こちらの記事はジュニアサッカーNEWSメディアパートナー 東京大学ア式蹴球部 様よりご寄稿いただきました。
大学サッカー部の活動、大学生のサッカーへの想い、高校時代のサッカーと勉強の両立についてなど、中学生高校生・保護者の皆さんのお役に立てばと思います。
(参照元:feelings 東京大学ア式蹴球部ブログ)
サッカーの地平線を広げる-13日目〜14日目-
登場人物紹介
マルティン
帯同チーム先の第1監督。人格神。人生で3本の指に入る、尊敬できる人物。師匠。
ジェラール
帯同チーム先の第2監督。いじられ役。とにかく親切。アメリカなどでも指導していたらしい。
ホセルイス(ヨーダガムおじさん)
帯同チーム先のキーパーコーチ。メキシコから勉強に来ている。ストーリーがうるさい。
ナオキ君
同じプログラムに参加したメンバー。1歳年上の先輩。まさかの同郷。
白石さん
同じプログラムに参加したメンバー。みんなの兄貴。社会人のしっかり者。
高田さん
プログラムの責任者。約10年スペインで活動する。ポストがタメになる。
砂川さん
スペインで学ぶ日本人指導者。去年の同プログラム参加者。サッカーを学ぶために、スペインに移住してきた。
アンヘレス
ホストマザー。テンションの高いおばちゃん。寝言がすごい。
セルジ
アンペレスの息子。チャンピオンズリーグ観戦の夢を叶えてくれた。
13日目
起床。バイト。早くこのバイト地獄を抜け出して、サッカーについての思考時間を増やしたい。ついでにショッピングモールも行きたい。バイトを終わらせ、しばし自由時間。バイトのひと段落が近づいてきた今、考えることはこの朝の時間を何に使うかである。本も読みたい。自分のサッカー観を突き詰めたい。トレーニングの復習をしたい。メニューを整理したい。多すぎやん流石に。いくら時間があっても足りない。しかもこれだけを考えていたら、自分はパンクするときた、どうしたもんか。家系ラーメン食べたい。すいません、書いている時にふと思ってしまったので挟みました。時間の使い方を考えながらふと思い出す。昨日白石さんと色々話した際、一昨日日本食を食べた時、私は今回の参加者の中で1番若い20歳であったので、まだ20歳⁉若いなー。そんなことを言われた。若さってなんだろう、、。私の知り合いには高校1年生で社会人チームで指導者をやっている人がいる。今のア式の監督だって中学生から指導を始めたそうだ。ラミンヤマルは15歳にして、ラ・リーガを戦った。それはちょっと違うか。そんな方々を知っているので若いという言葉に違和感を覚えた。若さにはどういう意味があるのだろうか?大切なもの、当たり前に存在しているものは失ってからしか気づかないという。幸か不幸かまだその経験をしたことがない気がするので分からないが、多くの人が昔から言ってきたことなんだならそうなのだろう。確かに若さの大切さ、凄さを若人が説いていることを見たことはない。以下はGACKTのとあるXでのポストである。
若者へ。
老後に向けて2000万貯めたり、投資するのは大事な考えだが、20代の内から老後だけを考え”今”を犠牲にする必要は無い。
若いからこそ行ける場所、着れる服、遊べる友達、付き合える恋人。
色々ある。
カネをかけずに世界中を旅することだってできる。
若いからこそ、受け取れる刺激。
そこから仕事の活力や、アイデアを受け、自分のビジネスの確立に繋がることも沢山ある。
その年齢だから味わえる感覚をくるかも分からない老後のためにすべて犠牲にするのはナンセンスだ。
大いに遊び、本気で仕事しろ。
そうすれば見えてくるものがある。
結果、カネも貯まる。
浪費を無くして中途半端に仕事をするだけじゃ、大したものは残らない。
今を楽しめないヤツは、老後はもっと楽しくない。
Xを適当に見ていたら流れてきた。これのせいで昨日、一昨日の話を思い出したのである。白石さんは25歳。5歳しか変わらないのに、若っ!と言ってくる。白石さんが60歳になった時、55歳の私に若っ!とは言わないだろう。それだけ白石さんの20歳からの5年には経験がたくさん詰まっていて重要な5年間であるはずだ。まずは大学生活を楽しみな。白石さんはそう言っていた。大学生活を指導者のバイトに費やした彼の言葉は重い。このプログラムに参加するはるき君となおき君もきっと指導を中心にした生活を送っているのだろう。まだ指導者としてのキャリアがない中で、このプログラムに参加した者としてやることは決まった。死ぬまでの時間は有限に思えるかもしれない。一方若い時間は有限である。生き急いでこう。どんな経験でもいい、1つでも多くの経験を積む。学びをやめない。たくさん遊ぶことである。たくさん遊ぶことである。大事なことは2回。特に大学生である内に。頼むぞ、竜蔵、輝、旭。ついでに長田。Dの一族メンバーたち。これからも振り回してやるからな。
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最後に
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