2022年度 日本クラブユース選手権(U-18)の配信の裏側【前編】 を読む
ライブ配信の裏側、2022全国クラブユースU-18の後編です。
初・全国大会ライブ配信を担った新入社員の「嬉しかったこと」とは?
2年目の若手スタッフ松本、1年目の新人スタッフ松那の2人でお送りします。
出場チームの横顔
新入社員の松那です。
▲笑うと「目がなくなる」と言われますが、ちゃんと開いてます
初めての全国大会ライブ配信では、嬉しいことがたくさんありました。
ニュース風にお届けします。僕の担当会場の試合だけなのですみません。ほかにもたくさんのニュースが各会場であったと聞いてます。
セレッソ大阪U-18、配信スタッフに声かけ
▲優勝のあと(参照:日本クラブユースサッカー選手権U-18公式サイト)
準々決勝のあと、セレッソ大阪U-18のスタッフさんたちが僕に声かけしてくれました。
「いつも配信ありがとうね、ありがたいよ」とか、
「え、君、京都出身?京都のどこ?京都と言えばさ~」
こんなライブ配信の1スタッフに声をかけてくれるなんて。
そして、さらにスタッフさんたちは僕の顔を覚えてくれて、決勝の後にもまた「お世話になりました、ライブ配信ありがとうね、またよろしくね」と言ってくれたんです。
頑張ろう!と思いました。
セレッソさんはU-18の男子も女子も、U-15のスタッフさんも声をかけてくれました。僕が会場を担当することが多かったので、他会場でもきっと起きていることだと思いますが、とても励みになりました。ありがとうございました。
負けたときの配慮がすごかった
僕たちは試合が終わると、選手にインタビューをとります。
勝ったチームは喜んで話してくれることが多いのですが、勝ったチームがいれば負けたチームもいます。負けたチームに直後にインタビューを撮りに行くのは、選手の気持ちになってしまって、足もちょっと重くなります。
クラブユースのスタッフさんたちは、僕たちに「ちょっと待って下さいね、あとにしてもらってもいいですか?」とまずお断りをくれて、選手の様子を見たあとで「お待たせしました、どうぞ」と繋いでくれる方が多かったです。
お世話になりました。ありがとうございました。
ベンチの笑顔率ナンバーワン・浦和レッズレディースユース
▲浦和レッズレディースユース集合写真(参照:XFカップ日本クラブユース女子サッカー大会U-18)
女子の配信をしたとき、応援も優しいな!と感動したのですが、ダントツでベンチが楽しそうだったのは浦和レディースユースでした。
試合中に応援しながらの笑い声が聞こえたのは僕の担当試合ではこのチームだけでした。とても和やかで、サッカーを心から楽しみ、仲間を心から応援している気持ちが伝わってきて、いいなあ!と思いました。
もしかしたら女子は、浦和のほかにもこういう雰囲気が多いのかもしれません。真剣にサッカーをし、真剣に応援し、心から楽しむ、というサッカーがいいなと思いました。ベンチのそういう雰囲気もライブ配信でお届けしたいと思いました。
スタッフが見た群馬
ここからふたたび松本です。
ライブ配信がある日は早朝から深夜まで、準備や配信や後片付けで詰めっきりなのですが、オフは観光がとても楽しみです。
今回の群馬のオフは浅間の鬼押出へ行ってきました。
雄大ですね!
白糸の滝、草津温泉も見に行きました。
群馬県民のソウルフードも試しました。
森山が焼きまんじゅうを激賞していました。うまかったそうです。
▲森山はカメラを持たせるとトランスフォームしますが、カメラがないとただの不思議ちゃんです
新スタッフご紹介
今回、僕とともにデビューしたスタッフが2人います。
ひとりは石丸。
営業チームの一員ですが、ライブ配信のときはそんなこと言ってられないのでもちろんかり出されます。
▲草津によく似合う男でした
外見からもわかるほのぼのキャラです。
不思議な勘があり、たくさんある機材の中でもトラブル起こしがちな機材を必ず手に取る(本人は知らないで選ぶのですが、必ず問題児をゲットします)ある意味豪運の持ち主でした。
もうひとりは同じく営業チームの小川。
▲立っているのが小川です。超ベテランに見えますが、現場は今回が初めて
ザ・営業マンの彼は、人が見落としがちなところを必ず気がついてくれ、僕たちが後回しにしそうな仕事を先読みしてやってくれる気配りの人です。
年上なのですが、そんなことも感じさせないフレンドリーさがあります。
初めての全国大会を終え、次なる全国大会のために僕たちは北海道に飛びました。ネットワークとの戦いの日々が今年も訪れるのです。
続く
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