こちらの記事はジュニアサッカーNEWSメディアパートナー 東京大学ア式蹴球部 様よりご寄稿いただきました。
大学サッカー部の活動、大学生のサッカーへの想い、高校時代のサッカーと勉強の両立についてなど、中学生高校生・保護者の皆さんのお役に立てばと思います。
(参照元:feelings 東京大学ア式蹴球部ブログ)
寄稿者
兒玉寛俊(4年/GK/日比谷高校)
「辞めたい。」 何度この言葉を口にしただろうか。試合があった日の夜、メンバー発表の後、ことあるごとにこの言葉が僕の中で発せられた。サッカーがその時の自分の生き甲斐である以上、そこに活路が見出されないなら生きていることにも価値を感じられなかった。練習に身が入らない日が毎日であった。メンタル不調で実験に参加できず、研究室のメンバーにも迷惑をかけたこともあった。試合があるたびに悔し涙が止まらなかった。友達には伝えないようにしていたが、辞めたいという感情を抑えきれなかったことも多々あった。練習後一緒に飯に行って語り合えた鹿島田や植田には感謝しています。鹿島田は怪我で調子が出ず、苦しい最終学年だったと思うけれど、ピッチ上だけでなく画像班でも一緒に活動できて楽しかったです。植田は同じ途中入部で、共にいろんな不安を抱えていたけど、特に育成でやっていた時は励ましあって成長できたように思います。公式戦で活躍する夢を語りあう時間は楽しかったです。最終節、一緒にベンチに入れてよかったです。
1年目 高校ではまあまあ評価されていた分、自分の下手さには正直驚いた。周りからも相当馬鹿にされた。でも絶対的な、根拠のない自信があった。自分にならできるという。試合に出ているのがレイソルユース出身の染谷さんであろうと、自分がスタメンを奪って活躍しているイメージができた。変な入部をしたので、10月からア式生活がスタートした。国公立大会の横国戦でメンタルがやられたこともあったが、自信を胸に突き進んだ。
2年目 下手なのにも関わらずプライドは高かった。OBコーチの新屋さん、島田さんからのアドバイスに聞く耳を立てず、自分のやり方を貫いた。毎日黙々と自主練を繰り返した。でも驚くほど成長した。セービングで届く範囲が広がり、自信が増し、プレーがみるみる良くなった。
2021/9/12 山学戦 大学サッカーで一番印象に残っている試合。サブだったが、前半で8失点を喫し、チームの状況は最悪だった。後半から出番が来た。状況が状況なのと、イメージは完璧だったので緊張はしなかった。その試合MVPに選ばれたのを覚えている。
その後3試合に先発出場した。相変わらずチーム状況は最悪だったが、自分のプレーにはかなり満足していた。自信は飛躍的に大きくなり、1部でも渡り合えるのではと錯覚した。
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最後に
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