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優勝チームインタビュー 【フォルトゥナSC U-15(山梨)】藤島 周土監督、キャプテン有泉 瑛都選手 2024関東クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 Division2

2024年7月20日~23日まで群馬県にて行われた2024関東クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 Division2
激戦の末、優勝の座に輝いたのはフォルトゥナSC U-15(山梨県)の皆さん!
U-15を率いる藤島 周土監督、キャプテンの有泉 瑛都選手にインタビューを行いました。

 

フォルトゥナSC U-15 藤島 周土監督
インタビュー

U-15監督
U-15チームを率いて3年目

ーーー2024関東クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 Division2の優勝おめでとうございます!
大会を振り返っていかがですか?

藤島
優勝を目指して指導してきましたので、実現できたことはホッとした部分もありました。
私たちは高円宮杯 全国大会出場を目指しているので、この大会は優勝を含めて通過点にしないと全国には行けないだろうとずっと思ってやってきました。

選手達もそのことをしっかりと意識し、この大会を通して一戦ごとに成長を見せてくれたことが優勝に繋がったのだと思っています。

ーーー特にどんな部分が成長したと思われますか?

藤島
攻撃、守備の両面において様々な成長が見られましたが、特に攻撃においては得点力はうちの長所でもあるので、
その部分をしっかり出せるようになったと思います。

大会最後の決勝戦では予選リーグでは負けてしまった相手に、しっかり点を取って勝つことができたのはストロングポイントを出せたなと思います。

決勝を戦ったザスパ草津さんと対戦するのはトレーニングマッチも含めて3回目。
前の方のパワフルな選手にうちが対応できずに圧倒されたなという感覚がありました。
このまま順当に勝ち上がればまた決勝戦で当たれるかなと僕の中では思い描いていたので、
予選リーグの映像などを見て、どんなことをすれば相手が困るのか、勝利するにはどうしたら良いかを分析して選手達に試合前に伝えました。
選手達自らが足りないところを修正しながら、本来の持ち味である得点力を生かすことができてとても良かったと思います。

守備の部分では、試合を重ねるごとに失点を防げるようになってきました。有泉(CB 主将 有泉 瑛都選手)を中心にディフェンスラインをしっかり組めて集中して戦ってくれたことにも成長を感じました。

ーーーフォルトゥナSCでは、普段からどんなことを大切にされているのでしょうか?

藤島
どの学年に対しても、基本的なテクニック、止める、蹴る、運ぶの技術を身に着けられるように指導をしています。これは当クラブの代表の皆川(※1)のこだわりでもあり、クラブ創設時から大事にしていることです。
どんなプレッシャーのある中でも、動きながらでもやれるように、基本技術を向上させるとともに、暑い夏場であっても、ハードワークができる身体づくり、メンタリティを鍛えることもクラブとしてしっかりと指導しています。

2年生と3年生で試合をしたりもするんですが、3年生はこの時期フィジカルの面やメンタリティで非常に成長したなと強く思っていますね。

※1 クラブ代表・総監督(2024年度:U13監督・U14監督・U12コーチ)皆川 新一氏

ーーーライブ配信や大会特設サイトでの情報発信についてはいかがですか?

藤島
平日の試合はお仕事で現地に来られない親御さんも多いので、ライブ配信があることは非常に嬉しいという声がありました。
選手たちは得点ランキングについては、1日ごとに気になりながら見ていたり、中学生がメディアで注目されるということは山梨県ではなかなか普段はないので選手のモチベーションにはなったんじゃないでしょうか。
フォルトゥナの選手同士で得点王争いをしていたこともあり、チーム内でもライバル意識を持って頑張っていました。
バスの中でも「あと何点だよ」とか試合中も「あと何点取れば・・・」みたいなことを言っているのを聞いて、モチベーションが上がる姿が可愛いなと微笑ましく見ていました。

ーーー最後に、選手達へのメッセージをお願いします

藤島
目標達成おめでとうございます!
嬉しい結果ではありましたが、選手たちも僕と同じ気持ちでこの優勝は通過点と思っていると思います。
この大会を機にさらなる飛躍を目指していけたらなと思っています。
高校に向けてという点も見据えて、更に厳しく指導していきますので覚悟しておいてください(笑)

キャプテン 有泉 瑛都選手 #3(CB)
インタビュー

ーーー優勝おめでとうございます!今のお気持ちを教えてください。

有泉
クラブユースの県大会では関東大会を逃してしまい、皆悔しい思いをしていたので、チーム全員に優勝したいという強い気持ちがあったのでよかったです。一つタイトルを取れたことはチームにとって自信に繋がったと思います。

自分達のクラブでは、練習前に毎回選手だけでミーティングを行うのですが、Division2大会の前にはそのミーティングの時には優勝を意識させるようにしていました。学校でも(キャプテンとして)「今日のミーティングでは何を言おうかな」と考えたりしている時もあったりして。
普段の雑談の中でも北関東優勝という目標について話が上がっていました。

ーーー試合はライブ配信されていましたが、それについてはいかがですか?

有泉
親に試合を見てもらえるということと、あとは自分でも試合の振り返りとして見ることができるので、いいことだなと思っています。

ーーーライブ配信や大会特設サイトでの情報発信についてはどうでしたか?

有泉
FWの方は(得点ランキングで)得点王を狙っていたりしたので、前が頑張ってくれると後ろ(DF陣)は少し気持ちが楽になるので、とてもいいと思いました。

ーーー今後について

有泉
今後の試合では、北関東で優勝できてみんな自信を持てたと思うので、その自信を持って戦うということと、
今までやってきたことを全部出し切れるようにしたいなと思います!

個人としては自分は細いので体づくりなど頑張っています。最終的には代表に入って、ヨーロッパで活躍したいなと思っています。

ーーーこれからがますます楽しみですね、頑張ってください!本日はありがとうございました!

フォルトゥナSC U-15について

1998年8月5日創設。
山梨県南アルプス市上今諏訪を中心に活動するサッカークラブです。

基本コンセプトは「強く、愛されるクラブ」づくり。
サッカーを通じて正しい心と身体の発育を図り、個々の新しい可能性を見つけ育成し、より正しい人間づくりを基本理念としています。
地域社会のスポーツ振興に貢献し、常に愛情と敬意、感謝の気持ちを込めてまい進します。

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寄稿者プロフィール

JUNIOR SOCCER NEWSテクニカルマイスターWriterCrane
滋賀県在住ライターのCraneと申します。
2022年8月にライター歴5年目に突入、サッカー娘の母歴は丸12年になりました。

どんな試合でも、その一戦を迎えるまでにどれほどの努力があったのか。そしてそこに、どれほどの方の支えがあったのか。

頑張っている選手達、それを支える保護者、指導者の皆様が持つ数多のドラマに想像を張り巡らせてはリスペクトが泉のように湧き上がる日々。
涙腺も年々緩くなり、留まることを知りません。

8チームから12チームくらいの規模の大会、16チーム以上の大きな大会ともに情報は常に募集しています。
大会結果画像、弾けるような笑顔のお写真、選手達のご活躍の様子をぜひお寄せ下さい。いつでもお待ちしています!

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