12月28日から1月10日にかけて行われた第100回全国高校サッカー選手権大会 全国大会 の情報をお知らせします。
青森山田 対 大津の2021決勝は、4-0で青森山田が勝利し優勝!
高校総体インターハイ、プレミアリーグEAST、そして今回の高校選手権の「3冠」を達成しました。
2018年度大会以来3年ぶりとなる3度目の選手権優勝・全国制覇おめでとうございます!
(トーナメント表の下に試合後の監督・選手コメントを掲載しています)
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2021年度 大会結果詳細
優勝:青森山田(青森)
準優勝:大津(熊本)
第3位:高川学園(山口)・関東第一(東京B)
ベスト8
前橋育英 (群馬)
静岡学園(静岡)
桐光学園(神奈川)
東山(京都)
※チーム名をクリックしていただくとチーム情報、県名をクリックしていただくと県大会結果がご覧いただけます。
大会優秀選手(チーム別)
ポジション 選手名 前所属チーム
◆青森山田
GK 沼田晃季 鹿島Jrユース
DF 三輪椋平 青森山田中
DF 丸山大和 クリアージュFCジュニアユース
MF 宇野禅斗 青森山田中
MF 松木玖生 青森山田中
MF 藤森颯太 青森山田中
FW 名須川真光 ヴェルディ岩手U15
◆大津
GK 佐藤瑠星 合志市立合志中
DF 川副泰樹 サガン鳥栖U-15
MF 薬師田澪 宇城市立小川中
MF 川口敦史 サガン鳥栖U-15唐津
MF 森田大智 FCKマリーゴールドAMAKUSA U15
FW 小林俊瑛 藤沢市立鵠沼中
◆高川学園
GK 徳若碧都 高川学園中
MF 林晴己 高川学園中
FW 中山桂吾 ルーヴェン福岡FC
◆関東第一
DF 池田健人 大豆戸FC Jrユース
MF 肥田野蓮治 FC東京U-15深川
FW 本間凜 JSC CHIBA
◆前橋育英
DF 柳生将太 FC東京U-15深川
MF 根津元輝 1FC川越水上公園
MF 笠柳翼 横浜FC Jrユース
MF 徳永涼 柏レイソル U-15
◆桐光学園
DF 馬場拓己 横浜F・マリノスジュニアユース追浜
MF 山市秀翔 TOKYU sports system Reyes FC YOKOHAMA
FW 三原快斗 FC東京U-15むさし
◆静岡学園
MF 小泉龍之介 ESPORTE CLUBE JOGADOR
MF 玄理吾 FC Libre
MF 古川陽介 京都サンガU-15
FW 松永颯汰 G大阪門真Jrユース
◆東山
DF 新谷陸斗 セレッソ大阪U-15
MF 阪田澪哉 宇治FC Jrユース
◆帝京大可児
MF 鈴木淳之介 スポーツクラブ岐阜VAMOS
◆佐賀東
MF 吉田陣平 F.THREE U-15
◆阪南大高
FW 鈴木章斗 ガンバ大阪Jrユース
1/10 決勝 @国立競技場
前半37分 青森山田 丸山大和選手
前半41分 青森山田 名須川真光選手
後半10分 青森山田 松木玖生選手
後半33分 青森山田 渡邊星来選手
参照:JFA.jp
青森山田 黒田剛監督
中1日でやった私たちと中5日の大津のコンディションで違いがあるという捉え方もあるが、国立ですでに1試合やったとポジティブに捉え、1年間やってきた自分達のサッカーをやろうと。リスタート、ポゼッション、セットプレー、守備、なんでもできるということを青森山田は志向してきた、今日はパーフェクトなゲームをやってくれた。
昨年一昨年の失敗を学習して、今年は同じ失敗を絶対にしないということ。
2.9まできた、それを3.0にするために、最後自分たちのやってきたことを信じて頑張ろうという気持ちで挑んだ。
「打倒山田」「どこが山田を倒すんだ」という声は春先から選手の耳に入っていたと思うし、肩に大きな重圧がかかっているんだろうなと思ったが、それ以上にそれすらを簡単に跳ね除けるような「勝ちたい」という気持ちの強さを感じた今年のチームだった。
3冠を松木キャプテンが掲げたが、3冠なんてこの時代にとても簡単ではないこと。だがそれをやり遂げたというところが素直にすごい。
毎年理想通りのチームが常にできるわけではないし、勝ち続けることが難しい試合が続く中で、高体連に1試合も負けることなく今日優勝できたのは、本当に選手たちが素晴らしかったし、おめでとうと言いたい。
松木はキャプテンとして、選手でありながらも監督やコーチのように仲間に厳しい声をかけ、嫌われ役もやるし、常にチームのために理性の心を持ってやってくれた。
今年一年注目される中でも、チームのために走り、チームのために跳び、必死にやってくれた。チームの団結力、チームプレーに徹して「自分自分」にならずにきた。
周りの選手もそれを見て、聞く耳を持って、松木にしっかりついて行った。
勝つためには、どんなことでもするという気持ちの一体感があった。
選手としても松木、宇野はフィジカル、ヘディング、体当たりでも負けない、点も取れる、ゲームコントロールもできる、世界に誇れるダブルボランチだったと思う。
昨年のチームからディフェンス4枚が総入れ替えに加え、両サイドバックの怪我もあり、重圧を背負い込んだ守備陣のスタートだった。
しかし、結果的にプレミアもシーズンを通して9失点のみ、今回の選手権でも、決勝で失点しない試合を見せたのは1年間彼らが必死に取り組んできたことの証で、彼らの著しい成長あってこそ。
ホイッスルの瞬間は、今年は100年の歴史を刻む大会に加え、コロナが収束しない中での大会開催へ大会運営の皆様のご尽力、チームも選手、スタッフ、保護者、学園、多くの人が尽力してくれた。また、小嶺先生のこれまでのご尽力にも感謝しながら、そういったことがいっぺんに走馬灯のように頭を駆け巡った瞬間だった。
青森山田 松木玖生選手
今日の試合は今シーズン通して1番、2番を争うくらいの出来だったかなと思う。
前半1点目の直前は、チームに勢いがなくなっていた時間帯だったので、自分でドリブルを仕掛けてコーナーを取りに行くことでチームを鼓舞する姿勢を見せた。
そこでコーナーを取れて、「このコーナーで行くぞ」とみんなには声をかけた。
このプレーが得点に繋がって良かった。
3度目の正直という形になったが、この選手権に対して自分が全国で一番悔しい思いをしていると思い、そしてこのチームなら優勝できると感じていたし、みんなに感謝している。
3冠と口にしていたが、一戦一戦しっかり戦うことに意識を向けてやってきた。
宇野選手以外の選手とボランチをしたことがないのでわからないが、自分としてはとてもやりやすい。
ボール奪取する力などは自分も学びたいところがある選手。
そういう選手が相方で、一番近いところで一緒にやってきて、みんなで3冠が達成できて嬉しい。
決勝戦のアップの時に最高のアップができた。
このアップの状態でこれは勝ったなと感じた。
このチームはキャプテン、キャプテンじゃないということに関係なくみんなが意見もいうし、お互いに聞く耳を持てるチームで、チームの団結力がすごくあった。
1年生の時は自由にやらせてもらい、2年生は個でいきたいなという気持ちも湧いてきていた、今年の3年生の時は自分が犠牲になってもとにかく勝ちたいという気持ちになった。
自分が犠牲になったことで、点が自分でも決められるようになったし、犠牲になれば結果がついてくると感じた。
プロになりたい、選手権で優勝したいと思って青森山田に進学してきて、6年間の中で難しいなと思う部分もあったが、ここでたくさんの得たものを今後に活かしていきたい。
青森山田 丸山大和選手
去年は自分はスタンドから見ていて、本当に悔しいという気持ちだった。
その悔しさはこの大会でしか返せない。優勝しないと悔いが残ると思い、3年間の集大成と思ってやり切れたことが今日の勝利に繋がったと思う。
春先は守備が総入れ替えして、前と後ろのバランスが悪く、監督や選手から怒られっぱなし言われっぱなしだったのが悔しかったが、言われ続けたことを悔しいと思い、それをなんとかしようと頑張ったことが力になった。
去年、PKをボランチの相方の椋平(三輪椋平)が外してから、椋平はあの時の感情を抱えながらやってきたと感じていた。
自分のためにも椋平のためにも、お互いに(ダブルボランチで)助け合いながら日本一が取れて良かった。
大津はプレミアの強豪。
攻められる時間帯や失点の不安もあったが、気持ちの面で負けない、勝ちたい気持ちが強い方が勝つ、と思っていた。
今日は大津に対して9番の191センチのFWをどう跳ね返して、どう潰していくかをずっと椋平とも話し合ってきた。
身長差が自分とは12,13センチあるが、今後のサッカー人生を考えても、そういう高身長の選手とマッチアップすることもあるだろうし、身長差のせいにしていたらそこまで。
何がなんでもという気持ち。
何本が競り負けたシーンもあったがシュートを打たれたプレーも少なくて良かった。
ヘディングでの得点に関しては、質の良いボールが入ってくると信じて飛び込んでいる。
セットプレーは自分がターゲットとしてやってきたので、責任感もあった。
みんなが自分のためにスペースを空けてくれて、良いボールを藤森選手が上げてくれたのも、得点できる要因。
ずっと同じことをやっていたも読まれてくるので、自分はどこに入っていけば点が取れるのかを常に考えている。
ノーマルで一発決めようと思いニアに要求して、そこに蹴ってもらって得点できた。
チームみんながキャプテンという意識でやる、チームのために声を出す、球際で戦う、という意識で松木だけではなく一人一人がキャプテンだという気持ちを持てたことが勝利につながったと思う。
3冠は奇跡というか簡単には成し遂げられないことだと思うので、今年1年、1試合1試合に対して120%出し切って勝ち切れるかということを大切にしてチームで乗り越えてきた結果だと思う。
自分個人としては、監督の要求を信じてやってきた1年間だった。
監督コーチに感謝しながら、この喜びをみんなで分かち合いたい。
大津高校 山城 朋大監督
初めての国立競技場で、これだけの観衆の中で戦えたことは大きな経験になった。
最後まで走り切り、準優勝という結果を勝ち取った選手に感謝している。
今日は完全に相手のペースの試合だった。
なるべく競り合う位置をゴールから遠ざけたい、その上で中盤で組み立てたいと思っていたが、序盤から後手を踏んで試合を支配されてしまったことが敗因かなと思う。
前半もう少し先手が取れれば落ち着いたところからボールを動かせるという話をしていたが、それができなかったので、後半はどうにか攻撃をしないといけない、このままでは終われない、しっかり相手を見て試合をしようという話をハーフタイムにした。
4-4-2で挑んだのは、高い位置で相手にいい状態でボールを持たせたく無いという気持ちと、森田や薬師田は卒業してからも松木選手たちのような選手たちと戦っていかなければならない。
ダブルボランチで勝負したい、森田・薬師田に勝負させたいという自分の楽しみの気持ちもあった。
最初に比べると一人一人逞しくなってこれまでに無いほど成長してくれた3年生たちだった。
力が足りない、ということに真面目にしっかり向き合った。
この場で自分達の力を出しきれなかったのは、決勝についての場慣れ、という点もあったと思う。
毎年決勝に出られるような力をつけて、こうした経験を続けていかないと青森山田さんとの差は縮まらないのかなと思う。
(九州は一つという横断幕は)九州のチームとは日頃から練習試合など様々な形で切磋琢磨してお互いに成長してきた。
決勝に向けて、いろいろな先生方からも連絡をいただき、改めて九州は一つということを感じた。
感謝の想いを込めて横断幕を平岡総監督が書いた。
青森山田さんとの勝負は潔く完敗だった。
やっていることの質を上げて大津高校の成長を。3年生が切り開いてくれたところをこれからの成長に繋げていきたいし、3年生も今日の悔しさをこれからのサッカー人生に活かしてほしい。
大津高校 森田 大智選手
関東第一さんも試合をしたかったと思うし、試合が出来ず悔しかった部分まで自分達が戦おうということを表すために、試合前に関東第一さんのタオルを掲げました。
今日の試合は青森山田が相手ということで、押し込まれる試合になると分かっていたのだが、序盤で思っていたよりも圧力やパワーがすごくて、後手に回ってしまい、こうした結果になってしまった。
後半は少しボールが回せたが逆に引かれて、ブロックを敷かれて前に進めなかった。
相手が怖がるボール回しができなかった。
日高選手は今大会初の出場で難しかったと思うし、怪我明けで怖かった部分もあったと思うが、チームのためによく頑張ってくれたと思う。
青森山田が思った以上にパワーが強く、逃げ腰になってしまった自分のせいで点差がついたように思う。
1失点後はこれまでの選手権では先制点を取られることがなく、まだ時間があったので「ここから!」という声かけをした。
青森山田のセットプレーが強いというのは分かっていたので、不用意に与えないようにと思っていた。
セットプレーを与えてしまってからも、(失点)ゼロでいければと思っていたが、やられてしまった。
フリーキックやコーナーキックを増やしてしまったのが反省点。
自分と薬師田のダブルボランチで、松木選手ら中盤の選手と真っ向勝負と思っていたが、そこでボールを回収されたりしていたところがこれからの課題。
この大観衆の中でプレーできたのは自分の中では大きかったが、(自分達のやりたいプレーが)やれなかったという悔しさを今後に活かしていきたい。
〇情報提供ありがとうございました。
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1/8 準決勝 @国立競技場
12:05 6 大津(熊本) - 21 関東第一(東京B) ※不戦勝 参照元:JFA
14:20 34 高川学園(山口) 0-6 48 青森山田(青森)
青森山田高校 黒田剛監督
過去の3試合を振り返って、「もっと青森山田らしいサッカーをしよう」というのが今日のテーマだった。本来の自分達のサッカーを見失っていたのがこの3試合の大きな反省点でもあった。高川学園も色々やってくることを想定していたが、出来るだけリスタートを与えず、コーナーを与えず、シュートを打たせず、本来我々がインターハイやプレミヤで試行してきたハイプレスのサッカーをしっかりやっていこうと。選手たちも吹っ切れて良い入りが出来たのではないかと思う。昨年も準決勝は5-0で勝っておきながら決勝で負けているという現実もあるので、しっかりと気持ちを引き締めて、明後日の決勝にいいゲームが出来るように準備をしていきたい。(1/7になくなられた)小嶺先生は教育者としてサッカーの指導者として約50年、我々の師匠、見本となる方だった。凄く残念だ。小嶺先生の分まで国見の全盛期のように青森山田がその時代を担うという責任感を持って今後の101回大会以降を繋げていけたらと思う。それが小嶺先生への感謝の気持ちになると思う。関東第一がコロナで辞退になり、準決勝を戦っていく中でのメンタル部分は凄く難しい部分もあった。だが、1年間通して全国の3冠を目指してサポートしてくれた学校関係者や保護者、様々な方への感謝の気持ちをぶらす訳にはいかない。ぶれずに自分たちのサッカーで目指していたものを取りに行こうと試合に送り出した。大会が開催されることに感謝をしながらしっかりと準備をしたい。
青森山田高校 藤森颯太選手
粘り強い守備から1点をものにして勝ってきたチーム、セットプレーに強いという情報があった。セットプレーをさせない守備を課題として取りくんだ一戦だった。今日の試合以外の3試合は自分の持ち味を中々出せず自分としては悔しい結果で終わった。自分の武器は縦への突破なのでそこを警戒されるのはわかっていた。だから、くさびのパスやチームでコミュニケーションをとることを意識した。2年連続準優勝となので、自分たちの目標の3冠を目指してなんとしても優勝したい。
青森山田高校 松木玖生選手
今日の試合は自分達らしいサッカーをすることを目指した。相手に合わせることなく立ち上がりのセットプレーで流れの中で攻めることが出来たのが今回の勝利に繋がった。選手たちで自分達らしいサッカーをする、プレミアリーグで出来ていたものが選手権で出来ないはずがないと話をした。得点の後に喪章の腕章を突き上げたのは、インターハイ初戦小嶺先生の長崎と対戦したというのもあり、小嶺先生は高校サッカーを築いてきた方でもあるのでそうした。いかに自陣でセットプレーを与えないかをチームで話していた。独特なコーナーキックやフリーキックを自分たちも警戒していたので抑えることが出来て良かった。この試合で自分達らしいサッカーを取り戻した、いきいきとプレー出来た。次の試合は自分体のコンディション次第になると思う。自分達は選手権で何も成し遂げていないので決勝に向けていい準備をしたい。
高川学園 江本孝監督
青森山田高校は素晴らしいチームだった。また、選手達はここまで粘り強く頑張ってくれた。選手権が始まる一週間前にプリンスリーグで戦って残念な結果になったが、選手達はよく切り替えて頑張ってくれた。最初の立ち上がりで失点したのがリズムを作りづらくなった。「部署活動」を中心に1人1人が判断して物事を考えていく取組をサッカー部でしているが、それが選手権においてもセットプレーなどで役割の部分を考えることなどある程度の結果が出たのではないかと思う。青森山田のセットプレーが脅威になると感じていた。しかし、そのパワーに屈するような状況になってしまった。もっと変えなければと思っていたが、パワーで押し切られて難しかった。4強で終わってしまった課題をこれからしっかりと探していきたい。また、個々のレベルをもっと上げていかないといけないと思う。
高川学園 北健志郎選手
決勝にいって日本一になりたかったが、負けてしまって悔しい。セットプレーで絶対に決めるという気持ちの部分や相手より絶対に先に触るという部分で差を感じた。大会が始まってからチームの思いが一つになってこの1年で今まで出来なかった様なことも出来て、毎試合毎試合チームとしての成長を感じられた。ベスト4という結果が出せてよかった。山口で応援してくれていた方々へは決勝戦にいけなくて申し訳ない気持ちがあるが、ここまで多くの方に応援してもらい14年ぶりに準決勝の舞台に来れたことを感謝している。後輩たちには今日の試合の強度を忘れずに練習から日本一になるために全員が球際や点をとるところを本気になってやってもらいたい。青森山田のプレスの早さは分かってはいたが、実際やってみて相手のプレスにびびってしまって長いボールを蹴ることが多くなってしまった。それを日頃からチーム全員が意識してやれば、次回青森山田と対戦しても落ち着いていつも通りにプレーが出来ると思う。
1/4 準々決勝
Aブロック
12:05 6 大津(熊本) 1-0 9 前橋育英 (群馬)
Bブロック
14:10 17 静岡学園(静岡) 1-1(PK3-4) 21 関東第一(東京B)
Cブロック
14:10 29 桐光学園(神奈川) 0-1 34 高川学園(山口)
Dブロック
12:05 38 東山(京都)1-2 48 青森山田(青森)
高川学園高校 江本 孝 監督
疲労もたまっていたと思うが、選手たちは最後まで走りぬき、風も強かった中、飛び回ってくれた。
部署制度において、サッカー部の求めるものが時間がたつにつれ定着し、選手たちにも自覚が出てきた。ピッチ上で、あるいはピッチ外で何ができるかということを常に考えることが子供たちに浸透したため、自分で考えてアクションが出来るようになった。それが結果に結びついていると思う。
次の試合は3日間の中日がある。100%の状態に戻させたい。歴史を塗り替えられるよう、一丸となって全力でチャレンジしていきたい。
(選手起用がなぜはまるか、という質問に対し)寮生活を生徒と送っている中で、どういう子供か、どんな感じで頑張れるかわかっているつもり。単に運が良かったからかもしれないが、それが起用がはまる原因につながっているのではないか。
高川学園高校 西沢 和哉選手
ベスト4に行きたいと思っていた。今日の試合がとても大事だと思っていたので、率直に嬉しい。
ゴールを決めた瞬間は「嬉しい」しかなくて真っ白になってしまった。嬉しい気持ちでいっぱい。
自分は3年生になって、プレー面が何も成長していない、といわれていて、自分でもそう思っていた。悔しい日々が続いたが、試合に出してもらうために日々の練習、トレーニング、一生懸命やってきたなと思っている。
国立競技場では高川学園はまだ得点を決めていない。ここが自分たちの目指しているところではないので、あと2つ勝って優勝することしか考えていない。国立のピッチで誰も奪ったことがない得点を自分が奪えたらいい。
高川学園高校 山崎 陽大選手
風下に立って難しい試合だったが、後半風上になってセットプレーで1点取れた。全員で勝ち切れたと思う。
アイコンタクトで落とす場所、高さなどは決めているが、中にいる選手に気持ちよく決めてもらえるようなボールをセットプレーでは蹴りたい。奥野選手がケガをした分、自分がしっかりプレーしなければならないと思っている。サッカー以外の部分でも自分たちが成長してきている、ということを証明できているようで嬉しい。
桐光学園高校 鈴木 勝大 監督
選手たちは最後まであきらめることなく頑張ってくれたので、恥じることなく帰りたい。
評論家の人たちは、我々が弱いチームだと言っていたが、それをひっくり返そうという子供たちの「こんちくしょう精神」が、ここまでの結果に結び付けてくれたと思う。彼らを誇りに思う。
3年生はインターハイの悔しさから立ち上がり、自分たちの居場所を変えるという努力の中で、団結と競争と人を思いやる気持ちがチームの中に生まれた。最後はチームが団結して素晴らしいチームになったと思っている。
本当によく戦ってくれた。
桐光学園高校 三原 快斗選手
相手の得意なセットプレーで点を取られて、悔しいという気持ちが今は1番強い。点につながる自分のドリブルが今日は活かせなかったり、シュートは打てたが阻まれるなど、全国の厳しさを知った。全国大会に来られたことは嬉しいという気持ちはあるが、自分たちが目指していた全国優勝が出来なかったことは悔しい。山市秀翔選手(累積2枚で準々決勝出場停止)を国立競技場に立たせてあげたいという気持ちは全員にあった。サッカー人生においてこんな悔しいことは経験したことがない。この経験を活かして大学でも頑張りたい。
大津高校 山城 朋大監督
前橋育英さんの素晴らしいサッカーに敬意を表したい。運もあって勝てたが、前橋育英さんのほうがすばらしいサッカーをしていた。
ボールを持たれることは予想していた。侵入されたくない場所を隠しながらボールを持たせる予定でしたが、個人技と戦術がすばらしくて、侵入されたくないところに何度もボールを入れられた。
最優秀選手はGKの佐藤だったと思う。押し込まれて何度も難しい場面はあったが、勇気ある飛び出しやシュートストップがなかったら何点入ったかわからない。けがなどで離脱している選手はいるが、途中から出てくる選手が結果を出したり、大会の中で普段のメンバー以外が力をつけてきている。自分たちの流れの出し方、共通認識を持ちながら戦えている。
ベスト4はこれまで求めていた舞台。大津高校のいいところをどんどん出していきたいと思う。
大津高校 寺岡 潤一郎 選手
相手にボールを抜かれる状況の中、しっかり集中して守りつつ、前半に得点が取れたのでより自分たちの得意としていた守備が発揮できた試合だった。日差しがあったので、前半畳みかけて点を取りたいので最初は有利なエンドを取った。それが功を奏して1点をとれたのでは。もともと新チームスタート当初はボール持てない、攻撃がうまくいかないチームだったので、失点をしないことが大事、と掲げていた。プレミアリーグで力を入れてきた守備が生きた試合だった。
自分たちの代は100回大会。学校の歴史を塗り替えられたことに誇りと喜び。あとは全国優勝に向かって頑張るだけ。
大津高校 一村 聖連 選手
きつい試合だった。自分のゴールで飾ることができて非常にうれしい。シュートかパスで迷ったが、6番薬師田選手の「打て」が後ろから聞こえて、「打つしかない」と打った感じ。
前橋育英さんはマークがつきにくく、個のスキルも上だった。
目標は全国制覇。必ず全国制覇できるように、国立競技場での試合もまずは楽しみたい。
守備から入ってカウンターが自分たちの武器。次の試合でもカウンターを狙いつつ、しっかり守備から入りたい。
前橋育英高校 山田耕介監督
お互いに攻防ができるかと思っていたが、得点の後はラインが下がり、スペースを消された印象。フィニッシュのところで突破ができなかったりシュートの精度がなかったり、背後へのスペースが消されてしまっていたので、その辺りはもう一工夫入り込む動きが必要だった。ボール保持はしていたが、結局点が取れなかったのは残念。
今年のチームは新チームがスタートしたころは大変なチームだと思ったが、だんだん良くなり、ビルドアップの質も高くなった。ずいぶん伸びた1年間だった。
夏のインハイで東山高校に負けてからは、トレーニングの繰り返し。ひとつひとつ課題をクリアしていく地道な努力が大切だと感じた。来年はプレミアに参入。よりハイレベルなところで1年間戦うことができる。反省の繰り返しで伸びていくんだろうなと思う。頑張りたい。
前橋育英高校 桑子 流空 選手
前半の最初に失点し、自分たちのボールを持つ時間は長かったが、相手に引かれた状態でそのゴールをこじ開けることができなかった、最後の詰めの甘さが出てしまった試合だった。押し込んでゴールこじ開けたい、という気持ちがあったが、相手の守りたい気持ちが上回って決めることができなかった。大会を通じて、カップ戦の難しさを感じた。1点の重み、ひとつのプレーで流れが変わることを、選手権を通じて学んだ。試合終了の笛で、3年間頑張ってきた「日本一」という目標が閉ざされて一番悔しかった。
仲間たちに国立の舞台に立たせてあげたかった。後輩たちを国立に連れて行って、先輩としての贈り物をあげたかった。それができなくてキャプテンとしてふがいない気持ちでいっぱい。
青森山田高校 黒田剛監督
一言でいうと相当かたい入りをしてしまった印象。前半終わりにPKををとって1-1で前半を終えられたことが我々としては良かった。後半点数を取ってからかなりの強風になったので、この強風が少し早く来ていたらと思うとドキッとするが、その流れも含めて我々に運がむいたのかなと思う。ただ上にあがっていくことを考えれば、次の国立のステージで冷静に戦える事への教訓を頂けたことをポジティブにとらえ次戦のために準備をしていきたい。2回戦3回戦に比べればピッチがボコボコしていたというのもあったが、3戦の中では一番良くなかった出来ではないか。東山高校も3戦目ということでかなり我々の研究をしていて、凄くいいチームと思う。準決勝に向けて選手たちの怪我の調整をしながら臨みたい。
青森山田高校 渡邊星来選手
東山はインターハイでも対戦しているので、チーム全員油断しないようにと試合に入ったが、心の何処かに隙がみんなあった。先制点をくらって、東山も夏と違ってプレッシャーも早く、球際も違って、正直入りで圧倒された。上手く(松木)玖生がPKで決めてくれて、前半に追いついたのが良かった。大社戦も阪南大高戦も自分は無得点で終わって、「今日の試合は絶対決めるぞ」という気持ちで臨んだ。前半はシュート1本も打てなかった。ハーフタイムで監督から「今日、絶対お前にくるから」と声をかけられた。監督から声をかけられたときは、信じてくれているんだと凄く嬉しかった。セットプレーで決めることが多かったので自信をもって飛び込んだら、ボールが来て足に当たって入った。嬉しかった。どこの高校よりも選手権にかける思いは、多分青森山田が一番強いと思う。自分が1年生の時に準優勝でピッチ外からみていて凄く悔しかった。青森山田に入った時から夢に見ていた舞台なので絶対に優勝したい。
青森山田高校 松木玖生主将
1試合通して硬さのあった試合だったが、その中でセットプレーで勝ちに繋げられたのが今回の試合だと思う。阪南大高戦に続いて凄くタフな試合だったが、この試合がないと絶対に気の緩みで隙をつかれて負けることもある。「隙をつくらないように」と監督にも厳しく言われている。この試合始めて先制されたが、キャプテンとして「焦ることはない」と声をかけた。PKのシーンは、時間もあいていたのでどっちに蹴るかと迷った。ゴールキーパに触られ危なかったが、気持ちの入ったゴールになった。今大会は全体的に硬さが見られるので普段通りやれば、必ず自分たちが勝てるチームだ。この3日間でやるべきことをやって相手の戦術的なことを理解してのびのびとプレー出来れば絶対に勝てる相手なので、自分を中心にミーティングをして皆の意見を聞いて次にいかしていきたい。
東山高校 福重良一監督
インターハイの王者、プレミアリーグの王者だが胸を借りるのではなく、本気で勝ちに行く準備をした。いかに青森山田高校黒田監督を焦らせてやろうかという思いだったが、残念ながら負けた。インターハイの時は正直自分たちのやれることをやってみようとトライした。そしてインターハイでの闘いを基に冷静に判断した結果、後ろの枚数を1枚増やしてカウンターを狙っていくという戦い方が失点のリスクを減らして得点の確立を上げる方法だと考えた。幸い点はとれたが2失点した。1失点は仕方がないと思っていたが、2失点してしまいその後ギアを上げたが同点に追いつくことが出来なった。これが今の東山の現状なのかなと。子ども達は、必死にそれについて覚悟を決めて実践してくれたので監督の力不足だ。中盤でボールを動かす、リスタートの部分は通用した。もっともっとボールは繋げたし、もっともっとセットプレーから点を取らなければいけなかった。子ども達は頑張っていたので監督の責任だ。
東山高校 木下慶選手
1年間を通して「日本一を獲る」という目標でやってきたので1つの通過点として今日の試合をとらえていた。超えられなくて悔しい気持ちでいっぱいだ。夏のインターハイでベスト8で敗れてしまい、そこからもう一度チームをリセットしてここに向けて課題を修正してきた。東山を選手権に連続出場出来るような伝統ある高校にするためにメンバーに入っていた選手中心に、1.2年生にしかっり伝えていきたい。2年生は技術のある選手が多いので、「力づよさ」や「まとまり」をもっと身につけていけば充分全国優勝を狙えると思う。来年僕たちのリベンジをして欲しい。青森山田とインターハイの時とは点差は縮まっているが、一瞬一瞬のプレーの差など東山と青森山田とは差は点差以上に感じている。トレーニングの所から、今日の試合のような舞台をイメージしていないと差は縮まらないのかなと思う。
関東第一 小野 貴裕監督
我々の想定をはるかに超える静岡学園の素晴らしいサッカーを前に、苦しい時間帯が本当に長く続いた試合だった。自分達も攻撃的なサッカーをしたいと思ってはいても、静岡学園の実力の前では守備の時間が長くなることは当たり前のこと。選手達には守る時間の中でも頭の中を切らさないようにしようという話をした。
失点した後も、最後まで戦う意思を強くもって挑んでくれた選手達には本当に感謝している。
前半0-0で折り返せたことで自分達に勝つ確立を残すことが出来たことは勇気になった部分。
日下の左足や縦への推進力は開幕戦でも良さが見られた部分なので、信じて起用した。
肥田野、本間、坂井の3枚がどうやって攻撃に入っていくのかがチームの生命線だった。
肥田野は守備を頑張ってくれて、本間と酒井が推進力を持って飛び込んでくれた。彼らの成長は率直に嬉しかった。
静岡学園戦に臨む上で感じたことは、戦ってきたチームが我々の支えになってくれていたということ。
中津東、尚志、矢板中央に勝って我々は静岡学園戦を戦うことになった。ここまで戦ってきたチームに失礼があってはならない。勝ったチームとしての責任を果たしたいと思った。
我々が大敗することで「他のチームの方が良かった」と言われてしまうことだけは避けなければならないと思った。静岡学園を少しでも焦らせたかったし、見ている人達にとっても少しでも勝利の可能性が残るようなゲームをしなければいけない、粘り強く戦わなければならないという気持ちが強かった。
ここまでの4試合を通して良い部分、悪い部分も含めてチームとして成長し、一歩ずつ進むことが出来た。選手達は驚くほど強くなっている。今はこの流れを止めてはいけない、選手達の勢いに乗り、良いサポートをしたいと感じている。
関東第一 笠島 李月選手
今日の試合は守備の時間が長かったが、前半を守り切ることが出来た。
静岡学園はパスワークなど、技術力が高いチーム。失点してからも守ることが出来、最後に追いつけたのは良かった。
今日のクロスはいつもに比べてライナー気味のボールが多く、少し対応が難しかったが高いボールに関しては自分は自信があったので、ボールを見過ぎないということを意識して中のマークがずれないように指示を出すことを心がけた。
PK戦に関しては尚志戦での勝利が自信に繋がったと思う。今日は最初、逆を突かれてしまったので次からはボールに合わせることを意識した。
「PK戦は楽しんだ者勝ち」だと尚志戦で勝てた時に強く感じた。「他チームのGKとの勝負」として捉えたり「みんなが注目する中で止める」ということもPK戦の面白さだと思う。
大津は誰が見ても自分達より格上のチーム。相手への対応をチームで話し合い、共通意識をしっかり持って臨みたい。
開幕戦で出来た国立のピッチが一番最高の舞台だと思ったので、もう一度出来ることが嬉しい。
相手に引っ張られることなく、自分達のリズムを作って戦いたい。
関東第一 坂井 航太選手
今日の試合は苦しい展開になると誰もが思っていたが、前半0-0でハーフタイムに入れたことはとても良かった。後半、チャンスを逃さず点を取ろうということはチームの共通意識としてあった。
同点ゴールは右サイドから日下が左足で持った瞬間に縦に行くことが分かっていたので、自分もここでギアをあげないとチャンスがないと思ってしっかり走り込んだ。
PK戦では蹴る前にいつもより時間をかけすぎてペースが乱れてしまった。
自分が決めて同点になったが自分がPKを外してチームに迷惑をかけたので、勝利が決まった瞬間は感情のコントロールが難しかった。チームの皆に感謝したい。
自分は夏頃から怪我をして東京都予選は1試合も出られずに終わったが、こうして選手権のピッチに立ってゴールを決められたことが素直に嬉しい。
国立のピッチが今までで一番楽しかったので、戻ってこられて良かったと思う。国立という独特の雰囲気の中でやるサッカーは、身体の軽さや気持ちの昂り、サッカーを素直に楽しめる環境だということを感じた。
開幕戦でもゴール決めることが出来たが、今度は準決勝での国立の舞台。準決勝で決めるゴールは開幕戦とはまた違うと思うので、自分がゴールを決めたいという気持ちだけを出すのではなく、チームとしての勝利を第一優先にした上で自分のゴールでチームを勝たせたい。
ここまでの試合、格上のチームに粘って勝てたことは自分達の自信になっている。次戦も相手に臆することなく、一丸となって頑張りたい。
決勝に行くことは本当に難しいことかもしれないが、勝ちたいという気持ちは相手チームよりも強いと思っている。絶対に勝ちたいという気持ちで戦いたい。
静岡学園 川口 修監督
関東第一の素晴らしい守備力、集中した守備力を上回れなかった。自分達の弱さ、力不足を感じる残念な結果になってしまった。
今年のチームの課題でもあったリスク管理が弱かった。枚数はいたのに中が薄い状態、外の選手が中にしぼるのではなく、外に付かなければならなかった。今年はリスク管理の不足から失点することが多かったが、そういう部分を改善しきれなかった。
我々は攻撃的に点を取りに行くスタイル。その部分で相手チームを上回れず、ストロングポイントを出せなかった。
PK戦は準備していない訳ではなかったが、考えていなかった。80分で決着をつけることにこだわっていたので。準備が足りなかった。力不足だと思う。
後輩達は来年リベンジしたいという気持ちが強いと思う。来年はプレミアリーグにチャレンジ出来るので、今日のような強度のある試合を沢山こなせる。失点などの厳しい経験からは得るものが大きく、チームを強くしてくれる。プレミアリーグで改善点が沢山出てくればもっと強いチームになれると思う。
静岡学園 生嶋 健太郎選手
サッカーというのは勝った方が強いので、今日の結果には悔しい気持ちは残る。
後輩達は自分達の悔しい思いを間近で見ているので、自分達の戦績を絶対に超えて欲しい。
来年はプレミアリーグという高い強度の中でサッカーが出来るので、人を楽しませるサッカーをして勝つということをやってくれると思う。
最後尾から見ていて静岡学園の選手はどこよりも上手いと感じるので、今日のような悔しい経験をバネに努力すれば、大学からプロ入り出来る選手も増えると思う。
PK戦は得意で今まで負けたことが無かったのでチームの皆も信頼してくれていたが、勝つことが出来なくてとても悔しい。この悔しさを受け入れたいという気持ちが大きく、良いコースに蹴ってきた相手を褒めるしかない。まだまだ努力が足りないと感じた。もっと向上心を持って高いレベルを目指して行きたい。
1/2 3回戦
Aブロック
14:10 2 佐賀東(佐賀) 1-3 6 大津(熊本)
12:05 9 前橋育英 (群馬) 2-1 11 鹿島学園(茨城)
Bブロック
12:05 14 宮崎日大(宮崎) 0-8 17 静岡学園(静岡)
14:10 21 関東第一(東京B) 3-2 24 矢板中央(栃木)
Cブロック
12:05 25 帝京長岡(新潟) 1-1(PK3-5) 29 桐光学園(神奈川)
14:10 34 高川学園(山口) 1-0 35 仙台育英(宮城)
Dブロック
14:10 38 東山(京都) 3-0 40 長崎総科大附(長崎)
12:05 46 阪南大高(大阪) 1-3 48 青森山田(青森)
12/31 2回戦
Aブロック
12:05 1 山梨学院(山梨) 0-2 2 佐賀東(佐賀)
12:05 8 三重(三重) 0-6 91 前橋育英 (群馬)
14:10 4 東福岡(福岡) 0-4 6 大津(熊本)
14:10 11 鹿島学園(茨城) 2-0 12 高松商(香川)
佐賀東高校 蒲原晶昭監督
80分ほとんど粘って守備する時間が多かった。
先制点が早い段階に入って気持ちが楽になったところもあったが、なんとか耐え忍んでの勝利だと思う。
最後シュートをやらせないというところが大事なところで、後半は坂本が決定的なシュートブロックをしてくれたり、絶対に止めるというプレーが多かったと思う。
カウンターは、押し込まれていたので、スペースがあった。
ただ、もう少し効果的なカウンターが出来なかったかと反省している。
中山の1点目のシュートは、練習の中でも出ている場面なので、そこは練習通りしてくれてよかった。
ただ、もっと多くのチャンスをものに出来るようになれば更に成長出来ると思う。貴重な先制点だったので、評価している。
攻守の切り替えは身体に染み込ませないと出来ないので、夏からトレーニングの中でも意識させてやってきた。
サッカーは攻守の切り替えが重要なので、そこをより突き詰めた。
いろんなテーマがあるなかで攻守の切り替えが得点にも失点にも関わるので、インターハイ後の夏以降に力を入れたのは確かだ。
3回戦は九州対戦になる。
プレミアで凄くいいサッカーをしているチームで、今日以上にもっと攻撃がスピーディーだ。
そういう相手に対する守備の確認と攻撃の面に関しては自信を持ってやらせようと思っている。
きちんと守備をしながら得点チャンスをものにして是非ベスト8以上を目指したい。
佐賀東高校 中山 琉稀 選手
相手が前回王者の山梨学園で自分たちは挑戦者としてぶつかった。
無失点で2得点だったので良かった。
昨年は途中交代で出場して自分の仕事があまり出来なくて、来年こそは絶対やろうと思ったので今日決めれて素直に嬉しい。
得点は、キャプテンの森田が高い位置でボールを奪ってくれた。
カウンターを狙っていた自分に上手いこと渡してくれて、ドリブルを仕掛けてシュートがいいところに飛んだので良かった。
相手が前にいなかったので、振り切ろうと思い切り撃ったら入った。
試合前から決めてやろうと思っていた。
開始早々の得点だったのでチームの皆が落ち着いてくれたらいいなと思った。
今日は無失点で抑えれたので素直にディフェンス陣に感謝している。
最後の溝口のディフェンスだったり身体を張ってシュートブロックをしてくれたからこそだと思う。
常に自分たちは挑戦者で、去年の市立船橋は球際など相手の方が上だった。
夏に流経大柏と対戦しプレミアの切り替えの早さ、レベルの高さを突き付けられた。
選手権でも前回王者の山梨学園と対戦となり、自分たちは挑戦者なので普段の練習からしっかり取り組もうとやってきた。
個人的にサガン鳥栖でU-18に昇格出来なかったのは悔しかったので、選手権に出て絶対活躍したいと思っていた。
佐賀東高校 吉田陣平選手
早い段階で先制点を取れたが、その後は押し込まれて自分たちが我慢する時間帯が多かった。
しっかり我慢出来て最後に追加点を取れて勝利したので、とてもいい試合だったと思う。
組み合せ抽選後対戦相手が前回王者の山梨学院になったことは、凄くモチベーションになった。
絶対倒して次にいってやるとみんなで決めて、いい雰囲気で練習に臨めた。
大会前3月に山梨学院と対戦し3-1で勝利したことが、自分たちのサッカーが通用すると自信がついた。
今年のチームは守備が不安定で失点を少なくするのが課題だったが、全国大会のこの試合で無失点に終われたのは今までやってきたことの成果が出たと思う。
個人として、これからプロ(新潟内定)でやっていく中で選手権で注目されればプロでも注目されるいいチャンスと思い今大会に臨んだ。
3回戦の相手はプレミアリーグだが、あまりリスペクトし過ぎずに自分たちのサッカーで相手を圧倒できるぐらい余裕を持って次の試合に臨みたい。
佐賀東としては最高ベスト16だが歴史を塗り替えるのが目標ではなく、あくまでも全国優勝が目標なので一つ一つ勝ち上がって全国優勝を果たしたい。
山梨学院 長谷川大監督
非常に残念な結果で、選手を勝たせてあげられなったのは自分の責任だと思う。
前半の2.3分のところで自分たちの不要なパスをカットされて先制点をあびたところが痛かった。
後半相手がブロックを引いたところをどうやって崩していくか、左右から攻め切れていればというところもあった。
最後、前がかりになったところをカウンターを受けてしまったのがラストの失点だと思う。
選手は、よくやってくれた。
1点入ればまた違った展開になったのではないか。
中央に人数をかけて守ってきたことで、佐賀東は県大会と戦い方を変えてきているなと前半から感じていた。
自分たちは2トップにスピード、パワーとフィジカルが強い選手が揃っているで、その選手たちで起点を作りながらサイドから攻める、もしくは真ん中の方で中をこじ開けると二つを使い分けるところが前半から後半の考え方を変えるポイントだったと思う。
迫る場面も何度かあったが、守備で逃げられてしまった。昨年のからメンバーが多く変わり、総体も辞退し、チーム作りの難しさを感じた。
選手権に出て飛躍する事が出来るのではと考えていたが、初戦にもう少し力を発揮させてやれるように頑張らせることが大事だった。
山梨学院 谷口航大主将
序盤に失点してしまい、そこから1点取ることが出来ず2点目も取られてしまった。
試合としては自分たちが押していたが、課題であった得点力を改正出来なかった事が悔しかった。
自分たちのやりたいことは出来た。
狙い通りのゲームにはなったが、ただ点が取れないという状況になってしまった。
キャプテンとしてマイナスな言葉を吐いても点には繋がらないので、声をかけ続けながら『次もあるぞ』と常にプラスの声をかけ続けた。
新ユニフォームのお披露目の試合となったが、それを着て自分たちが試合を出来た事に感謝したい。そのためにも勝ちたかった。
クロスの質だったり入っていく選手との連携だったり、精度の高さなど一つ一つのこだわりがまだまだ足りなかった。
佐賀東は逆にワンチャンスを二つ完璧にものにしたので、精細なところへのこだわりが自分達には、まだ足りなかった。
Bブロック
12:05 16 近大和歌山(和歌山) 0-1 17 静岡学園(静岡)
12:05 19 尚志(福島) 0-0(PK5-6) 21 関東第一(東京B)
14:10 13 富山第一(富山) 0-1 14 宮崎日大(宮崎)
14:10 23 米子北(鳥取) 2-2(PK2-3) 24 矢板中央(栃木)
矢板中央 高橋健二監督
最初の組み合わせ決まったところから、夏の準優勝チームですし、強いチームだと思っていたが、パワー、集中力、迫力がすごくあって、本当に強いチームだった。前半は圧倒されたかなというのがあった。
お互いシンプルにゴール前にボールが入ってきて、固い守備のチーム、堅守速攻のチーム。
手数変えずにゴールまで来るので、守備面でなかなか難しい面があった。
PKで藤井が3本止めて勝てたのは、すごくみんなが頑張った結果。
藤井選手は1年生の時からマウスを守っているが、3本連続というのは初めて見た気がする。すごく成長している。
似ているチーム同士、想像以上に強かった。激しい攻防を体験できた。本当に強かった。
前半先制されて圧倒されていた感じだった。
ハーフタイムでは「このまま自分達の力を出しきれないで終わるのはやめよう。3年生はこれで最後。やりきろう。」と声をかけた。
選手権というのは試合ごとに選手が成長していくのが目に見える大会。
次に繋がったことが彼らの今後の成長につながる試合になったと思う。
矢板中央 藤野和哉選手
勝利できたことが嬉しいです。
得点したシーンはチームとしての約束事であそこに飛び込むということになっていたので、みんなのお陰です。
藤井選手はPKに強いので、PK行ったら勝てるかな、という気持ちはあった。安心感があった。
PK戦前、去年は試合に出れなかったのが、ここまで来れたなと思ったら涙が出た。
後半に能力が高い選手が次々と入ってくるので、後半にギアをあげていった。
矢板中央 GK藤井陽登選手
まずはPK戦ですが勝てたことが嬉しく思います。
相手の情報としてキーパーを見てくるということがあったので、先に飛ばずに溜めてから反応しようと思っていた。
練習からそれを意識してやっていたので、PK戦でもそれが活きた。
3年連続なので、PK戦も楽しかった。去年まではプレッシャーや緊張もあり固かったが、今回はリラックスして楽しくできた。
大畑凜生選手はチームを引っ張ってくれている選手でもあり、寮の同部屋でもある。
大畑選手には俺が止めるから下を向くなと言った。
凜生を救ってあげようという思いで気合を入れて止めた。
大畑選手からは「助かった」と言われた。
1本目は相手がうまかった、2本目は読みはあってたが止められず、3本目は止めて、自分が連続で止めれば勝てる!と思った。
去年のPK戦は自分が先に動いてしまって決められていた部分があったので、先に動かないように意識していた。
去年の反省を活かしてPK戦になったらこうしようという気持ちでいた。
後半の2失点目は自分のミスだった部分もあったので、やってしまったなと思ったが、PKに向けてここは俺が止めなきゃなと思っていた。
チームを救うのはキーパーだと思うので、PK戦で勝たせられてよかった。
試合中は下向かずに、落ち込まずに前向かせてしっかり戦わせるという声掛けを心掛けた。
みんなそのように戦ってくれた。
インターハイで自分のミスで負けてしまって、選手権でインハイの借りを返すということ、そしてチームの日本一への目標などを持って入った。
米子北 中村真吾監督
まだ心の整理がついてない感じ。どういう展開になっても勝ちたいと思っていたので、勝つことを信じて戦っていたが結果的に負けてしまったという印象。
後半、点を取りにきた相手の圧力に押された感じがあったり、うまく突かれてしまったなという感じがあった。
お互いに粘って粘り切った方が勝つかなという試合。
1点取ってからも取られるかもという危機感を持ちながらも、もう1点とりに行こうという気持ちがあった。
1点取ったから守ってやられたという感じではなかったが・・・。
後半前線の選手を入れたのは、紅白戦などで調子が良かったのでやってくれると思って送り出した。
インターハイ準優勝からのプレッシャーは入れ替え戦やプリンスなどでは感じていたが、今日に関してはその辺は修正できて重たくなっていた部分はなかった。
矢板中央さんは2年連続ベスト4、せった試合の中で勝ったというチームの厚みを感じた。
来年ごっそり3年生が抜けてしまうので、鈴木と佐野に関しては、あの二人がいるだけで安心して任せられるという存在がいなくなるということは大きなこと。
勝ち方という面で矢板中央さんはうちよりも徹してやっていた部分もあったと思うので、これを糧にまた帰ってきたい。
米子北 キャプテン鈴木慎之介選手
自分が外してしまって結果負けてしまったので、素直に悔しいです。
1点取っていて、優位になっているところからの緩みが出て、守備の面では行かなくていいところで2枚行ったり、行かないといけない部分で行ってなかったり、判断が悪くなっていたのが後半の失点の要因。
後輩たちへは自分達のチームメイトを信じて、日々のトレーニングは厳しいですが、必ず結果になっていいチームになるので、先生達を信じて頑張っていってほしい。
静岡学園 川口修監督
苦しいゲームだったが、点を取って勝ち上がることができたのは良かった。
守備でしっかりブロックを作られていたので突破することが大変だったが、勝ち切れたことには意味があったと思う。
カウンターに対しては特に警戒した。
真ん中から持ち味のドリブルで点を取りに行きたかったが、外からの攻撃になった。
守備力、球際の部分は今年のチームの課題。意識を共有して守れたことはチームの今後の成長に繋がると思う。
静岡学園 小泉龍之介選手
今日の試合は自分達のサッカーでずっと攻めることが出来ていたのに、なかなか点を獲ることが出来なかった。
ダブルボランチを機能させようと、どちらかが前に行って点を取るというプランが上手く行き、勝つことが出来たことは良かった。
前半、自分のポジションが後ろ気味だったが、前に行くことを意識してゴールを狙った。
持山がファーに入ったので、自分はニヤに行こうと思った。ボールをもらった時点でゴールは見えていなかったが、反転してしっかりコースを狙って打つことが出来た。
守備に関しては、インターセプトはしっかり狙えていたと思うが、プレスバックをもう少し出来たら良かったと思う。
静岡学園 古川陽介選手
しっかりとブロックを引く守りが堅い相手に対し、大変な試合になると感じていた。
カウンターが怖いチームなので、サイドからの攻撃が鍵になると思った。
自分としてはシュートの質、崩しのバリエーションがまだ足りないと思い、実力不足を感じた。
前半、左サイドの守りの堅さにイライラしそうになるところをじれないように気持ちを保った。
ヘディングが強く、競らせてくれない相手だったが球際で負けないようにしなければと思った。
思い通りに行かない部分も多く、納得いかない気持ちもあるが、それでも勝ち切れたことは評価できると思う。
守備に関しても運動量を上げて試合終盤までしっかりやることを意識した。
自分の足の疲労もあったが、自分がしかけなければチャンスは生まれないと思った。
持山が入ったことでヘディングが強くなると思った。小泉が良い所にいたので、足元に入れたら反転して良いコースに打ってくれた。
近大和歌山 藪真啓監督
選手達は皆、ゲームプランを理解し、一人ひとりがそれぞれの役割をしっかり実行してくれていた。それだけにとても悔やまれる結果となってしまった。
流経大柏との試合で消耗したこともあり、昨日はリカバリーに徹した。今日は最後まで走り切ることが出来たし、気持ちのコントロールも出来ており、選手達のパフォーマンスは良かったと思う。
技術、スピード、フィジカルなど、自分たちより能力が高い相手からボールを奪うことは大変。だからこそボールウォッチャーにならずに、どちらでもないボールはしっかり取りに行く。これを徹底しようという話しをしていた。
選手達はよく頑張ってくれたが、得点にあと一歩届かなかった。
もう一度サプライズを起こそうとモチベーション高く、勝つことを信じてやったが、結果が伴わずとても悔しい。
流経大柏戦、静岡学園戦と、選手達が良いゲームをしてくれたことで、近大和歌山のサッカーの成長、和歌山県全体のサッカーの発展に少しは恩返しが出来たのではないかと思う。
これからも上を目指し、頑張っていきたい。
近大和歌山 荒木宏心選手
静岡学園は技術力の高いチームなので対応が大変だった。
ドリブルの上手さは分かっていたので、守備するうえでは距離感を意識した。飛び込むと突破されるし、距離を開けすぎてもいけないと思った。
前半は無失点に抑えることが出来て良かった。後半はもう少しそれぞれがボールに寄れたら良かったと思う。攻めるシーンで点を取れなかったことはとても悔しい。
身体を張った守備や、前で懸命に走ってくれているチームメイトを見て、後ろは絶対守らなければならないと思っていたが、守り切れなかったことをとても申し訳なく思っている。
試合前のチームの状態は良かったと思う。前回勝ったことを前向きに捉え、調子に乗るのではなく、良い自信に変えて挑むことが出来、モチベーションの高さを保つことが出来た。
ここまでサポートしてくださった方々には感謝の気持ちしかない。
結果で恩返し出来なかったことを申し訳なく思っている。
後輩たちには、全国大会での経験を活かして自分たちを超えてもっと上に行って欲しい。
Cブロック
14:10 25 帝京長岡(新潟) 3-2 26 神村学園(鹿児島)
12:05 27 帝京大可児(岐阜) 1-1(PK6-7) 29 桐光学園(神奈川)
12:05 32 岡山学芸館(岡山) 1-2 34 高川学園(山口)
14:10 35 仙台育英(宮城) 2-1 36 滝川第二(兵庫)
帝京長岡 古沢徹監督
選手達が80分間集中して戦いきってくれたことが勝因だと思う。
セットプレーからの失点は課題だが、連続失点しないように意識していたことにはチームの成長が見られた。
前半はふかさないようにシュートを打って自分たちにリズムを引き寄せていたと思う。
ワンタッチでのシュートは練習でも意識付けしていることだったが、止めずに打ち切ることが出来ており、トレーニングでやってきたことが実践で活かされていると感じた。
夏以降、渡辺がストライカーとしてチームに貢献してくれた。怪我が多くてなかなかチームにフィットしてこない部分もあったが、成長してくれたと思う。
チームとしても去年を超えるハードワークがしっかり意識できており、守備の面でも成長を感じた。
プレミアリーグのプレーオフでは、後ろが重たくなってしまい、奪った後に前線との距離が間延びしてリズムが掴めなかったが、この試合では前のスペースを埋めていくことを意識し、連携を取りながらしっかりリズムを作れていた。
次の対戦相手となる桐光学園は非常に素晴らしいチーム。中1日で出来る限りの準備をしてチャレンジャー精神で挑みたいと思う。
帝京長岡 桑原航太選手
立ち上がりは相手のロングボールの対応などに苦労したが、中盤でしっかりボールを握れて前半のうちに1点取れたことが試合の流れが自分達に向いた要因だと思う。
神村学園の福田師王選手は試合前からすごい選手だということが分かっていたのでマッチアップできることを楽しみにしていた。ファーストプレーでガツンと行けたことが良かったと思う。何か特別なことをやろうとしても全部ひっくり返されると思ったので「絶対負けない」という強い気持ちだけを持って臨んだ。
プレミアリーグのプレーオフでひっくり返された時は全員に焦りがあり、相手に押されてしまった。それぞれの役割をしっかり決めてから落ち着いて臨もうとチームで話し合った。守備3人で前もって決めていたことがしっかりハマって良かった。
シーズンを通してセットプレーでやられることが多かったので、今回もセットプレーでやられてしまったことはとても悔しい。しかし、崩されての失点が無かったことは成長でいた部分だと思う。
帝京長岡 渡辺祐人選手
自分が2得点して、チームの勝利に貢献出来て良かったと思う。
1点目はゴール前にきたロングスローをワンタッチで決めた。止めずに打つことは練習でもずっとやってきたことなので出来て良かった。
2点目はポゼッション練習でもやってきたようにミスらずに上手くつないでくれたボールをキーパーを見て決めるだけという状況だった。味方を見ながら落ち着いて決めることが出来たと思う。
試合する前から絶対勝ちたい、自分が得点王になりたいと思っていた。他のチームのハットトリックを決める選手を見て、自分も点を決めようという気持ちがより強くなった。
得点王を狙うためにも、次の試合でも頑張りたい。今日試合のように2点ではまだ全然足りないので、もっと点を取れるように頑張りたい。
神村学園 有村 圭一郎監督
相手のファインセーブも多く、なかなかゴールをこじ開けることが出来ない大変な試合だった。
なかなか思うような形にならず、やられてしまったことは残念。
攻撃のリズムが単調になってしまい、先手を取ってボールを運べなかった。
今年のチームは戦えるチームではあったが、強度が足りないなどの課題もあった。サッカーするうえでの基準をもっと上げていかないといけないと感じている。
選手達の「これくらいで行けるだろう」という考えを払拭し、競った試合を勝ち切ることで成長していかなければならない。来年からはそういう部分をもっと植え付けて、チームを飛躍させたい。
福田は悔しい思いをしたと思うが、彼の強さやストライカーとしての資質は際立っていた。
決め切れなかった悔しさを受け入れ、更に強い選手に成長して来年からも頑張って欲しい。
今年の3年生は中学時代から悔しい思いをしてきた代。
自分たちを過大評価することなく、しっかりやってくれた学年。
ここまで飛躍するとは思っていなかったが、プレミア参入戦や全国大会にも出ることができた。
本当によく頑張ってくれた。お疲れ様といいたいし、今後の彼らのサッカー人生を見守っていきたいと思っている。
県大会前に怪我してしまった抜水昂太は試合には出られなかったが、先頭に立ってチームを支えてくれていた。中学から神村に入って、高校3年間も頑張ってきたが、最後に出場させてあげられなかったことがとても残念。この試合を勝ち切ることは出来なかったが、先頭に立ってよくやってくれたと思う。
来年のチームは、点を取る人間、取らせる人間のそれぞれの意識、サッカーをするうえでの基準がまだまだ低いと感じているので意識を高く持って成長して欲しい。
好きなことだけじゃなく、嫌いなこと、大変だと思うこともしっかり出来る粘り強いチームにして行きたい。
今日の負けをきっかけにもっと突き詰めていきたい。
神村学園 畠中健心選手
どちらに勝ちが転ぶか分からない状態で、チャンスをつかみきれなかった。
相手のファインセーブも多く、阻まれてしまった。
激しいプレス、強度の部分、ポジショニングなどにおいて、相手チームと自分たちとの間に差があるなと感じた。
怪我をした抜水のためにも自分達が勝利したいという意識でやってきたが、初戦で負けてしまい申し訳なかった。
卒業後もしっかり目標を持って成長できるように頑張っていきたい。
Dブロック
12:05 37 市立長野(長野) 0-2 38 東山(京都)
12:05 47 大社(島根) 0-6 48 青森山田(青森)
14:10 40 長崎総科大附(長崎) 1-0 41 堀越(東京A)
14:10 44 奈良育英(奈良) 0-8 46 阪南大高(大阪)
12/29 1回戦
Aブロック
12:05 7 西武台(埼玉) 0-1 8 三重(三重)
12:05 91 前橋育英 (群馬) 4-0 10 草津東(滋賀)
14:10 3 秋田商業(秋田) 0-1 4 東福岡(福岡)
14:10 5 中部大第一(愛知) 0-5 6 大津(熊本)
大津高校 山城 朋大監督
思った以上にプレーが堅く、前半はボランチの二人の選手になかなかボールが入らなかった。後半は徐々に改善できボランチにボールを入れられるようになったのでゲームが落ち着いた。選手たちが点を取りたい気持ちがでてしまい、最後のところで雑になってしまった。もともと大津高校はダイレクトシュートで点をとることを目指しており、その精度に自信を持っている。ただ今日はドリブルで持ち込んでシュートを打つシーンが多くなってしまった。まだまだ自分たちが求めているプレーが出来ていない。出来るはずなので明日の試合に向け修正をしていきたい。次戦の東福岡は、プレミアでも対戦しており手の内を知っているチーム。東福岡は速い選手が多い印象。例年のような戦い方ではこないだろうと思っている。
大津高校 森田 大智主将
選手全員が初めての全国大会で、初戦ということもありすごくプレーが固かった。
早い時間に先制できたことがよかった。セットプレーはすごく大事だと話していたので、セットプレーで得点できたことは良かったと思う。
自分自身としては、ボールにかかわることを意識していた。
次戦は、自分が前にかかわることが大事になってくると思う。今日のように固くならずに、自分たちのプレーで東福岡戦を戦いたい。
大津高校 小林 俊瑛選手
みんな全員初めての選手権で固くなってしまい自分たちのプレーが出来なかった。ボールが回っていなかった。
後半は中盤でボールが回るようになってきたのでやりやすかった。
自分自身としては1点で終わったくやしさがある。決めきる力が足りなかった。
クロスの入り方はよくなってきていると思うが、ゴールに入れないと意味がない。次戦の東福岡から自分が点をとらないといけない。
3年生にとって最後の大会。プレミアに比べると緊張する大会ではあるが、平岡先生(総監督)を絶対優勝させたい。
中部大第一高校 伊藤 裕二監督
警戒をしていたセットプレーでやられてしまった。高さのところでは、なかなか敵わなかった。
この試合(初戦)にすべてをかけて臨んだところはある。
全国でも強豪校と言われる大津高校なので、非常に難しい試合になることは分かっていた。
少しでも1,2年生が次につなげてくれる何かを見つけてくれる経験にはなったのではないかと思う。
遠方から来ている選手たちがいるわけではない。本当に近いところから来てくれている選手たちで全国に来ることができた。
プレミアリーグを戦っているチームのプレッシャーに怖がってしまった部分や、経験不足による冷静さが欠けてしまったのが残念だ。
このチームは上手い選手がいるわけではないので、どれだけ底上げが出来るかが今後のポイントになる。
ここに戻ってきたいという強い思いを選手たちも思ったと思うので、更に鍛え上げることが出来るのではないかと思っている。
選手たちは最後まで本当によく走ってチャレンジしてくれたと思う。チャレンジしたことで気づけたことがあった。選手たちには本当に僕についてきてくれてありがとうと声をかけてあげたい。
中部大第一高校 大嶽 匠矢主将
全国との差を感じた1試合だった。セットプレーでやられることは覚悟していたので先制点をとられた事で焦ったりするようなことはなかった。
5失点より、無得点だったことの方が悔しかった。
大津高校が強いことは分かっていたので、ハードワークのところだったり、テンポのところは1か月間こだわってやってきた。しっかり対策を練ってきたつもりだったが、自分たちのプレッシャーをはがされてしまったり、対人でもボールを奪うことが出来ず、個人の差を感じた。このような結果になってしまったが、全国大会の舞台を経験させてもらうことが出来たことに本当に感謝している。
3年生がここまでついてきてくれたことに、本当に感謝している。3年生のみんなが僕についてきてくれなければ、1,2年生もついてきてくれなかったと思う。僕たちは3年生は少ないので本当に1,2年生の力がなければここまで来ることは出来なかった。来年、再来年も全国大会へ行けるように後輩たちには頑張ってほしい。
Bブロック
12:05 15 流通経済大柏(千葉) 1-1(PK4-5) 16 近大和歌山(和歌山)
12:05 19 尚志(福島) 0-0(PK4-3) 20 瀬戸内(広島)
14:10 17 静岡学園(静岡) 5-0 18 徳島商(徳島)
近大和歌山高校 藪 真啓 監督
今日のゲームは、チームとしてよくできた。選手たちも本当によく頑張ってくれた。
流経柏と対戦が決まって、予選でやってきたことを発揮していこう、理想は1-0、悪くてもPKと選手たちに伝え、今日の試合に臨んだ。
ケアするゾーンや局面、クロスの頻度も上がるだろうということで、ケアするところを絞って迷わずに戦おうと話をし、それを選手たちがよく実行してくれた。
後迫選手はPKの調子が上がってきていたので、1本は必ず止めてくれると信じていた。
チームとしては8回目の出場、わたし自身は初めての大会。選手権100回大会、しかも尊敬する榎本監督と対戦できるということで、抽選の時から楽しみで、ワクワクしながらゲームに臨んだ。
相手のほうが、指導者・チーム・選手の力が高いことはわかっていたので、選手たちには結果にとらわれず割り切る部分は割り切って、思い切りぶつかっていこうと話した。
初戦だったこともあり結果として試合は勝つことができたが、選手の引っ張り方であったりチームの作り方であったり、自分自身もっと勉強して榎本監督のような指導者になりたい。
近大和歌山高校 荒木 宏心 主将
試合前に流経大柏との試合では押し込まれる時間が長く続くと予想していた。
監督からは最低でも1点で抑えるよう言われていたが、立ち上がりで失点したので、そこで気持ちが落ちた部分もあった。
しかし、その後は攻められても守りきれたということが、今日の勝因だと思う。
0-1になった時、藪監督がベンチから「まだいける!」と声をかけてくれたことが一番大きかった。
ハーフタイムにも「まだいける!」とみんなで話し、更に「1点取りに行って勝つぞ!」と気持ちを高めて頑張った。
守備から攻撃への切り替えを練習で意識していたし、ミーティングで話す内容も藪監督からかけてもらった言葉も前向きだったので、自分たちが勝てることを信じて戦った。
1点取った時は、守備から攻撃に変わった瞬間にいいカウンターができたのかなと思う。
PKの時には「大丈夫だ!自分たちは練習してきたんだから、思いっきり蹴ってこい!」とみんなに声掛けした。
PK前の「最初はグー!ジャンケンポン!」という声はハーフタイムにも気合を入れるためにやっていたこと。
これはメンタルトレーナーから教えてもらった「本気じゃんけん」というもので、PK前に気持ちを高め、落ち着いてできたと思う。
近大和歌山高校 後迫 海吏 選手
試合前の練習の時から自分がちょっと上がっているなと感じていた。
試合に入った時に1失点したが、藪監督が1点はあるといっていたので心の余裕を持っていつも通り自分のプレーをすることができた。
攻められるだろうとは思っていたので、クロスのマークをしっかりしてフリーで撃たせなければコースは絞られる、あとは自分が止めるだけと思っていた。
もともと練習試合の時からPKは止めることができていたし、試合前のアップの時からPKの調子は上がっていたので、自分は止められるだろうなと思って臨んだ。
PK前の「本気のじゃんけん」は、大きな声を出すことで自分の中で緊張を抑えることができた。
今後2回戦以降、無失点を目指し、自分が止めるという意識で戦っていきたい。
流通経済大柏高校 榎本 雅大 監督
自分が監督になって初めての高校選手権ということで準備して入った。
前半は固いところがあったが、いい形で1点取ることができ、逆に攻め急ぐような形になってしまい全体を考えるプレーがなかなかできなかったと思う。
後半は、自分たちのやることを徹底して試合に臨むチャンスを作ったが、近大和歌山さんの集中力が素晴らしく、1本のカウンターで失点してしまう悪い展開になってしまった。
選手たちの距離感は前半からちょっと広いと感じていた。
ただ、ボール周辺のグループという部分では作れていたので、そこで崩し切れるかなとは感じた。
後半は相手も両サイドに攻め込もうという感じだったので、長いサイドチェンジからの攻撃だということは選手たちに意識させた。
球ぎわという部分も、今日は近大和歌山さんが速くて、セカンドボールやルーズボールを相手ボールにされたと感じた。
高校選手権というのは難しさがある。
指揮を取っていくのは想像以上に難しさがあるし、技術だけじゃない部分をきちんとマネジメントしていかなければならないと反省した。
選手たちは、よく練習をしてきて頑張ってくれた。本当に素晴らしいサッカーを展開してくれたと思う。
選手たちにも素晴らしかったと声かけをした。ただ、相手がもっと素晴らしかった。
渋谷選手には、チームを引っ張ってくれてありがとうと伝えたい。
必要以上のものをしょい込んでプレーしてくれたことに感謝をしているし、これぞ流経という選手に成長してくれたと思う。
流通経済大柏高校 渋谷 諒太 主将
この仲間でできる最後の大会だったが、自分の未熟さが出た試合だったと思う。しかし、悔いのないプレーができたと後悔はない。
初戦の難しさはあったが、思い切っていこうと話していた。
1点入ったところで緩んでしまい、2点目3点目を取りにいけなかったことが、最後の失点につながってしまったと思う。
自分たちがボールを握るチームなので、自分たちのボールではない時間が多く、少し焦りが出た。
またアウトプレーが多く、勢いがつかなかったのかなと思った。攻撃が後手に進んでしまい、思い切った弾けるようなプレーができなかった。
初めての選手権全国大会で、なかなか思うようにプレーができていない選手が多かったので、周りも緊張してたのかなと思った。
自分も上手く周りをコントロールできていなかった。
一緒にやってきた後輩たちは、3年生の背中を見てプレーしてきていると思うので、今日の試合を忘れず、来年また日本一を目指して頑張って欲しい。
最後に家族や仲間、スタッフに感謝したい。
静岡学園高校 川口 修 監督
初戦ということで、前半から攻撃的にいこうと試合に入った。
セットプレーで先制点を取ることができたが、ちょっと停滞した時間帯もあったので「もっと強気で攻めれば相手も下がる、強気で攻めよう」とハーフタイムに話し修正した。
そこから勢いに乗ることができ、点の取り方や点を取った時間帯も非常によかった。
初戦は入りが難しい。モチベーションを上げても体がなかなか動かないとか特有の難しさがある。
選手たちにも試合前のミーティングで「立ち上がりはフルスロットルで行こうよ」と伝え意思統一して臨んだ。
徳島商業さんは、常に隙あらばカウンターを狙ってきていたので危ない場面もあった。
1人に対して3人4人とドリブルさせないようにと守備力が非常に固かったという印象。
攻める時間が長くなった中、ボールを失った時の守備の部分など課題を持ってプレーし、選手たちは守備の部分をしっかり表現できたと思う。
1-0で勝つのか5-0で勝つのか次の試合にかかわってくるので、初戦の入りで点を取って次の試合に繋げていくという勢いが大事だと思っていた。
2年前は、勢いづいて2試合目に入れたので、今日も常に攻め続ける自分たちのスタイルで強気でいき、2回戦に向けて勢いづけたいと思っていた。
自分たちのスタイルをきちんと表現し「強気で行こうよ」という発想でやっている。
静岡学園高校 古川 陽介 選手
開幕戦ということで開始早々1点取れたことはすごく大きかったが、前半に2点目を取れなかったことは今後の反省材料として生かしていきたいところ。
後半はチャンスでしっかり決めることはできたが、決めるチャンスは他にもまだまだあった。攻守の切り替えももっと高めることができると思うし、セカンドボールなどの意識も上げていきたい。
自分の中ではいつも得点を意識している。ドリブルだけで点を取りに行くのは警戒されていると思ったので、ワンツーという得意な形いいコースで、まずは1点取ることができて良かった。
結果は残せてよかったが、チームとしても個人としても、ミスをなくしたり、ボールの質だったり、もっとこだわれる部分はあったので、この大会を通して成長していけると実感している。
初戦どうしても気負ってしまったが、試合後に松村優太さんが「もっとリラックスしていいよ」と声をかけてくれて嬉しかった。
静岡学園高校 高橋 隆大 選手
開幕戦で緊張したが、入りから体が動いてる感はあった。
前半のうちに点を取れる部分はあったので取れる時に取っておきたかった。今後もっとどんどん上げていきたい。
結果が大事で、過程だけでは評価されない世界だとわかっている中で、前半からチャンスがあって決めきれなかったが、気持ちを落とさず強気で狙っていこうと、思い切って右足を振り切っていいコースに飛んだので良かった。
全国大会という大舞台で結果を残すことは評価に繋がるし、これからのサッカー人生に関わってくると思っていたので結果を残せて嬉しかった。
次の試合は流経を倒した近大和歌山、強いということはわかる。
自分たちのサッカーをすることによって、いい結果を出せると思うので、ここで気を締め直してしっかりと一つずつ上に勝ち進んでいきたい。
徳島商業高校 小西 健太 監督
前半も後半も、立ち上がりの失点はミスも絡めてしまい、失点してはいけないところで失点してしまった。
前半なんとかしのげたのは、もちろんボールを取られたりボールが押し込まれる時間が長くなるということはわかっていたので、ゴール前で体を張って守備をするとか、セットプレーも含めて集中を切らさずにできたかなと思う。
後半の立て続けの失点部分に関しては、プレーが高いということもあったがキーパーがチャレンジして届かなかったり、相手の高いポジションに対して、こちらがどのタイミングで奪いに行くとか、どういう方向からプレーするとか、相手のスピードについていけなかった。
徳島商業高校 増田 太陽 主将
前半0でいこうと話をしていたが、立ち上がり失点してしまったことは痛かった。後半も5分か10分くらいで立て続けに点を取られたことは悔しかった。
前半はコンパクトに守れたが、後半はクリアボールやセカンドボールの返しをすべて相手に取られ失点に繋がったと思う。
悪い雰囲気から立ち直ることができずに、どんどん引いてしまったことが連続失点に繋がった。
徳島県内や四国では自分たちのコンパクトな守備で通用していたが、全国トップレベルの静学さん相手に点が取れず、立て続けに点を取られたところは自分たちが引き気味になった。3点目の古川選手は本当にうまいなと思った。
11年ぶりに全国大会出場ということで注目される中、こういう結果に終わってしまったことは悔しい。
自分たちの目標は地元の高校に勝って全国に出場するということだったが、後輩たちには全国大会に出場して戦って攻撃的なところを磨いて勝つことを目標にしてほしい。
Cブロック
12:05 29 桐光学園(神奈川) 1-0 30 西原(沖縄)
12:05 31 羽黒(山形) 1-2 32 岡山学芸館(岡山)
14:10 33 星稜(石川) 2-4 34 高川学園(山口)
14:10 27 帝京大可児(岐阜) 4-1 28 今治東中等(愛媛)
Dブロック
12:05 39 北海(北海道) 1-2 40 長崎総科大附(長崎)
12:05 45 丸岡(福井) 0-3 46 阪南大高(大阪)
14:10 41 堀越(東京A) 2-1 42 高知学園(高知)
14:10 43 専大北上(岩手) 2-4 44 奈良育英(奈良)
12/28 1回戦 @国立競技場での開幕戦!
Bブロック
15:00 21 関東第一(東京B)6-0 22 中津東(大分)
組合せ
★は2回戦から登場
栄えある100回大会の選手宣誓は高川学園の奥野キャプテンに決定!
Aブロック
★1 山梨学院(山梨) ー 2 佐賀東(佐賀)
3 秋田商業(秋田)ー 4 東福岡(福岡)
5 中部大第一(愛知)ー 6 大津(熊本)
7 西武台(埼玉)ー 8 三重(三重)
9 1 前橋育英 (群馬)ー 10 草津東(滋賀)
★11 鹿島学園(茨城)ー 12 高松商(香川)
Bブロック
★13 富山第一(富山)ー 14 宮崎日大(宮崎)
15 流通経済大柏(千葉)ー 16 近大和歌山(和歌山)
17 静岡学園(静岡)ー 18 徳島商(徳島)
19 尚志(福島)ー 20 瀬戸内(広島)
21 関東第一(東京B)ー 22 中津東(大分) ※国立競技場での開幕戦!
★23 米子北(鳥取)ー 24 矢板中央(栃木)
Cブロック
★25 帝京長岡(新潟)ー 26 神村学園(鹿児島)
27 帝京大可児(岐阜)ー 28 今治東中等(愛媛)
29 桐光学園(神奈川)ー 30 西原(沖縄)
31 羽黒(山形)ー 32 岡山学芸館(岡山)
33 星稜(石川)ー 34 高川学園(山口)
★35 仙台育英(宮城)ー 36 滝川第二(兵庫)
Dブロック
★37 市立長野(長野)ー 38 東山(京都)
39 北海(北海道)ー 40 長崎総科大附(長崎)
41 堀越(東京A)ー 42 高知学園(高知)
43 専大学北上(岩手)ー 44 奈良育英(奈良)
45 丸岡(福井)ー 46 阪南大高(大阪)
★47 大社(島根)ー 48 青森山田(青森)
第100回全日本高等学校サッカー選手権大会 全国大会
<日程>
2021年12月28日(火)~2022年1月10日(月祝)
<会場>
国立競技場
駒沢陸上競技場
味の素フィールド西が丘
ニッパツ三ツ沢球技場
等々力陸上競技場
熊谷スポーツ文化公園陸上競技場
NACK5スタジアム大宮
フクダ電子アリーナ
県立柏の葉公園総合競技場
<大会概要>
主催
公益財団法人日本サッカー協会
公益財団法人全国高等学校体育連盟
民間放送43社
協賛
株式会社明治
富士フィルムビジネスイノベーション株式会社
帝人株式会社
トヨタ自動車株式会社
日本コープ共済生活協同組合連合会
参照元:JFA
2021年度 地区予選の結果
北海道
北海道 優勝:北海高校(2年ぶり11回目)
東北エリア
秋田県 優勝:秋田商業(2年ぶり46回目)
岩手県 優勝:専修大学北上(2年ぶり2回目)
第100回全国高校サッカー選手権 岩手県大会
青森県 優勝:青森山田(25年連続27回目)
宮城県 優勝:仙台育英(5年連続36回目)
山形県 優勝:羽黒高校(3年ぶり8回目)
福島県 優勝:尚志(2年ぶり12回目)
北信越エリア
福井県 優勝:丸岡高校(4年連続)
長野県 優勝:市立長野(初)
富山県 優勝:富山第一高校(7年連続32回目)
新潟県 優勝:帝京長岡(4年連続9回目)
石川県 優勝:星稜高校(2年連続30回目)
関東エリア
東京都
優勝:【Aブロック】堀越高校(2年連続4回目)
優勝:【Bブロック】関東一高校 (2年連続4回目)
千葉県 優勝: 流経大柏(3年ぶり7回目)
埼玉県 優勝:西武台(11年ぶり4回目)
群馬県 優勝:前橋育英(2年ぶり24回目)
茨城県 優勝:鹿島学園(2年連続10回目)
栃木県 優勝:矢板中央(5年連続12回目)
山梨県 優勝:山梨学院(2年連続8回目)
神奈川県 優勝:桐光学園(3年ぶり12回目)
第100回全国高校サッカー選手権 神奈川県予選会 2次予選
第100回全国高校サッカー選手権 神奈川県予選会 1次予選
東海エリア
愛知県 優勝:中部大第一(初出場)
静岡県 優勝:静岡学園(2年ぶり13回目)
岐阜県 優勝:帝京大学可児高校(3年連続8回目)
三重県 優勝:三重高校(4年ぶり2回目)
関西エリア
大阪府 優勝:阪南大高(6年ぶり2回目)
第100回全国高校サッカー選手権 大阪府大会 2次予選
第100回全国高校サッカー選手権 大阪府大会 1次予選
兵庫県 優勝:滝川第二(4年ぶり21回目)
第100回全国高校サッカー選手権 兵庫県大会 決勝ラウンド
第100回全国高校サッカー選手権 兵庫県大会 予選ラウンド
京都府 優勝:東山(3年ぶり3回目)
奈良県 優勝:奈良育英(10年ぶり16回目)
滋賀県 優勝:草津東(2年ぶり12回目)
和歌山県 優勝:近大和歌山(12年ぶり8回目)
中国エリア
岡山県 優勝:岡山学芸館(2年ぶり4回目)
島根県 優勝:大社(2年連続11回目)
鳥取県 優勝:米子北高校
広島県 優勝:瀬戸内(3年ぶり2回目)
山口県 優勝:高川学園(3年連続27回目)
四国エリア
愛媛県 優勝:今治東中等教育学校(2年ぶり2回目)
高知県 優勝:高知学園(2年ぶり17回目)
香川県 優勝::高松商(4年ぶり24回目)
徳島県 優勝:徳島商(11年ぶり40回目)
九州エリア
福岡県 優勝:東福岡(2年連続22回目)
第100回全国高校サッカー選手権第二次予選 福岡県
第100回全国高校サッカー選手権第一次予選 福岡県
熊本県 優勝:大津(3年ぶり18回目)
大分県 優勝:中津東(7年ぶり5回目)
佐賀県 優勝:佐賀東(2年連続12回目)
長崎県 優勝:長崎総科大附(2年ぶり8回目)
宮崎県 優勝:宮崎日大(2年連続2回目)
鹿児島県 優勝:神村学園(5年連続9回目)
沖縄県 優勝:西原(31年ぶり4回目)
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全国少年サッカー応援団過去の大会結果
<2020年度>
優勝はPKを制した山梨学院!優秀選手39名発表!2020年度 第99回全国高校サッカー選手権大会(高校選手権) 全国大会
<2019年度>
大会優秀選手38名発表!2019年度 第98回全国高校サッカー選手権大会(高校選手権) 全国大会 優勝は24年ぶり2度目の静岡学園(静岡)!
<2018年度>
最後に
優勝は青森山田高校です!3大会ぶり3度目となりました。
インターハイ、プレミヤEAST、選手権の3冠も達成という素晴しい結果を残されましたね。
おめでとうございます。
大津高校の皆さんも、負けたことは悔しいと思いますが、初の国立競技場のピッチに立つという経験はこれからの糧となることでしょう。