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【チーム内の温度差編】こんな時どうする?6人のジュニアサッカーNEWSライターが答える!

みなさんは、お子さんがサッカーをする上で困ったことや悩んでいることはありませんか?

弊社には、子どもがサッカーをしている(していた)保護者、自身がサッカーやフットサル経験者、サッカー指導に関わってきたなど、多数のライターが所属しており、その子どもたちの中には「現役のサッカー少年少女」・「強豪校やクラブチームのユースで頑張っている」・「長年、サッカーを続けた後、現在はコーチをしている」・「プロサッカー選手」など、さまざまなサッカー経験者がいます。

そこで今回、「ジュニアサッカーNEWS」読者より寄せられた「お悩み」に、グリーンカードのライターたちがお答えする特集を11回にわたり発信したいと思います。
ライターたちの これまでの経験や想いによって、「お悩み」解決の糸口をみつけることができ、みなさんの気持ちが少しでも軽くなれば幸いです。

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答えてくれた6人のライター紹介

Crane

びわ湖のほとりの住人でしたが現在は関東在住。
サッカー保護者歴は丸12年。子供は2人で下の子は現在もサッカーを続けています。

どんな試合でも、その一戦を迎えるまでにどれほどの努力があったのか。そしてそこに、どれほどの方の支えがあったのか。頑張っている選手達、それを支える保護者、指導者の皆様が持つ数多のドラマに想像を張り巡らせてはリスペクトが泉のように湧き上がる日々。
涙腺も年々緩くなり、留まることを知りません。

mar

福岡在住。自身もサッカー少年の母でサッカー保護者歴8年。
息子1名。(高校生,街クラブ所属)

保護者目線で「保護者が知りたい情報」を迅速にお届けするため、日々奮闘中。
いろいろな方の貴重なお話を直接聞けるこのお仕事にわくわくさせてもらっている毎日です。できるようになりたいこと、勉強したいことが山のようにあります。一つずつチャレンジしていきたいと思います。

hiro

大阪在住。息子が年長からサッカーを習っておりサッカー保護者歴10年。
子供は、娘(大学3)と息子(中3)の2人。

娘の時から、PTAの役などコツコツとこなしているので、気の合う保護者がいればラッキーぐらいの気持ち。
保護者の付き合い方は割り切りが大事だと思っている。

高嶋

福井出身、福岡経由でUターン。
現在、社会人フットサルで活動しています。

保育士の仕事をしていたので、子供たちとどのように関わるべきか、今この子に必要なものは何か、ということを常に考えていました。
保護者から色々な相談を受けることもありましたが、そのたびに、皆もっとシンプルに子供と向き合えばいいのになーと思っていました。

サッカーは頭も体もフルに使うので、子供の成長発達という面からも大変効果があると考えています。
ジュニアサッカーNEWSでの仕事を通して、日本のサッカーの裾野を広げていきたいです。

水下

群馬県出身、東京都在住。サッカー保護者歴14年。
3人(男子1人女子2人)の子どもの母。長男は5歳からサッカーをしていて、高校サッカーを卒業して現在GKコーチ。

今年弊社が配信したハトマークはブロックの予選リーグ勝ち星なしで敗退でしたが、思い出の大会でもあります。あの時、ちゃんと試合できるたくさんのチームの中で「ゴールはどっち!?」ってコーチが悲痛に叫んでいたなあ、と…
お子さんのサッカーがもたらしてくれるたくさんの出会いと悲喜こもごもを、みなさんも楽しんでくださいますように。

choco

宮崎出身、熊本在住。サッカー保護者歴20年。
社会人の長男、浪人生の次男、高校1年生の三男ともに3歳からサッカーを始めたサッカー少年たちの母。

サッカーとは「人間性を育ててくれるもの」と、特に子どもたちの心の成長を楽しみにサッカーと関わってきたので、いまだにサッカーが好きで続けている三兄弟の姿は嬉しいです。
三男は無名の小さなチームから強豪校へ進学しました。子どもたちがサッカーを愛して止まないことや三男が強豪校で頑張ってくれていることは、三兄弟の中学時代の監督が「育成を軸に導いてくださったこと」、「子どもの力を引き出してくださる高い指導力」、そして何より「サッカーが好きだという気持ちを育ててくださった」おかげと心から感謝しています。

こんな時どうする?


Q、
レギュラーの子と非レギュラーの子の保護者の温度感が違いすぎ、一部の保護者だけが盛り上がっているように見えます。試合などの連絡がしづらく困っているのですが、どうすればいいでしょうか?

水下
「それぞれの方々がそれぞれのスタンスで出来ることをやってみませんか?

率直に言って、「一部の保護者だけが盛り上がっている」状況はいたしかたなく、そしてこれはいつまでも続くものだと思います。
子どもが熱心にプレーしている保護者さんはレギュラー・非レギュラーを問わず高温ですし、そこまででもないところはそこまででもないのかなあという印象を受けます。

みんなが同じ温度で盛り上がることはほとんどなく、それぞれの方々がそれぞれのスタンスで出来ることをやるしかない、というのが保護者歴14年の感想です。

小学校、中学校、高校と進むにつれ、いい温度感で保護者同士が励まし合い、盛り上げあって行けるようになると思います。幼稚園、小学校だと保護者も初めてのことだらけなので、どうしてもギクシャクすることが多かったです。

自分たちも初めてだ、という前提で先輩保護者(上に同チーム卒のお兄さんがいたなど)と連携できると非常に良いと思います。うまーくまとめて下さると思います!

ライターA
「一緒に応援する」という雰囲気を作るのはどうですか?

年代別に両方の立場を体験した保護者です。
正直、レギュラー陣の保護者だけが盛り上がってしまう状況はなかなか避けられないかなと思います。
試合に出ていない親はなかなか応援にも来辛いものです。
ですが、非レギュラーの選手の保護者さんの中でも純粋にサッカーが好き、経験者だったという方がいらっしゃる場合があります。
そういう方こそサッカーにとても詳しく、チーム分析が得意な方もいらっしゃるのでそういう方がいらしたら、積極的に声をかけて試合を一緒に見ながら解説してもらったりすると、サッカーの知識も深まりとても楽しいです。

また、これはチーム指導者の方とも協力体制が必要かと思いますが、愛されるチーム作りをするとレギュラー、非レギュラー問わずチームそのものを応援するという気持ちになると思います。
子供たちが挨拶を絶やさなかったり、荷物管理などのオフザピッチの態度がしっかりしていると、保護者はチームのサポーターとして応援に来たいと思うものです。

レギュラーの保護者の方々がまずは中心になって「一緒に応援する」という雰囲気を作る。非レギュラーの保護者の方々にも応援に来やすい雰囲気を作ることも意識されても良いかもしれません。

高嶋
せっかくの出会い、サッカーを通して一緒に盛り上がることだけを考えるべきだと思います。

サッカーをするために集まった集団である以上、サッカーで繋がるしかないと思います。
レギュラー・非レギュラーを問わず、サッカー選手としての子供たちに関する話をするのです。「お宅の〇〇君はポジショニングが上手いですね」とか、「××ちゃんは、負けてる状況でも大きな声を出して強いね」という具合に。

サッカーを通して出会ったのですから、サッカーを通して一緒に盛り上がることだけを考えるべきです。
そのためには、保護者たちもサッカーに対する理解を深めることが求められます。
日々の家事や育児や仕事をする中で、大変なことだとは思います。しかしサッカーは知れば知るほど面白いですし、親が夢中になってくれたら子供もやる気が出ます。

せっかくサッカーで出会えた人々なのですから、その出会いはサッカーを通じて育んでいただきたいです。

※ただし、サッカーに詳しくなるのは良いのですが、そこでの知見をお子様に押し付けてはいけません。練習内容や戦術については、監督と選手たちに任せましょう。

ライターB
事務的な連絡は淡々と連絡のみに徹する。割り切るのも大事だと思います。

連絡事項を伝える時に感情移入したような言葉を付けない。
「明日も決勝目指してがんばりましょう!」とか「全国大会行けるように応援がんばりましょう」みたいな事を付けると、試合に出てない子の親は「シラー」とするような気がするので。

事務的な連絡は淡々と、連絡のみに徹する方がいいと思います。
家庭によってのスタンスの違いはどうしても生まれてしまうので、ある程度仕方ないと割り切るのも大事。

ライターC
「同じチームのこどもを持つ保護者としての立場」で対等に考えることが大切だと思います。

レギュラーであるかないかは子どもの問題だと思うので、保護者は「同じチームのこどもを持つ保護者としての立場」で対等に考えたらいいと思います。

確かに試合に出ない子と頻繁に出る子といるのは事実ですが、試合の連絡をするのを躊躇する必要はないかと思います。

ライターD
保護者同士の交流を密に心がけてみてはいかがでしょうか?

分かります。どちらも経験したことがあります!
レギュラーの時には、できるだけ非レギュラーの保護者に話しかけたり、食事に誘ったり、保護者同士の交流を大切にしました。
子どもが非レギュラーの時には、協力体制を崩さないよう進んでお手伝いをするように心がけました。
サッカーの試合だけではなく、その他の交流が大切な気がしています。食事会をする・懇親会をする・送迎を手伝うなど、保護者同士の交流を密に心がけてみてはいかがでしょうか?

温度差のないチームはない

いかがでしたか?みなさんのお悩みの糸口になるような回答があったでしょうか?
今回は「チーム内の温度差」というお題にお答えしました。
お悩みを寄せてくださった保護者に限らず、ライターの答えからもいかなるチームも大なり小なりチーム内の温度差はあることを伺い知ることができました。この記事を読んでいる保護者のみなさんも、一度はチーム内の「温度差」を感じたことがあるのではないでしょうか?そう考えると、温度差のないチームはないと言っても過言ではないかもしれません。

では、温度差があることは何が問題だと思いますか?
わたしは、温度差が人と人との間にストレスを与えてしまうことが問題のではないかと思います。
ストレスが高いチームは団結力に欠け、チーム力や士気が下がることが想像できます。できることなら、保護者も子どもたちと一緒に意識を高く持ち、チームが強くなれるように、子どもたちを応援する一番のサポーターでありたいですよね。
一人一人の少しの心がけで温度差が軽減されたり、一部の保護者だけでなく保護者みんなで盛り上がれるような、雰囲気の良いチーム環境を作るための協力をすることで、試合などの連絡などがしづらいという状況が改善方向へ向かうのではないでしょうか。

ライターたちの言葉の中に出てくる「積極的に声をかけて試合を一緒に見ながら解説してもらったりする」、「ある程度仕方ないと割り切るのも大事」、「試合の連絡をするのを躊躇する必要はない」、「サッカーを通して一緒に盛り上がることだけを考える」、「それぞれのスタンスで出来ることをやる」など、自分なりにできることがみつかりそうですね。

読者のみなさんの感じ方が違うように、ライターの感じ方も十人十色。それぞれのライターの経験談や感じていることが、みなさんの心に響き「うんうん、すごく共感できる!」、「なるほど!そう考えれば気持ちが楽になるのか!」、「これは自分とはちょっと違う、自分はこうしよう!」など、お悩みの解決に繋がるヒントとなり、今後の参考になれば嬉しいです。

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寄稿者プロフィール

JUNIORSOCCER NEWSWriterchoco
ライターを始めて5年経ちました。
わたし自身もサッカー少年3兄弟の母です。
2024年度、長男は社会人・次男は大学生2年生・三男は高校3年生になります。
3人ともサッカー現役。週末、息子たちの試合の追っかけをしては、チームの成長を感じ幸せな気持ちになる日々を送っています。

サッカーを頑張る選手たち、それを支える保護者や指導者の方々。
サッカーに関わるすべての方に寄り添えるような記事が書けるよう、これからも精進していきたいと思います。

担当は東京4種です。
みなさまからの大会情報を心よりお待ちしております!

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