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【ドキュメント移行済み】AIカメラVeo(ベオ)って?どんなことができる?導入のメリットを知りたい!

近年、ライブ配信だけではなく、分析ツールとしてAIカメラによる動画撮影を活用するチームが増えています。
「AIカメラ」とはそもそも何なのか?どのようなチームが取り入れているのか?導入のメリットは?など、AIカメラについてのさまざまな疑問におこたえしたいと思います。

AIカメラとは

AIカメラとは、カメラのレンズが捉えた画像や動画を、カメラと接続された人工知能(AI)が解析し、その人物や状況を認識するカメラのことを指します。

サッカーはプレイヤーの動きが速く瞬時に変化するため、従来のカメラでは追いつくことが難しい場面がありますが、AIカメラは高速な動きを追跡し、最適なフレーミングやピントを維持することができます。

※スポーツ用だけでなく、防犯カメラや検温カメラにも使われています。

※W杯で話題となった精密なオフサイドラインテクノロジーも最新のAIカメラを導入することで実現していました。

スポーツ撮影におけるAIカメラ

現在、スポーツ撮影用のAIカメラ業界ではピクセロットエアーVeoが世界でシェアを獲得しています。

以前は常設型のタイプが主流でしたが、現在は持ち運び型が主流になり、チーム単位で手軽にAIカメラを持つことが可能になりました。以前よりも低コストで撮影できるようになり、よりコストパフォーマンスに優れているのが特徴です。

▲ピクセロットエアー▲Veo(ベオ)

ピクセロット社について

現状では北米中心で普及しています。現在米国では大学スポーツのライブ配信が人気となっていますが、アメリカではそのライブ配信をピクセロット社製品で行なっています。
アメリカでは学校単位で設置してあるケースも多く、保護者が契約するモデルによって生まれた収益を学校で分配しています。

ピクセロットの一般的な浸透度

バルセロナ、マンチェスター・シティ、バイエルン・ミュンヘン、レスター・シティなど

世界のビッククラブも分析にAIカメラを使用しています

べオ・テクノロジーズ社について

2018年サービス開始から2023年度に至るまでに1200億円の売上、80カ国150万人のユーザーが利用しています。
世界的にも注目されているベンチャー企業になります。

▶︎Veo公式サイトでのプレスリリース

VEOのシェアと導入チーム

ユースクラブ・部活動・社会人チーム・プロなど、レベルや世代を問わず、スポーツの技術向上を目指す全世界80ヵ国6,000クラブ・1,500,000ユーザーに利用されています。

主な導入チーム一覧(サッカー)
【海外】
ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ(英プレミアリーグ1部)
・バーンリーFC(英プレミアリーグ2部)
【国内】
・興國高校(大阪)
・西武台高校(埼玉)
・近年では高円宮プレミアリーグの全チームが支給されている※大津など

AIカメラ導入のメリット

①質と安定性の高い映像の記録

平地の撮影であっても最大7.3mある三脚を使用して撮影を行うことができるため、常に俯瞰かつ広角の映像で撮影することができます。
三脚は高品質の撮影サポート機材を提供していることで有名なイタリアのマンフロット社のものを使用、人がハンディカムで撮った時に起こる手ブレが一切ないため、常にストレスのない映像で振り返ることができます。

※こちらはスクリーンショットです

②試合分析の質が向上する

毎試合俯瞰かつ広角の映像での分析ができるため、選手の試合中の距離感を普段から把握しやすくなります。
ボールに関わっていない選手(※例:攻撃をしている時のディフェンスの選手)のポジショニングなども確認することができます。
※AIが機能することで、ただ単にボールを追うだけの映像にならない。

※こちらの動画はVeo2で撮影し、ハイライト機能に基づいて人の手で作成した分析動画になります。

②試合分析の質が向上する

分析ツールを使えば、ヒートマップなどを使用しての選手の試合中の移動距離の分析ができます。
また具体的にどのくらい選手間の距離が離れているのかをツールを使うことによって可視化することもできます。

※youtubeのスクリーンショットです。上記のyoutubeで詳細をご覧ください

③無人での撮影が可能

手持ちカメラでは撮影のために1人確保しないといけませんが、AIカメラは撮影のスタッフがいらないので人員がかかりません。
組み立ても5分以内で1人で行えるため、マネージャーや保護者でも簡単に行えます。
※機材の量にもよりますが普段の撮影の準備は30分〜1時間半ほどかかります。

④ 動画の共有が簡単

動画の共有をする場合、Youtubeに動画をアップロードするなど手間がかかりましたが、VEO内にある動画はリンクをそのまま共有できるのでその手間を省くことができます。

※こちらはスクリーンショットになります

補足: 選手側のVEOの活用

VEOで撮影した動画を使用し、編集ソフトで自分のプレー集を作成し履歴書代わりプロやJFLのチームに送る選手なども増えてきていています。
VEOは自動で各プレーごとにハイライトを作成してくれるため、プレー動画が作りやすくなっています。
(※もちろん手動でのハイライト作成も可能です。)

そういった進路を開くきっかけの1つにVEOの映像が使用される時代となってきています。

人が撮影する映像との比較

手取りの動画 → 臨場感があり迫力が伝わる!

AIカメラの撮った動画 → 俯瞰で把握でき分析しやすい!

詳しくはHPをチェック!
グリーンカードAIカメラレンタルサービス

下記HPにはAIカメラVeo2についての詳しい機能説明や、実際の映像、レンタルプランについての情報が詳しく網羅されています。
記事を読んでAIカメラが気になった方はぜひチェックしてみてください。

グリーンカードAIカメラレンタルサービスHPはこちら!

離れた場所から応援する人のための配信だけでなく、分析ツールとしても力を発揮するAIカメラ。
手の届く価格帯で導入できる時代になり、日本サッカー全体のレベルがまた一歩世界へ近づく一助となる可能性を秘めています。

興味のあるチームは各県DX推進室に1台ずつ配備してありますので、まず使ってみてください。
ご連絡は各県DX推進室へお願いいたします。
レンタルをお考えのチームは
[email protected] にご連絡ください。クラブユース特別プランの価格設定をご紹介いたします。

寄稿者プロフィール

JUNIOR SOCCER NEWSテクニカルマイスターWriterNiki
いつもジュニアサッカーNEWSをご覧いただきありがとうございます。

1979年生まれ。愛知県知多市出身。ウェブ制作やデザイン、企業の広報を経て、出産を機にフリーのデザイナーに。2017年4月からジュニアサッカーNEWSでのお仕事を始め、2022年に岐阜から愛知へ引越しました。

ブラジルワールドカップからサッカーを始めた息子も今年は中学3年生になりました。
息子が出場してもしなくても、勝っても負けてもチームの活動は全て大切な思い出です。

そんな気持ちを大切に、保護者の皆さんの大切な思い出のお手伝いができたらと思っています。

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