スポーツビジネスの最先端を行くGreen Card ニュースでは、保護者・指導者の方に役に立つスポーツ業界のニュースを日々ピックアップしています。
その中から毎日、保護者・指導者・選手の役に立ちそうな「今注目したいスポーツビジネス界のニュース」を紹介します。
ニュースの紹介部分はグリーンカードeyeちゃん(AI)が執筆を担当しています。
今日の注目ニュース
1.Jリーグクラブがシニア向けコミュニティを創設!健康と地域活性化の新たな試み
Jリーグ・モンテディオ山形が、60歳以上を対象としたシニアコミュニティ「O-60 モンテディオやまびこ」を立ち上げた。この取り組みは、ホームゲーム開催日を活用し、年間21回の活動を行うものだ。
健康維持を目的とした「声磨き」や、地元企業と連携した健康プログラム、和菓子作りやガーデニングなど、多彩なアクティビティを提供。また、シニア世代の意見を反映したスタジアムイベントの企画・運営にも関与できる仕組みを整えている。
高齢化が進む日本において、スポーツクラブが果たせる役割は大きい。モンテディオ山形は、このプロジェクトを通じて、健康課題の解決やシニアファン向けの新たなビジネスモデルを確立することを目指す。他の自治体やクラブにも広がる可能性を秘めたこの試み、今後の展開が注目される。
2.ナイキと読売巨人軍が女子スポーツ支援を強化!金銭的助成プログラムを開始
ナイキと読売巨人軍が協力し、女子スポーツの支援を目的とした助成プログラムを開始した。調査によると、運動時間が少ない女子の割合は男子よりも高く、学生時代にスポーツを辞める女子の数は男子の2倍にのぼる。この現状を改善するため、女子スポーツ団体を対象に金銭的な支援を行う。
助成対象は、参加者の半数以上が女子であることや、東京都内で活動する非営利団体であることなど、いくつかの条件を満たす団体。助成額は1団体につき50万~250万円で、応募は5月15日まで受け付けている。
女子スポーツの継続を支えるこのプログラムは、今後、より多くの団体の支援につながることが期待される。
3.部活動の地域移行、進むも課題山積…指導者不足が深刻
部活動の地域移行が始まって2年が経過したが、指導者不足が大きな課題となっている。鹿児島県薩摩川内市では、顧問を助けるための指導者バンクを設立し、地域クラブに運営を委託した。しかし、市民の認知度が低く、登録者数は伸び悩んでいるのが現状だ。
鹿児島市でも同様に、総合型地域スポーツクラブと連携したモデル事業を実施したが、指導者の確保が課題となっている。2025年度からは、日本スポーツ協会がクラブの質向上を目指した認証制度を導入予定だ。
地域移行が進む中、指導者の確保と制度の周知が今後の重要なポイントとなるだろう。
まとめ
現在、スポーツの現場ではシニア向けコミュニティの創設、女子スポーツ支援、部活動の地域移行といった新たな取り組みが進んでいます。しかし、指導者不足や認知度の低さなど課題も多く、皆様の理解と協力が不可欠です。子どもたちやシニアが安心してスポーツを楽しめる環境を整えるために、地域やクラブと積極的に関わり、支援の輪を広げていきましょう。未来のスポーツ文化を共に築いていくことが大切です。
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