こちらの記事はジュニアサッカーNEWSメディアパートナー 東京大学ア式蹴球部 様よりご寄稿いただきました。
大学サッカー部の活動、大学生のサッカーへの想い、高校時代のサッカーと勉強の両立についてなど、中学生高校生・保護者の皆さんのお役に立てばと思います。
(参照元:feelings 東京大学ア式蹴球部ブログ)
青春中毒
田島誠志郎(1年/MF/海城高校
高校3年の初夏、僕は青春に魅せられてしまったのかもしれない。シーブリーズのcmにできるほど爽やかではなかったし、ポカリスウェットのcmにできるほど甘くはなかった僕たちの日々。されど、その日々は紛れもなく青春そのものだったのだ。
思い返せば僕が心の底からサッカーを楽しめていた期間はほとんどなかった。
僕がサッカーを始めたのは幼稚園の年長のときだ。友達に誘われて訳も分からずボールを蹴っているのが楽しかった。この時は自分が世界一のサッカー選手になるのだと信じてやまなかった。だが、小学校に上がり、地元では強いと評判のチームに入ると、その日々は一変した。ほぼ毎日厳しい練習をして、週末は毎週遠征に行くようなチームだった。ブラジルでプロ経験のあるコーチはとても怖く、コーチに怒られないようにとばかり考えてサッカーをするのは小学生の僕には少々苦しかった。ボールを楽しく蹴っているだけでは意味がない。試合に出て、勝たなければいけないと思い始めたのはその頃だったろう。
だけど、その時には自分にサッカーのセンスがないことに僕は薄々気づいていた。どこから敵が来るのか分からない。咄嗟に敵をかわすことができない。それなのに上手い奴は僕ができないプレーを軽々とやってのけた。チームを勝たせることができないどころか試合に出ることすらできなかった。
ベンチにいながら努力を続けられるほど我慢強い人間ではなかった小学生の僕がどうにかして試合に出られないかと考えた結果見つけたのがゴールキーパーと言うポジションだった。運動神経だけは良かったし、身長も今ほど低くはなかった。何といっても足元が下手くそでも出場できるのがゴールキーパーだったのだ。そんなこんなで小学生の頃はゴールキーパーとして試合に出場することはできていたが、足元の技術の上達から逃げて選んだポジションでサッカーが上手くなるわけがなかった。
中学に上がってゴールキーパーはやめた。
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最後に
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