(この記事は再掲です)
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「サッカー少年が年々減っている!? 10年で150万人も子どもが減る時代を生き残る術とは!?」です。
10年前、20年前の「自然と子どもが集まり、右肩あがりでチームの人数が増えた時代」は終焉に向かっています。
むしろ昨今はチーム人数が集まらず、単独チームで大会に参加できないチームもあります。
果たして、そのような現状の中、選手・保護者に選ばれ、生き残るチームとなるために、今できることは何なのか?についてお届けします。
情報発信をしていないチームは保護者の目に留まることすらない
あなたのチームは適切な情報発信ができていますか?
「できている」という自信がないのでしたら、今すぐに行動を起こすべきです。
近年、サッカーチームに選手が集まりにくくなり、試合に出場するために、やむなくチームの統廃合が行われる事態が各地で起きつつあります。
あなたのチームは5年後、現在と同じ人数を維持できているでしょうか?
そのことを、あなたは真剣に考えたことがあるでしょうか?
なんでもまずはスマホで情報を探す時代です。
情報発信をしていないチームは、「調べてもよく分からない」チームとして扱われます。
保護者は「なんだか分からないチーム」に子どもを預けるようなことはしません。
保護者同士の繋がりも希薄になってきている現代では、あなたのチームに所属している友達を見つけることすら困難なのです。
10年前、20年前のように、地域にたくさん子どもがいて、サッカーを習うことがブームになっていた時代は情報発信が2の次3の次でも、毎年安定的に入団希望者が集まったはずです。
しかし、今はどうですか?
あなたのチームは放っておいても、どんどん選手が集まり右肩上がりで人数が増えていますか?
総務省が2019年5月4日、5月5日の「こどもの日」にちなみ発表した「日本の子供の数に関する統計データ」によると、2019年4月1日時点の日本における子供(14歳以下)の人口は前年同時期に比べて18万人も減っています。
この傾向は38年も連続で続いており、15歳未満の人口は2010年の1684万人から2019年には1533万人へと、実に150万人以上減っているのです。(※参照 総務省統計局データ)
この流れがある日突然、上昇へと転じることはあるでしょうか?
※単位は千人
更に追い打ちをかけるように、現代の子ども達の娯楽がスポーツからスマホやゲームに移っています。
英会話やプログラミングなど習い事の種類も増え、そもそもサッカーをしようという子どもが減っているのはご存じの通りですね。
サッカー協会の登録人数を見てみると、小学生(4種)の年代では、2013年の318,548人をピークに年々減少を続け、2018年は271,023人へと5年間で約47,000人も減少しています。(※参照 日本サッカー協会 年度別サッカー選手登録数)
あなたのチームも数年前に比べ、選手が集まりにくくなったと感じてはいませんか?
それは、気のせいでも何でもありません。
世帯収入が減少してきている世の中ですから、保護者のチームを選ぶ目は非常にシビアです。
情報発信が少なく、活動実態が伝わってこないチームに、毎月何千円も払うでしょうか?
答えは「NO」です。
現代の情報化社会の中で生き残るチームとなるために、情報発信が重要だといち早く気づいたチームは、「今何か手を打たねば手遅れになる」という危機感を持って、2~3年後を見据えて既に動き出しています。
その一つが自チームからの情報発信の強化です。
では、サッカーチームの情報発信とはどのようにしていったらよいのでしょうか?
具体例をご説明します。
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