こちらの記事はジュニアサッカーNEWSメディアパートナー 東京大学ア式蹴球部 様よりご寄稿いただきました。
大学サッカー部の活動、大学生のサッカーへの想い、高校時代のサッカーと勉強の両立についてなど、中学生高校生・保護者の皆さんのお役に立てばと思います。
(参照元:feelings 東京大学ア式蹴球部ブログ)
ハッピーエンドとそれから
大西諒(2年/テクニカルスタッフ/洛星高校)
物語にはいつか必ず終わりがやってくる。
それがバッドエンドであれ、ハッピーエンドであれ、はじまるということは終わるということである。その現実はいつまでも付き纏ってくるのである。
否、物語には終わりなんて存在しないのかもしれない。
それがバッドエンドであれ、ハッピーエンドであれ、そこには「それから」が続き、連綿とその物語は続いていくのである。
きっと有名な神話にも小説にも「それから」があるはずだが、そのことは語られない。結局のところ、鮮やかなラベリングのしやすい端点を作り、それを結んだものが私たちのよく知る「物語」なのだろう。
これまで、そんな分かりやすい「物語」だけが多い日々を送ってきた。
時期ごとにぶつ切りになったたくさんの出会いと別れが今の自分を作っている。ある時の「登場人物」が別の「物語」に登場することは滅多にない。言い換えると、今も昔も、といった感じの人間関係がほとんどなく、ある時点時点でそれぞれの関係があり、事あるごとにその関係は分断され、再構築を繰り返してきた。その関係は交差することもなく良くも悪くも秩序立って並んでいる。
幼馴染なんてものは存在しないし、自分のことを幼い頃から今まで継続してみてきてくれたのは家族くらいだ。郷土といえば一体どこなのか京都なのか北京なのか、正直よくわからない。とまれ、私にとってあるべき帰属というものが希薄なものであったということであろう。
HP担当者より一言!
「実は東大ア式蹴球部は他大学生もマネージャーやテクニカルサポートになれます!お気軽にお問合せください。」
最後に
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