南アメリカ
ブラジル
特徴
国民の17.6%がサッカーに携わっていて、プロ登録をしている選手だけでも11,000人いると言われます。その中で活躍しているプロ登録選手は5000人、そのうち高給を取っているのは750人程度、残りの4250人の経済状況は厳しいと言われている国です。
Aリーグは3部まであり、その下にBリーグが2部あるのですが、B-1リーグ、B-2リーグは23歳までの選手しか出場することができません。
各クラブチームに寮等が完備されているところが多いため、留学の場合は共同生活になるのが普通のようです。
留学がプロに結びついた例
池田圭太選手(千葉県出身)は柏日体高校を卒業後、3月にブラジルに留学しました。CAピラスヌンゲンセに留学後、イトゥアーノFCにプロ契約し、その後いくつかのチームを回って2015年に帰国しました。
2015年11月に帰国したのち、約1年間横浜猛蹴フットボールクラブ(関東1部)に在籍して社会人リーグで活躍した後、2017年2月にオーストラリアにわたり、サーファーズ・パラダイス・アポロSCと契約を結んで現在に至ります。
プロに結びついた例とは若干違いますが、遠藤保仁選手(ガンバ大阪)は、コーチの勧めで鹿児島実業高校の3年生になる春休みにブラジルに1か月留学しています。
「若くしてブラジル人のハングリーさを目の当たりにできて良かったと同時に、日本にはサッカーへの情熱が全然足りないと思いました。」(参照サイト:毎日新聞)のように、刺激を受ける経験になったと話しています。
三浦知良選手が中学卒業後サンパウロ市の「ジュベントゥス」に留学したのちプロデビューしたという話はあまりにも有名です。
生活情報
外務省が発信している危険情報によると、リオデジャネイロ、サンパウロをはじめとしたいくつかの都市で危険度レベルは1です。
「レベル1:十分注意してください。」当該国(地域)への渡航、滞在に当たって特別な注意が必要であることを示し、危険を避けて頂くよう、おすすめするものです。
危ないところへ行かない、夜遅く出歩かないなどの基本的な生活習慣を守る注意が必要です。
医療情報
私立病院には日本人医師もいるところが多く、日本語で予約もできるところがあります。医療費は高額なので、保険をかけていく必要があります。
アルゼンチン
特徴
ヨーロッパのビッグクラブにアルゼンチン人が多く所属していることから、育成に比重を割く「選手輸出国」だと言われています。
留学がプロに結びついた例
生活情報
外務省が発信している危険情報によると、首都ブエノスアイレス市及びその周辺のみレベル1です。
医療情報
首都圏では設備が整っていて、欧米先進国に近い医療レベルが期待できるようです。公立病院は外国人も無料で診察を受けることができますが、医療レベルは低いと言われています(外務省HPによる)。留学の際には、万が一のけがの際の医療ケアについても確認する必要があります。
口コミをいただきました!
中学生のときにアルゼンチンに留学をきっかけに、現在バングラディシュでプロ契約された加藤友介さんという方がおられるそうです。
日本人で、ボカスタジアムでプロとしてプレーした二人目の日本人….という紹介がされていました。加藤友介さんという方のブログを読んでいます。
口コミを募集しています
留学がプロに結びついた例を調べたのですが、空白の国に関しては情報が見つかりませんでした。ご存知の方はぜひ情報をお寄せください。
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最後に
留学とはチャンスを増やすことだと思います。インターネットの普及で情報は子供たちの周りにあふれていると思いますが、実際に行って、見て、経験することと情報との間には大きすぎる差があると思います。
参照サイト一覧
ユーロプラス
スポーツクラブ アミザージ
外務省 海外安全ホームページ
PRESTIGE INTERNATIONAL
wikipedia
Soccer & Society
「現役Jリーガー対談!スペイン&ドイツで戦った経験者が感じたものとは?」(Qoly)
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