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スピード・キック力・体力のない選手に送る「食事で3なしを克服する方法」

何を食べればいいの?

体重を増やすと考えた時に一番に重視したいのが主食(炭水化物)とたんぱく質です。
練習で消費したカロリー以上のカロリーを摂取しなければ痩せていってしまいます。それではいけないのでご飯を中心とした主食の量を増やしてカロリーをたくさん摂取しましょう。

ご飯をたくさん食べられない場合は、丼モノにしたり、ふりかけをかけたりご飯が進む工夫が必要です。

たんぱく質は、筋肉を作るもとになるため重要です。たんぱく質は、肉や魚、大豆類などに多く含まれています。
ご飯のおかずとしてたんぱく質が豊富な食材を多く取り入れ主食とたんぱく質を同時に摂取できるような工夫も効率よく栄養を摂るために大切です。
もちろんサラダなどの副菜も忘れてはなりません。
ビタミンやミネラルなどの栄養素が不足し、体調を崩してしまうとたくさん食事をとることができなくなってしまうからです。

大事なのはバランスよく栄養を摂ることです。特に主食とたんぱく質の量を意識して栄養を摂るようにしましょう。

※タンパク質の摂りすぎにはご注意ください
サッカーの試合後半バテやすい子はタンパク質の取りすぎでスタミナ低下中?

体重で勝負が決まるかもしれない

高校生2,3年生にもなると急激な体の成長もおさまり、身体能力に関しての伸び悩みを感じることもあるかもしれません。
体重を増やすことは、その壁を突破するための手段の一つであり目に見えて変化が感じられる要素でもあります。

例えば、小学生と大人で試合をした場合どうなるでしょうか。小学生の方が技術があってもがどうしても勝てない原因はスピードや体の力の差です。

同時にボールを追う場面で、50m走を5秒台で走る選手に7秒台の選手が走り勝つことは基本的にありません。テクニックだけでは埋めきれない差がパワーにあるのは事実です。同じシュートの精度なら、キック力が弱ければボールはキーパーに止められます。しかし、パワーを増すことでキーパーの手をはじけるようになるかもしれません。

この例は極端かもしれませんが、体の力に差があれば相手に勝つことができるということがわかります。

日本人選手と世界のトップクラスの選手を見てもまだまだ体の大きさに差があります。フィジカル面が注目されることの少ない遠藤保仁選手本人が、「フィジカル面をもっと鍛えていれば世界に行けたと思う。」と発言していたこともあるくらい重要です。

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最後に

冒頭で食べることもトレーニングといった理由がわかってもらえればと思います。食事まで意識しないといけないのは大変なことです。

しかし、そこを意識することで周りと差をつけることができるので是非たくさん食べて体重を増やし、1ランクも2ランクも成長してもらいたいです!

参考資料
・公益財団法人 日本体育協会「アスリートの栄養摂取と食生活」
http://www.japan-sports.or.jp/

・ザバス スポーツ栄養講座
http://www.meiji.co.jp/sports/savas/magazine/sports_nutrition/baseball/koushien/shourino08.php

・[管理栄養士監修]増量期に3kgつけるための食事方法

増量期の食事|3kgの筋肉をつけるメニュー選び【管理栄養士監修】

・<私とカラダ作り>遠藤保仁 「30代で伸びるヤット式ゆるトレ」
http://number.bunshun.jp/articles/-/181708

・『スポーツ動作学入門』石井喜八、西山哲成 編集 市村出版(書籍)

・文部科学省「成年(20~64歳)の「体格指数(BMI)」と体力・運動能力の関係」
http://www.mext.go.jp/component/b_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2015/10/13/1362687_06_1.pdf

寄稿者プロフィール

JUNIOR SOCCER NEWSWriterTaiki
はじめまして、Taikiです。

日本サッカーを支えているのはジュニアサッカー関係者だと思っています。
日本代表選手もみんなジュニアの時代がありました。

そんなジュニアサッカーのためになる記事を書けるよう頑張ります!

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