こちらの記事はジュニアサッカーNEWSメディアパートナー 東京大学ア式蹴球部 様よりご寄稿いただきました。
大学サッカー部の活動、大学生のサッカーへの想い、高校時代のサッカーと勉強の両立についてなど、中学生高校生・保護者の皆さんのお役に立てばと思います。
(参照元:feelings 東京大学ア式蹴球部ブログ)
寄稿者
宮川旭(2年/DF/武蔵高校)
2年に上がり自分の中で変わったと思うことがある。それは応援で声を出すようになったことだ。
中学・高校は応援という風習がなく、ア式での応援が初の本格的な応援になった。去年はコロナの影響がまだあって声出し応援ができず応援できる機会は限られていたが、その限られた機会でも自分はほとんど声を出せていなかった。
元々、日常生活でもサッカー中でもあまり大きな声を出せず、聞き返されることがよくある自分は、セカンドの試合が後に控えていて声出すと疲れるからという理由を自分の中で用意し、声を出さないことをよしとしていた。
本当のところは、応援される経験が少なかったために応援の必要性を理解していなかったこととか、チームの一員としての自覚が足りなかったことが声出しをできなかった理由だと思う。
転機となったのは3月にあったアミノバイタルカップ。有難いことにスタメンで使ってもらい、割と長い時間ピッチに立った。この試合の前に自分のチャントが作られ、試合の中で計3回ぐらい歌ってもらった。このチャントはみんなにも人気があるらしく自分も気に入っている。
一番覚えているのは、2戦目の大東戦、みんなが応援している目の前でスライディングしボールを奪ったとき。自分のチャントが歌われた。嬉しかった。その後も頑張ろうと気合が入った。そこで初めて応援が力になることを実感できた。
応援が選手に与える影響というのは選手によって個人差があると思うし、応援が試合の勝ち敗けに影響するとまでは思わないが、ピッチに立った選手がギリギリのところで足を伸ばせたり、体力がない時に走れたりする力が応援にはあると思う。少なくとも自分はそうである。自分が出場した時に応援してもらうためにも自分が出てない時は全力で応援しようと決めた。
HP担当者より一言!
「実は東大ア式蹴球部は他大学生もマネージャーやテクニカルサポートになれます!お気軽にお問合せください。」
最後に
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