こちらの記事はジュニアサッカーNEWSメディアパートナー 京都大学体育会サッカー部様よりご寄稿いただきました。
大学サッカー部の活動、大学生のサッカーへの想い、高校時代のサッカーと勉強の両立についてなど、中学生高校生・保護者の皆さんのお役に立てばと思います。
週に1回投稿します。
(参照元:京都大学体育会サッカー部公式サイト)
寄稿者
4回生トレーナー 土地さくら
どうやら私は「勝利の女神」ではないらしい。
今シーズン前半、練習試合から公式戦まで、自分がベンチに入るとなぜかチームが勝てない。初めのうちは「そんなことないよ!」と言っていた仲間も「冗談ではないかもしれない」と感じ始めた頃、私はベンチ入りしなくなった。
その後チームは絶好調。前期を終えてリーグ2位、昇格も見えてきた。
試合前に必要な選手にはテープを巻き、カメラを抱えてピッチの周りをぐるぐる。ファインダー越しに見る歓喜も悪くはないけど、やはり寂しい。
学生トレーナーというのは実に難しい仕事だと思う。
選手なら誰もが立ちたいと望むピッチに私が足を踏み入れるときは、誰もが望まない状況の時だ。時に「私では無理だ」と思う場面に出くわしても平静を装い、震える足を前に出して駆け寄る。チームが良い流れなら尚更、その流れを止めないように、不安を表に出さず瞬時に判断し処置をする。
立ち上がれない選手を外に出すとき、自分の無力さを感じ、トレーナーとして存在する意義を見失いそうになる。その無念さに寄り添うことさえ出来ないと思うときもある。
そのことは試合中だけでなく、普段の練習時にも何度も突きつけられた。
特にリハビリチームの選手たちとは復帰時期をめぐって喧嘩になることもしばしばだった。
「自分のことは自分が一番わかってる」
そう言われると、最初の頃は言い返すことが出来なかった。説得し納得させるだけの知識と技術が身についていなかった。
続きはこちらから(京都大学体育会サッカー部公式サイトへ移動します)
HP担当者より一言!
「京都大学体育会サッカー部は愛され、
最後に
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