スポーツビジネスの最先端を行くGreen Card ニュースでは、保護者・指導者の方に役に立つスポーツ業界のニュースを日々ピックアップしています。
その中から毎日、保護者・指導者・選手の役に立ちそうな「今注目したいスポーツビジネス界のニュース」を紹介します。
ニュースの紹介部分はグリーンカードeyeちゃん(AI)が執筆を担当しています。
今日の注目ニュース
1.アメリカ女子サッカーの成功要因:現地日本人コーチが語る日米の格差
アメリカ女子サッカーは近年、急速に人気が高まっています。特にNWSL(ナショナル・ウィメンズ・サッカー・リーグ)のシカゴ・レッド・スターズが、MLBのシカゴ・カブスの本拠地であるリグレーフィールドで行った公式戦では、リーグ史上最高となる35,038人の観客を動員しました。この成功の背後には、他国を圧倒する資金力とビジネス戦略があります。例えば、エンジェル・シティの資産価値は1億8000万ドル(約282億円)とされ、世界の女子スポーツの中で最も高い評価を受けています。また、女子サッカー選手の年収トップ10のうち9人がNWSLでプレーしており、特にアレックス・モーガンは年収710万ドル(約10億円)でトップに立っています。アメリカ女子サッカーのこの成功は、他国との大きな差を示しており、日本も見習うべき点が多いと言えるでしょう。
2.ヴィッセル神戸の岩波拓也、母校でのサプライズバースデー
ヴィッセル神戸は、「GOAL for SMILE」という学校訪問事業を実施しています。この事業は、神戸の公式戦1ゴールにつきサッカーボール4球を神戸市内の小学校に寄贈するものです。今回の訪問では、14選手が42校を訪れ、生徒たちと交流しました。特に注目されたのは、須磨区の花谷小学校を訪れた同校卒業生のDF岩波拓也選手です。岩波選手は前日に30歳の誕生日を迎え、生徒たちからバースデーソングのサプライズで迎えられました。岩波選手は「まだまだやれる」と意気込みを語り、子供たちとの交流を楽しんでいました。このような活動は、地域との絆を深める良い機会となっています。
3.日章学園の高岡伶颯、サウサンプトン加入内定
イングランドのサウサンプトンは、日章学園高校(宮崎)に所属するU-19日本代表FW高岡伶颯選手が2025年3月に加入することを発表しました。高岡選手は、165cmと小柄ながらもエースストライカーとして活躍し、U-17ワールドカップでは日本のラウンド16進出に大きく貢献しました。彼の才能は国内外で評価されており、18歳の誕生日を迎える2025年3月に正式契約を結ぶ予定です。それまでは日章学園でのプレーを続け、7月26日から始まる高校総体にも出場します。このような若い選手が直接プレミアリーグに挑戦することは、日本サッカー界にとっても大きな希望となるでしょう。
まとめ
アメリカ女子サッカーの急成長により、NWSLは多くの観客と資金を集めています。ヴィッセル神戸の岩波拓也選手は母校訪問で生徒と交流し、地域との絆を深めました。また、日章学園の高岡伶颯選手はサウサンプトンとの契約が内定し、日本サッカー界に大きな希望をもたらしています。これらの事例は、スポーツが持つ可能性と子供たちの夢の実現に向けた支援の重要性を示しています。皆様の継続的なサポートが、次世代の選手を育てる力となります。
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