子供がサッカーを始めたのだけど、大会についてわからないことだらけ。
クラブのHPやサッカー協会のHPを見てもよく分からない!という人必見!
自身もサッカー少年の保護者ながら、このお仕事を始めてからも「4種?」「リーグ戦?」「クラブチームは県大会には出られない?」と、「?」だらけの私が、調べて聞いて、まとめました!
岐阜県の小学生年代の大会、これだけ押さえておけば大丈夫!
漠然と試合こなしている選手の皆さん、サポートする保護者の皆さんがこの記事を読み、
主要大会を把握し、計画的に、明確な目標を持ってサッカーライフが送れるようお手伝いできたら幸いです。
なお、様々な要因により大会の要項などは変更されることがあります。最新のものは各大会記事を参照してください。
岐阜県の大会情報はこちらから。
<目次>
・県大会につながる大会は何年生からあるの?
・全国大会につながる大会は何年生からあるの?
・4種ってなに?
・リーグ戦ってなに?何年生からあるの?
・カップ戦ってなんなの?
・招待大会って?招待されないチームは出られないの?
・よく「上位〇位以内は〇〇大会の出場権を得る」ってあるけど、どの大会の結果がどの大会の出場権を得るの?
・クラブチームの大会と少年団の大会が別にあるのはなぜ?
県大会につながる大会は何年生からあるの?
各地区、岐阜県のサッカー協会が関わる大会は下記になります。
【育成】は少年団のみ、【クラブ】はクラブチームのみ参加できる大会です。日付は2022年度開催日になります。
いわゆる「公式戦」と呼ばれる大会は、岐阜県のサッカー協会が関わる大会の他に、各地区のサッカー協会が主催する大会も含まれます。
岐阜県には「岐阜・西濃・中濃・東濃・飛騨」の5地区があります。
クラブ大会は地区予選はなく、岐阜県内全てのクラブチームと戦います。
U-8(2年生)
【育成】ヒマラヤカップU-8 【県大会まで】
・ヒマラヤカップU-8 岐阜県大会 7/3
※地区大会予選結果は県大会記事内にあります。
※西濃はクラブチームが上位に入った場合、少年団が繰上げで県大会に出場
【クラブ】CCN杯クラブ選手権U-8 2022/3/5【県大会のみ】
U-9(3年生)
【育成】ヒマラヤカップU-9 【県大会まで】
・岐阜地区 6/11
・中濃地区
・西濃地区 5/8,15
・東濃地区
・飛騨地区
・ヒマラヤカップU-9 岐阜県大会 7/2
※西濃はクラブチームが上位に入った場合、少年団が繰上げで県大会に出場
【クラブ】CCN杯クラブ選手権U-9 4月〜7/25【県大会のみ】
【育成地区予選あり】+【クラブ(CCN)】
・CCIカップU-9県大会 1/15【県大会まで】
U-10(4年生)
8人制岐阜U-10サッカー大会(OKAYAカップ)【東海大会まで】
【育成】
・岐阜地区予選 5/22,6/26,7/10
・中濃地区予選(めぐみのカップ) 4/24~6/26
・東濃地区予選(東濃地区少年サッカー選手権大会U-10)
・西濃地区予選(兼サーラチャレンジカップ)7/30〜9/4
・飛騨地区予選(まるだいカップ)
【クラブ】
・クラブ予選 〜8/21,9/3
【育成】+【クラブ】
・8人制岐阜U-10サッカー大会(OKAYAカップ)岐阜県大会 10/2
【女子】
・OKAYAカップU-10【女子】サッカー大会 岐阜県大会 10/2
【育成】
・サーラチャレンジカップU-10岐阜県大会 10/15,16
U-11(5年生)
【育成】じゅうろくカップU-11【県大会まで】
・岐阜県大会 5/29
・岐阜地区予選(岐阜市U-10サッカー大会)
・中濃地区予選(第2回たんどーるカップCクラス)
・東濃地区予選
・西濃地区予選
・飛騨地区予選
U-11新人戦
【育成】ぶんけいカップ少年サッカー大会【県大会まで】
・岐阜地区予選
・中濃地区予選(たんどーるBクラス)9/11,12/3,1/8
・東濃地区予選
・西濃地区予選 12/3,18,24
・飛騨地区予選(チビリン兼)
・【U-11新人戦】ぶんけいカップ岐阜県少年サッカー大会 2/25,26
【クラブ】
・【U-11新人戦】岐阜県クラブ新人戦 2/4,5
JA全農杯小学生選抜U-11サッカー大会IN岐阜 (旧チビリン大会)【全国大会まで】
【育成】
・岐阜地区予選
・中濃地区予選
・東濃地区予選
・西濃地区予選 2023/1/8
・飛騨地区予選(兼 ぶんけい)
【クラブ】
・クラブ予選 9/3〜12/11,12/17,1/14
【育成】+【クラブ】
・JA全農杯チビリンピック U-11サッカー岐阜県大会 2/12
【女子】JA全農杯全国小学生選抜サッカー IN 岐阜(少女の部) 2/13→3/13
U-12(6年生)
バーモントCUP全日本少年フットサル大会【全国大会まで】
(育成・クラブ混合予選)
・岐阜地区予選 4/9,5/7
・中濃地区予選 4/16,17
・東濃地区予選 5/15
・西濃地区予選 4/29,30
・飛騨地区予選 4/30
・バーモントカップ全日本Jrフットサル岐阜県大会 6/12
フジパンカップ【東海大会まで】
【育成】岐阜県大会(育成) 7/17
【クラブ】クラブ予選 4月〜5/28,6/4
【育成】+【クラブ】東海大会代表決定戦 7/24
【女子】
・岐阜県大会 少女の部 7/24
全日本U-12サッカー大会【全国大会まで】
(育成・クラブ混合予選)
・岐阜地区予選
・中濃地区予選 10/29,11/6
・東濃地区予選
・西濃地区予選 10/8,9
・飛騨地区予選
・全日本U-12サッカー大会 岐阜県大会 11/20,27
U-12選手権大会【県大会まで】
【育成】
・岐阜地区予選 11/13,23,12/11
・中濃地区予選(たんどーるAクラス決勝大会) 10/2,8,9,11/19,12/18
・東濃地区予選
・西濃地区予選 11/5,19,23
・飛騨地区予選
・中日旗争奪 岐阜県少年サッカー選手権(U-12)2/4,5
【クラブ】
・クラブ選手権U-12 10〜12月?
▶︎ 2022年度 サッカーカレンダー【岐阜】年間スケジュール一覧
全国大会につながる大会は何年生からあるの?
全国大会へつながる公式戦(日本サッカー協会主催大会)は6年生(U-12)の全日本U-12サッカー大会 岐阜県大会とバーモントカップ全日本Jrフットサル岐阜県大会になります。
また、日本サッカー協会主催ではありませんが、5年生(U-11)で行われるJA全農杯(チビリンピック)U-11サッカー大会は東海大会会を勝ち上がると全国大会へつながり、6年生(U-12)のGWに全国大会が行われます。
JFA 全日本U-12サッカー大会 岐阜県大会(全日、全少)について
以前は全日本少年サッカー大会という名称だったこの大会、小学生年代の集大成となる大会で12月に鹿児島で行われます。
年間を通して行われる「U-12サッカーリーグ」に参加していることが全日の参加資格となります。
U-12リーグの上位のみ県大会出場という県もありますが、岐阜県はU-12リーグの後期が全日予選になったり、リーグとは別で予選が行われたりします。2021年度の優勝はFC レスター(西濃地区)でした!
▶︎2022年度 全日本U-12サッカー大会 岐阜県大会(ジュニアサッカーNEWS)
▶︎2022年度の全日本少年サッカー大会の公式サイトはこちら(JFA.jp)
バーモントカップ(全日本Jrフットサル大会)について
バーモントカレーで有名なハウス食品グループ本社株式会社が特別協賛しているためバーモントカップと呼ばれています。全日が冬に行われる全国大会に対して、バーモントカップは夏休みに行われるフットサルの全国大会になります。今年度のバーモントカップ岐阜県大会は6月11日、12日に開催され、ISS.F.Cが全国大会への切符を手にしました!
▶︎2021年度 バーモントカップ全日本Jrフットサル岐阜県大会(ジュニアサッカーNEWS)
▶︎バーモントカップの公式サイトはこちら
サッカー協会主催ではないのですが、5年生の【U-11】JA全農杯チビリンピックU-11サッカー大会 も全国大会へつながる大きな大会となります。
東海地方では以前はU-10の大会でしたが、他地域と同じようにU-11に予選を行い、U-12になったGWに全国大会が行われるようになりました。
▶︎2022年度 JA全農杯チビリンピックU-11サッカー大会
▶︎チビリンピックの公式サイトはこちら
4種ってなに?
日本サッカー協会におけるチームおよび選手の区分のことです。
4種は、ジュニア(小学校年代)を対象としており、少年サッカーチームはこの4種に該当します。
4種には小学生女子も含まれます。中学以上になると、女子という区分になります。
ちなみに、
3種はジュニアユース(中学校年代)
2種はユース(高校生年代)
1種は一般になります。
サッカー協会のサイトには全ての年代の情報が載っているので、
小学生の情報を見たい場合は4種を選んでくださいね。
ただし、バーモントカップなどフットサルは別(フットサル委員会管轄)になっていることもあります。
参照・引用 岐阜県サッカー協会 HP
リーグ戦ってなに?何年生からあるの?
参加チームを幾つかのブロックに分け、ブロック内で総当たり戦を行い勝ち点によって順位を決める方式です。
負けたら終わりのトーナメント戦と比べて、試合数が多く体験できるメリットがあります。
4種では2015年からU-12のリーグ戦参加が全日本少年サッカー大会の参加資格になるなど、JFA(日本サッカー協会)もジュニア年代から試合を多く体験させることを推奨しています。
現在、地区のサッカー協会主催で地区ごとにU-10、U-11、U-12でリーグ戦が行われています。
以前は「こくみん共済サッカーリーグ」と呼ばれていましたが、西濃地区では「Mリーグ」、中濃地区では、前期は「めぐみのカップ」後期は「たんどーるカップ」など、様々な名称に変わりました。
- U-8,9みのっ太少年サッカー大会・・・JA岐阜が協賛し、岐阜地区内で行われます。
- U-10リーグ・・・地区ごとに育成・クラブ混合で行われます。
- U-11リーグ・・・地区ごとに育成・クラブ混合で行われます。
- U-12リーグ・・・地区ごとに育成・クラブ混合で行われます。参加が全日の出場資格になります。
- オレンジカップ U-10定期リーグ戦 ・・・ブラバSS、海津SSが主催し、岐阜県以外のチームも参加しています。
- ラグロンリーグ・・・ラグロン株式会社が協賛するU-8からU-11まで、岐阜市近辺で行われています。
岐阜県のリーグ戦はこちらのページでチェックしてください!→2022年度 岐阜県リーグ表一覧
次はカップ戦についてです。
カップ戦ってなんなの?
リーグ戦に対して比較的短い期間で行われる大会のことをいいます。
予選はブロックごとのリーグ戦、決勝はトーナメントという形式が多いですね。
他地区、他県のチームと試合ができること、練習試合とは違った緊張感を持って試合ができることが特長です。
岐阜県内では
- 多治見市サッカーフェスティバル(U-12) 5/4,5
- 可児ドリームカップ 8/27,28
- 大垣中川招待U-12/大垣サマーサッカー大会 8/6,7
などがあります。
また、
- 日本フットサル施設連盟選手権U-12
- JCカップ U11少年少女サッカー全国大会岐阜ブロック予選大会
招待大会って?招待されないチームは出られないの?
ズバリそうです。主催者により招待されたチームのみ参加できる大会です。
他大会での成績から選ばれる大会から、日頃お付き合いのあるチームという括りで招待される大会まで様々です。
10の練習より1の本番、と言われるように、真剣勝負の機会を増やすという意味で招待大会は各地で行われています。
夏休みには県外の招待大会に遠征(合宿)というチームも多いですね。
よく「上位〇位以内は〇〇大会の出場権を得る」ってあるけど、
どの大会の結果がどの大会の出場権を得るの?
地区予選と県大会で名前が違うこともあり、わかりにくいですよね。
岐阜県大会と名称の違う地区大会を現時点でわかる範囲でお伝えします。
わかり次第、順次追加していく予定です。
岐阜地区ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
- 岐阜市U-10サッカー大会
→上位3チームが次年度のじゅうろくカップU-11 岐阜県サッカー大会出場
- 堂後公苑開場記念大会
→上位2チームがMAGCUP東海大会出場
西濃地区ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
- サーラチャレンジカップU-10 西濃大会 (育成)
→ 上位1チームが8人制岐阜U-10サッカー大会出場
→ 上位7チームがサーラチャレンジカップU-10 岐阜県大会出場
中濃地区ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
- JAめぐみのカップ Aクラス決勝
→上位2チームがフジパンカップJrサッカー岐阜県大会(育成)出場 - JAめぐみのカップ Cクラス決勝
→上位1チームが8人制岐阜U-10サッカー大会 育成)出場 - JAめぐみのカップ Dクラス決勝
→上位3チームがヒマラヤカップU-9岐阜県大会 (育成)出場 - たんどーるカップAクラス決勝
→上位7チームが中日旗争奪 岐阜県少年サッカー選手権(U-12) 出場 - たんどーるカップBクラス決勝大会
→上位3チームがぶんけいカップ少年サッカー大会(新人戦)(育成)出場 - たんどーるカップCクラス決勝大会
→上位2チームがじゅうろくカップU-11(育成)出場
東濃地区ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
飛騨地区ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
他にも情報をご存知の方がいらっしゃいましたら、お問い合わせフォームより情報をお願いいたします!
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クラブチームの大会と少年団の大会が別にあるのはなぜ?
岐阜県にはクラブチームを管轄するクラブ連盟、少年団を管轄する育成連盟があり、大会を管轄する連盟によって出場チームが違います。
6年生の夏に行われるフジパンCUPは「育成(少年団)の県大会」と「クラブの県大会」を行い、各大会の上位による「東海大会出場決定戦」が行われますね。
実はこれ、岐阜県だけなんです!
例えばお隣の愛知県を見てみると、クラブも少年団も混合で地区予選を行い愛知県大会が行われています。
▶︎2022年度 フジパンCUPユースU-12サッカー大会愛知県大会 9/4,11
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最後に
小学生年代の大会の歴史の中には、現在日本の「トップチーム」であるJリーグや海外で活躍する選手の名前がたくさん出てきます。
原口元気選手が江南南サッカー少年団の主力選手として2003年の全日で優勝したとか、金崎夢生選手が5年生で出場したバーモントカップで3位になったなど、大会の歴史を知ることで、憧れの選手がより身近に、そして全国大会出場の目標がより現実的になってくれたらいいなと思います。
親としては、次はどんな大会があるのかわかっているとスケジュールが立て易いですよね!
ジュニアサッカーニュースは、ユーザーの皆さんと作り上げていくサイトです。
こんなことが知りたいというご質問や、自分の地区はレギュレーションが違うなど情報をお持ちの方は、ぜひご要望、情報提供をお願いいたします!
保護者の皆さんと一緒に岐阜県のジュニアサッカーを盛り上げていきたいと思っています!
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Photo:Niki
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