どんな学科やコースがあるの?
サッカーに関わるあらゆる事を学べる学科やコースがあります。
分かりやすいように項目でまとめてみました。
〇プレーヤーに関する科
◆サッカー専攻科◆女子サッカー専攻科
〇指導者に関する科
◆サッカーコーチ研究科◆コーチ・審判専攻科
〇現場スタッフに関する科
◆マネージャー・トレーナー科◆トレーナー専攻科
〇ビジネスに関する科
◆サッカー・スポーツビジネス科
〇体のメンテナンスに関する科
◆鍼灸学科◆柔道整復学科◆理学療法学科
〇その他
◆サッカー研究科
以上のものがもちろん全てではありません。その多様さは目を見張る程です。
費用はどのくらいかかるの?
入学時に支払う費用として、70~120万円程度が相場のようです。
年間の学費が80~120万円程度と、その他の専門学校と同様、決して安いとは言えない費用がかかります。
高校・大学進学時と同様に、奨学金制度を制定している学校もあります。
新聞奨学生制度、日本学生支援機構奨学金制度、アルバイト奨学制度、各地方団体が実施する育英資金制度、交通遺児育英会等、各種条件を満たせば奨学金を利用できるところもあります。
どうやって入学するの?
入学方法としては、その他の専門学校等とさほど変わりはないようです。
学力テストを伴う一般入試、推薦入学、AO入学、先着順等です。
プレーヤーとして入学する場合、実績・セレクション等の実技試験の結果によっては入学費用に関する免除が受けられる、特待生入学という制度を取り入れている学校もあるようです。
オープンキャンパスや各地で説明会を実施している学校もあります。雰囲気を感じたり詳しい話が聞けたりするチャンスですので、一度参加してみるのも良いでしょう。
どんなところにあるの?
やはり東京・大阪等の大都市に多いようです。どの分野を選ぶかによっても専門学校の数は変わってきますが、目的別にみると
スポーツトレーナー:138校
スポーツインストラクター:95校
スポーツクラブスタッフ:95校
プロサッカー選手:8校
スポーツリハビリトレーナー:101校
審判員:32校
コーチ:34校
となります。学校によっては寮や借り上げのアパートなどが用意されているところもあります。
夢への期限を延ばす意味でも、チャレンジの機会を増やす意味でも、大きくジャンプしたい人のためのチャンスは増えつつあります。
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最後に
サッカーの世界は横の繋がり、コネクションが大事だという話を、よく目にも耳にもします。
どの世界でも同じですが、普段の授業・生活から高い意識を持ち、上を目指す気持ちの強い、自分をアピールする力のある人が希望の職に就けているようです。
サッカーを生業にしたい、サッカーに関わって行きたい、そして自分に厳しく常に前を向いて行ける高校生は、専門学校でサッカーを学ぶという事を考えてみるのも、『有り』かもしれません。
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