どんなチームでも、最初は保護者会がないところからスタートですよね!お子さんが所属しているチームの保護者会はいかがでしたか?もう既に保護者会があったという方もいらっしゃると思いますが、これから作ろうとしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、「保護者会がないチームで、のちのち面倒くさくならないように保護者グループを作りたいが、どうすればよいのかわからない。」というお悩みです。
「ジュニアサッカーNEWS」読者より寄せられた「お悩み」に、グリーンカードのライターたちがお答えする特集の第9弾、「保護者会がないチームで保護者グループを作る良い方法 編」をお送りしたいと思います。
弊社に在籍しているライターたちが、毎回さまざまな視点から、それぞれの切り口でお答えする11回のシリーズです。
みなさんが抱える、さまざまなお悩みに対する解決の糸口をみつけることができたら幸いです。
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こんな時どうする?
Q、チームには保護者会がありません。保護者グループを作りたいのですが、代表して作ると後々面倒いことになりそうで作ることができません。何か保護者のグループを作るいい方法ありませんか?
現状、保護者会が無くてもチームが円滑に運用されているのであれば、別に無くてもいいのではないでしょうか。
保護者グループを作りたい確固たる理由があるのであれば、「自分が保護者を代表する!」という覚悟を持って作るべきです。
まず、保護者会に何を求めるかではないでしょうか。
保護者全員に声をかけて、後々続くようにグループを作るのなら面倒ごとも増えそうですが、顔見知りの方で小さくまとまるだけなら、気軽に盛り上がれそうですよね。
本格的に保護者会を作ってみんなで交流したいというのなら、チームの代表の方や監督に相談してみてもいいのではないでしょうか。
保護者は、基本子どもがチームを卒業・卒団すればどうしてもチームとの関わりが薄くなります。ですが、せっかく子どもを通して知り合えた応援仲間との出会いは、しっかり繋げていきたいですよね。
ー全員が一回で見れるような連絡をするのに必要ということであれば、誰か保護者がグループを作るよりも、その学年の担当コーチに作ってもらって、保護者が入る形にするのが一番波風が立たないし、トークの内容も「コーチが入っている」ということで節度あるものになっていました。
保護者会がなくても、LINEなどでお互い連絡を取ることができるツールがあると情報共有はできるので便利です。
保護者会がないチームにいた時には、年度ごとにグループLINEを作っていました。誰でも気兼ねなく、自由に連絡やコメントを入れることができるようにし、特にもめ事もなくうまくいっていました。
グループLINEを作ったからと言って、のちのち代表を引き受けることもなく、和気あいあいとみんなで仲良く過ごしましたよ。
まず、仲の良い保護者さんに相談して、小さいグループを作り、手分けして全員と徐々に繋がっていくという方法が良いのではないでしょうか。
ひとりでやろうとせず、3,4人くらいで相談してグループが全体に広がる、という形にすれば、そのうち後から入ったお世話好きな方が自然と取り仕切るようになっていきます。
うちの子がお世話になったチームがそうでした。
それは間違いなくめんどうくさくなりそうですね。
始めるのはめんどうではないと思うのですが、あとから残された人々が「継続させる」ことが大変です。
一度先輩たちが始めたものを「辞める」のはもっともっともっと大変なのです…
少しの人数から始めて、「この代限り」として徐々に大きくしていくのがいいのではないでしょうか。
何にせよ、「この代限り」のゆるいスタンスでやることをおすすめします。良いものだったら残るでしょうし、後の人が「やっぱりちょっと違うな」と思ったときにすぐ辞められるようにしておくのが良いと思います。
少人数から、年度限りで、コーチにも入ってもらう
ライターたちのアドバイスは、さまざまでしたね。
その中で、一番現実的で自然に保護者グループが作れそうだと感じたのは、一人でやろうとせず仲の良い保護者に相談して、小さいグループからスタートして徐々に全体に広がっていく方法でしたが、みなさんはいかがでしたか?
いきなり大人数をまとめようとすると大変そうだな…と想像してしまいますよね。一番取り掛かり安い方法でやってみると意外に簡単に保護者グループを作ることができるかもしれません。
また、顔見知りの保護者で小さくまとめて気軽に盛り上がりたいだけなのか、全体に声をかけて長く続くグループを作りたいのか、保護者グループに何を求めるかで作り方も変わってくるというのも納得のアドバイスですね。
本格的に保護者会を作り、チーム全体で交流したいのであれば、チームの代表の方や監督に相談して入っていただくと、トークの内容も「コーチが入っている」ということで節度あるものになりそうですね。
連絡をするのにグループが必要ということであれば、なおさら、保護者がグループを作るよりも、その学年の担当コーチに作ってもらい、保護者は後から入る形にするのが一番波風が立たないというのも、なるほどと思いました。
「この代限り」という方法で年度ごとにグループLINEを作るのも、後輩の保護者に「継続させるという負担を残さない」という意味では、必要なことなのかもしれませんね。
現状、保護者会がなくてもチームが円滑ならば、作る必要がないかもしれません。もし、保護者グループを作りたいという気持ちが強いのであれば、チームのため、子どもたちのために「自分が保護者を代表する!」という覚悟を持って思い切って保護者会を立ち上げることは素晴らしいことではないでしょうか。
チームを卒業・卒団すればチームとの関わりが薄くなります。チームに在籍している間は、子どもを通して知り合うことができた仲間との出会いに感謝にし、保護者同士もしっかり繋がって、子どもたちの最高の応援団になることは大切なことではないかと思います。
今後も、さまざまなお悩みにお答えしていきたいと思います!
読者のみなさんの感じ方が違うように、ライターの感じ方も十人十色。それぞれのライターの経験談や感じていることが、みなさんの心に響き「うんうん、すごく共感できる!」、「なるほど!そう考えれば気持ちが楽になるのか!」、「これは自分とはちょっと違う、自分はこうしよう!」など、お悩みの解決に繋がるヒントとなり、参考になれば嬉しいです。
答えてくれた6人のライター紹介
Crane
びわ湖のほとりの住人でしたが現在は関東在住。
サッカー保護者歴は丸12年。子供は2人で下の子は現在もサッカーを続けています。
どんな試合でも、その一戦を迎えるまでにどれほどの努力があったのか。そしてそこに、どれほどの方の支えがあったのか。頑張っている選手達、それを支える保護者、指導者の皆様が持つ数多のドラマに想像を張り巡らせてはリスペクトが泉のように湧き上がる日々。
涙腺も年々緩くなり、留まることを知りません。
mar
福岡在住。自身もサッカー少年の母でサッカー保護者歴8年。
息子1名。(高校生,街クラブ所属)
保護者目線で「保護者が知りたい情報」を迅速にお届けするため、日々奮闘中。
いろいろな方の貴重なお話を直接聞けるこのお仕事にわくわくさせてもらっている毎日です。できるようになりたいこと、勉強したいことが山のようにあります。一つずつチャレンジしていきたいと思います。
hiro
大阪在住。息子が年長からサッカーを習っておりサッカー保護者歴10年。
子供は、娘(大学3)と息子(中3)の2人。
娘の時から、PTAの役などコツコツとこなしているので、気の合う保護者がいればラッキーぐらいの気持ち。
保護者の付き合い方は割り切りが大事だと思っている。
高嶋
福井出身、福岡経由でUターン。
現在、社会人フットサルで活動しています。
保育士の仕事をしていたので、子供たちとどのように関わるべきか、今この子に必要なものは何か、ということを常に考えていました。
保護者から色々な相談を受けることもありましたが、そのたびに、皆もっとシンプルに子供と向き合えばいいのになーと思っていました。
サッカーは頭も体もフルに使うので、子供の成長発達という面からも大変効果があると考えています。
ジュニアサッカーNEWSでの仕事を通して、日本のサッカーの裾野を広げていきたいです。
水下
群馬県出身、東京都在住。サッカー保護者歴14年。
3人(男子1人女子2人)の子どもの母。長男は5歳からサッカーをしていて、高校サッカーを卒業して現在GKコーチ。
今年弊社が配信したハトマークはブロックの予選リーグ勝ち星なしで敗退でしたが、思い出の大会でもあります。あの時、ちゃんと試合できるたくさんのチームの中で「ゴールはどっち!?」ってコーチが悲痛に叫んでいたなあ、と…
お子さんのサッカーがもたらしてくれるたくさんの出会いと悲喜こもごもを、みなさんも楽しんでくださいますように。
choco
宮崎出身、熊本在住。サッカー保護者歴20年。
社会人の長男、浪人生の次男、高校1年生の三男ともに3歳からサッカーを始めたサッカー少年たちの母。
サッカーとは「人間性を育ててくれるもの」と、特に子どもたちの心の成長を楽しみにサッカーと関わってきたので、いまだにサッカーが好きで続けている三兄弟の姿は嬉しいです。
三男は無名の小さなチームから強豪校へ進学しました。子どもたちがサッカーを愛して止まないことや三男が強豪校で頑張ってくれていることは、三兄弟の中学時代の監督が「育成を軸に導いてくださったこと」、「子どもの力を引き出してくださる高い指導力」、そして何より「サッカーが好きだという気持ちを育ててくださった」おかげと心から感謝しています。
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