン
- 高円宮賜牌全国高等学校アーチェリー選手権大会
様々な分野の若者を応援したいという高円宮殿下の気持ちが表れていますね。
現在は、高円宮殿下のご遺志を継がれた妃殿下とご息女たちが活動を続けてくださっています。
△高円宮賜牌 第49回全国高等学校アーチェリー選手権大会団体戦表彰式及び閉会式へご臨席になる高円宮妃殿下並びに絢子女王殿下
(写真:広島県 HP)
ちなみに、絢子女王殿下は城西国際大学在学中にサッカー部のマネージャーをされていたそうですよ。
参照:宮内庁HP(高円宮家のご活動)
参照:FNNプライム(皇室のバトン)
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最後に
実は、高円宮杯といえばサッカーの大会とばかり思っていましたが、思いのほかたくさんの高円宮杯があるものなんですね!今回取り上げた以外にもこんな高円宮杯もあるの知ってるよ!といった情報がありましたら、ぜひ下記のフォームよりお知らせください。
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