こちらの記事はジュニアサッカーNEWSメディアパートナー 東京大学ア式蹴球部 様よりご寄稿いただきました。
大学サッカー部の活動、大学生のサッカーへの想い、高校時代のサッカーと勉強の両立についてなど、中学生高校生・保護者の皆さんのお役に立てばと思います。
(参照元:feelings 東京大学ア式蹴球部ブログ)
See me @gain
上西園亮(4年/FW/ラ・サール高校)
或る日、猫を見ました。
丸々と肥えた、それはそれは大きな三毛猫でした。
春の近づく東京の暗い寒空の下、山盛りの洗濯カゴを両手で抱えた私はぶるぶる震えながら自転車を降ります。その三毛猫にとって私は興味の対象となり得たようで、なんだかずっと目が合っている様に思えました。
100円を投入して槽洗浄を行い、どうにかこうにか洗濯物を押し込んだ後、大量の洗剤を投下して私の仕事は一段落しました。洗濯機が回っている合間に晩御飯を買うため、コインランドリーをそそくさと後にします。
ふと辺りを見回しましたが、彼はどこか遠くへ行ってしまった後のようでした。
3割引きのお惣菜をダラダラ食べながら、溜めていたアニメも観終えた私は重い腰を上げ、4年も住んでいる小さなアパートを再度出発しました。
いつもの様にコインランドリーには誰も居ませんでした。もちろん彼もいませんでした。代わりに誰かが靴下を片方落としていったようでした。繊維のほつれた汚らしい黒色の靴下でした。私は洗濯物を回収し、その場を後にします。洗濯カゴから零れ落ちそうな衣類を片手で抑えつつ自転車を漕ぎ進めました。その日、バイトから帰宅後まだ一言も発していないことに気が付き、鼻歌を唄いました。羊文学の曲を終える前に家に帰り着くと、小一時間かけて洗濯物を干し、漸く眠りにつきました。
続きはこちらから(東京大学ア式蹴球部ブログへ移動します)
東京大学ア式蹴球部公式HP
HP担当者より一言!
「実は東大ア式蹴球部は他大学生もマネージャーやテクニカルサポートになれます!お気軽にお問合せください。」
最後に
ジュニアサッカーNEWSでは、メディアパートナーとして寄稿してくださる大学サッカー部様を募集しています。
下記のアドレスに「大学サッカー部寄稿について」と題名をつけてご連絡ください。
ご連絡先:[email protected]
コメント欄