第55回デュッセルドルフ国際ユースサッカー大会(4月13日~17日)に参加している日本高校サッカー選抜は、4月17日(月) 5・6位決定戦でクルゼイロ(ブラジル)との試合に臨みました。
~デュッセルドルフ国際ユースサッカー大会~ 5・6位決定戦結果
日本高校サッカー選抜 3-0 ( 前半2-0、後半1-0 ) クルゼイロ
得点者
2分 MF16 大塚 諒
4分 FW18 安藤 瑞季
49分 MF7 松本 泰志
スターティングメンバー
GK12 山ノ井 拓己
DF3 阿部 海大
DF15 渡邊 泰基
DF17 常盤 悠
DF19 橋本 恭輔
MF4 金子 大毅
MF6 住永 翔
MF10 鳥海 芳樹
MF16 大塚 諒
FW18 安藤 瑞季
FW22 飯島 陸
交代
35分 DF3 阿部海大 → DF13 佐藤瑶大
35分 FW18 安藤瑞季 → FW20 伊藤龍生
35分 FW22 飯島陸 → DF5 三国スティビアエブス
43分 DF15 渡邊泰基 → MF7 松本泰志
マッチレポート
昨日の敗戦によりグループリーグ3位となり、5・6位決定戦にまわった日本高校選抜は、ブラジルの強豪クルゼイロと対戦しました。前半、立ち上がり2分、日本高校選抜はDF渡邊泰基選手からの縦へのロングフィードをFW安藤瑞季選手がキープ、オーバーラップしたMF鳥海芳樹選手のクロスをMF大塚諒選手が決め、先制点を奪いました。攻撃の手を緩めない日本高校選抜は4分、FW飯島陸選手、大塚選手のパス交換後、大塚選手が倒されPKを獲得。FW安藤選手が落ち着いてゴールを決め、2-0とします。クルゼイロは、テクニカルな選手が多かったものの、日本高校選抜のDF陣は崩されることなく前半を終了しました。
後半に入り、クルゼイロの猛攻を受け再三ピンチを迎えるものの、49分、GK山ノ井拓己選の落ち着いたセーブもあり、得点を与えません。クルゼイロの個人技に対し、グループでボールを動かす日本高校選抜は、MF鳥海選手、DF常盤悠選手とつなぎ、後半途中から入ったMF松本泰志選手が頭で決め、勝負を決定づけました。
昨日ワンプレーのミスから敗戦し、準決勝に進めなかった日本高校選抜でしたが、気持ちを切り替え臨んだ本日の試合は、攻撃が途切れませんでした。順位決定戦ながら強豪クルゼイロに3-0で勝利したこと、1点の重みを肌で感じたこと、素晴らしい仲間達と心を一つにサッカーをプレーしたことは、今後のサッカー人生に自信が持てる価値ある勝利であったことは間違いありません。また、ベストDF賞に日本高校選抜 阿部海大選手(東福岡高2年)が選ばれ、表彰式の会場では、多くの賞賛の拍手が送られました。
大会全結果
4月13日(木) 2-0 日本高校選抜 vs Fortuna Düsseldorf(ドイツ)
4月15日(土) 1-0 日本高校選抜 vs FSV Mainz 05(ドイツ)
0-0 日本高校選抜 vs Red Bull Salzburg(オーストリア)
4月16日(日) 0-1 日本高校選抜 vs FC Nordsjælland(デンマーク)
4月17日(月) 3-0 5・6位決定戦 vs Cruzeiro(ブラジル)
(参照:日本サッカー協会)
関連情報
最後に
日本高校サッカー選抜は最終戦を白星で飾り有終の美を飾りました。今大会では得失点差でベスト4入りを逃す悔しい結果となってしまいましたが、海外の強豪相手に堂々とした戦いぶりだったと思います。
今後も彼らの活躍に注目しましょう!
photo:JFA
コメント欄