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シャツインで熱中症の危険性!サッカー少年たちの熱中症を防ぐために知っておきたいこと!熱中症対策の新常識で今年の猛暑を乗り切ろう!

2020年8月17日には、静岡県浜松市で日本歴代最高気温に並ぶ41.1度を観測。
2022年は7月1日に、群馬県桐生市・群馬県伊勢崎市・山梨県甲州市・埼玉県鳩山町・熊谷市・岐阜県多治見市で最高気温40度台を観測しました。同じ日に6地点で40度台を観測したのは観測史上初とのこと。
この近年の夏の暑さは、殺人的とさえ感じます。

酷暑を乗り切るために「猛暑対策の新常識」や体を潤すスポーツドリンクについて、まとめてみました。

↓本文は写真の下から始まります↓

シャツインは、専門家によると「言うなれば、ダウンジャケットのようなものを着て運動しているのと同じ状態」

テレビの番組が検証を行ったところ、シャツインに比べ、シャツアウトのほうが表面温度が低くなっていることが分かったそうです。

シャツイン状態で運動すると、シャツと体の間に熱がたまってしまいます。
これは、専門家によるとダウンジャケットのようなものを着て運動をしている状態になってしまうそうです。

シャツアウトすることで、こもった空気を放出する道ができ、熱中症予防にも繋がるようです。

参照サイト:FNNプライムオンライン

猛暑対策の新常識⁉その動画再生は10万回突破!

松浦工業株式会社(大阪市 取締役 井戸英二)は動画を作成し、公式facebookで公開しました。
米国スポーツ界で話題の「朝・昼・晩・夜寝る時も、こまめに身体を冷やす習慣=AVA手のひら冷却プレクーリング」を多くの人に知ってもらい実践されることで、熱中症による救急搬送事例を減らすことがねらいです。

新商品「 アイバッテリー®fresh」は手のひらを冷却するのに有効な道具であり、深部体温の上昇を抑える効果があるとメディアで紹介されたことがきっかけで、公式facebookページ動画再生回数が10万回を突破しました。

手のひら冷却とは?

運動前や運動中または運動後そして夜寝る時などに、手のひら・ほっぺ・足のうらにある【体温を調節する特別な血管AVA(動静脈吻合)】を冷やして深部体温の異常な上昇を抑え熱中症予防することと、集中力・判断力・持久力の低下を抑えてリフレッシュ効果をもたらし競技パフォーマンス維持を図るという、米国スタンフォード大学生まれの新しい暑さ対策法です。
日本で多くの知見を持つ専門家は、神戸女子大学 家政学部家政学科 教授 平田耕造先生。

<動画公開の背景>

国立環境研究所によると、熱中症救急搬送事故が「自宅」で発生する割合が4割以上と最も高い。熱中症の主要因の一つが猛暑日や熱帯夜の急増による体温の異常上昇による自律神経や脳機能の低下とされる中「身体を冷やす重要性の認識」が国民全体で低いという課題がある。

気温が体温を超えるほどの猛暑日が日常化する中で、ニュースキャスターの警戒アラートは「こまめな水分補給」だけと進化がない。水分補給だけでは救急搬送事故は減らせない「水分補給と同じ頻度で、こまめに身体を冷やす習慣づくりで体温上昇を抑える」認識と行動のパラダイムシフトが必須と考えます。

昨年のNHK番組「金のベンリ堂」で「超お手軽に身体を冷やせる方法(米スタンフォード大学の研究で動脈を冷やすより、1/3の時間で深部体温を下げる効果がある)」として紹介された「手のひら冷却」を子供から大人までが興味を持つマンガ動画で紹介し認知を広める事が出来るのではと考えYouTubeでの完全版の公開を決めました。

松浦工業株式会社

参照サイト:PR TIMES松浦工業株式会社

学校推奨!熱中症対策のスポーツドリンク

4割以上の学校で「水分補給タイム」を導入。「熱中症対策」は暑さが本格化する前、5・6月から開始。

熱中症対策の開始時期で、最も多かったのは「5月頃」(56.9%)、その次が「6月頃」(36.6%)と合計93.5%。暑さが本格化する前である5・6月に対策を開始していたことが分かりました[図1]。
実際 行われている対策活動として、1位「ほけんだよりの配布」(97.8%)、2位「ポスターの掲示」(91.9%)、ほとんどの学校では「ほけんだより」とポスターで情報提供や啓発活動が行われているようです。
3位「朝礼・終礼での声かけ」(63.3%)、5位「保護者会等での保護者への呼びかけ」(13.9%)など、児童・生徒や保護者に直接呼びかける活動をする学校も多いようです。
4位の「水分補給タイムの導入」(42.3%)は、児童・生徒が実際に水分を補給する時間を作り、熱中症対策をするというもので4割以上の学校が取り入れています[図2]。

ここ2~3年で広がる、8割以上の学校でスポーツドリンク持ち込み可能。

熱中症対策の観点からスポーツドリンクの持ち込みは、「すべてのシーンで許可」(41.7%)、「特定のシーンのみ許可」(41.0%)、合計82.7%の学校で許可されていることが分かりました。

「特定のシーン」は、運動会や部活などの運動時、夏期などが挙げられています。特に小学校では「運動会の練習期間」(大分県/小学校)、「5月~10月頃」(栃木県/小学校)など、期間を区切って許可しているという声が多く挙げられました。中学校では「部活動時、体育時」(京都府/中学校)など、運動部は通年でスポーツドリンク飲用を許可しているとの回答が多く、高校は「自販機があり、特に制限をしていない」(長野県/高校)など、本人に任せる学校も多くみられます。

スポーツドリンク持ち込みを許可し始めた時期は、「『熱中症』がニュースなどで周知され始めた頃から」(滋賀県/高校)、「2~3年ほど前」(東京都/中学校)、「2年ほど前から猛暑のため」(長野県/小学校)など、熱中症によって救急搬送や死亡数が大幅に増加した2018年頃からという回答が多くみられました。
スポーツドリンク持ち込みをまだ許可していない学校も、「保健室で常備している」(兵庫県/小学校)など、学校で準備して必要に応じて渡すという声や、「すべてのシーンでの許可を検討中」(熊本県/中学校)といった声もありました。

<日本学校保健会>

調査結果では、夏の時期・部活・運動会等の特定のシーンを含み、学校でスポーツドリンクの持ち込みを許可している割合は82.7%とのことでした。
熱中症の予防・対策として、「適切な水分補給」は基本ですが、大量の汗をかくときは、水だけでなく「塩分補給」も必要です。スポーツドリンクは「塩分」に加え、適度な「糖分」を含むことで、水と塩分の吸収効率がよいと言われています。歯磨きを欠かさないよう生活習慣にも注意し、スポーツドリンクの使用・普及が進むことが望ましいと思います。

公益財団法人日本学校保健会専務理事 弓倉 整先生

学校での熱中症対策として推奨されるスポーツドリンク

熱中症対策として飲む飲料に「スポーツドリンク」を推奨する学校が多く、これは「麦茶」や「水」を上回っています。
1位「スポーツドリンク」(54.3%)、2位「麦茶」(52.7%)が半数を超えていて、次に「水」(41.0%)という結果でした[図4-1]。
スポーツドリンクを推奨する理由として「実際に熱中症にかかった時にスポーツドリンクを飲み、他の飲料と比べて回復が早かったため」(千葉県/高校)という声や「塩分や電解質が含まれるから」(三重県/小学校)、「水だけでは体内のバランスが保てない」(広島県/小学校)など、熱中症対策に役立つ成分面を重視する声や「運動量が多い時にはスポーツドリンクが必要」(山形県/中学校)という、運動時に推奨しているという回答が多く聞こえました[図4-2]。

・学校における熱中症対策に「スポーツドリンクは効果的」
「活動性の高い学校生活では、スポーツなどで大量のエネルギーを消費し、汗をかきます。調査結果から、学校では熱中症対策としてスポーツドリンク(54.3%)が最も推奨されています。スポーツドリンクなら水分補給はもちろん、塩分(ナトリウム)やカリウムなどのミネラルや、糖質の補充にも効果的です。現状持ち込みができない場合、学校の先生に相談してみるといいかもしれません。」

・今年は「暑さ慣れしていない」・「マスク着用」で、熱中症リスクに警戒。水分補給と休憩を
「今年は外出自粛の影響で、身体が上手に汗をかく準備ができていない人が多くいると考えられます。また、マスク着用で呼吸が苦しくなったり、体温が上昇しやすいので、3密を避けてマスクを外せるタイミングを作ったり、早めの休憩・こまめな水分補給を心がけましょう。外出時は無理をせず、余裕をもって行動しましょう。」

・救急搬送が増える梅雨明けに注意。「食事」・「睡眠」・「水分補給」で熱中症リスクを下げる
「梅雨明けは、急な気温上昇や高湿度のため、熱中症での搬送が例年急増する傾向にあります。3度の食事をしっかりとり、睡眠不足や過労を避けて体調管理をし、こまめに水分補給をして熱中症リスクを下げましょう。」

帝京大学医学部付属病院 高度救命救急センター長 三宅教授

引用サイト:PR TIMES日本コカ・コーラ株式会社

「熱中症対策のスポーツドリンクは薄めないで飲んで欲しい」と飲料メーカーの回答

熱中症対策としてスポーツドリンクの需要が高まる中、甘さなどからスポーツドリンクを薄めて飲むこともありますが、飲料メーカーでは どのような水分補給の仕方や飲み方を勧めているのか、その回答を紹介します。

大塚製薬 ポカリスエット公式サイトには、「熱中症対策として薄めてお飲みになることはお勧めしておりません。」との回答が掲載されています。
日本体育協会が推奨しているのは、1時間に2リットルくらいの多量な発汗を伴う運動中には、0.1~0.2%の食塩と4~8%の糖分を含んだ飲料としています。ポカリスエットの糖分・塩分は、この濃度の飲料としており、甘いのはこのため ということです。
1日にどのくらい飲んでもいいのかについては、「量に決まりはないけれど、ペットボトル入りは100mlあたりのエネルギー25kcal、炭水化物6.2g(糖分=糖質+食物繊維)、ナトリウム49mgが含まれるので、持病などがあり食事の制限を受けている方は摂取する量に気をつけなければいけません。」とのことです。

日本コカ・コーラのアクエリアス公式サイトは「電解質、糖分、浸透圧など体内で吸収されるのに適した濃度に調整されています。薄めずにそのまま飲むことをお勧めします」との回答が掲載されています。こちらも「特に飲用量の制限はありません」としており、100mlあたりのエネルギー19kcal、炭水化物4.7g、塩分は0.1g含まれているとしています。

参照サイト:Livedoor NEWSポカリスエット

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最後に

いかがでしたでしょうか?
シャツをアウトにして空気の通り道を作り、こもった熱を放出する・手のひらを冷やす・スポーツドリンクをこまめに飲むなど、熱中症対策は手軽にできることがわかりました。
今年の夏も猛暑日が続きそうです。
何かあってからでは遅すぎます!大切な命を守るため、みなさまも手軽に熱中症対策を試してみませんか?

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寄稿者プロフィール

JUNIORSOCCER NEWSWriterchoco
ライターを始めて5年経ちました。
わたし自身もサッカー少年3兄弟の母です。
2024年度、長男は社会人・次男は大学生2年生・三男は高校3年生になります。
3人ともサッカー現役。週末、息子たちの試合の追っかけをしては、チームの成長を感じ幸せな気持ちになる日々を送っています。

サッカーを頑張る選手たち、それを支える保護者や指導者の方々。
サッカーに関わるすべての方に寄り添えるような記事が書けるよう、これからも精進していきたいと思います。

担当は東京4種です。
みなさまからの大会情報を心よりお待ちしております!
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